小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
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ソーシャル・ネットワーク

2011-01-23 | サ行の映画

The Social Network(2010/アメリカ)【劇場公開】
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド/ジャスティン・ティンバーレイク/ブレンダ・ソング

天才 裏切者 危ない奴 億万長者

世界最大のSNSサイト「フェイスブック」の誕生をめぐる人間ドラマ。
映画を見る前に「フェイスブック」のことを調べたつもりが、IT用語が弾丸のように出てくるし、早口の台詞が多くて途中眠くなってしまった・・・。
それでも飽きずに見れました。


2003年、ハーバード大学に通うマーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルドとともに学内SNSを開発する。やがてこのSNSは巨大サイトへと急成長する。


主人公マークは、天才すぎて正直よくわかんない人。顔がよくみえない。
IQはものすごく高いけど「フェイスブック」立ち上げも彼女にフラレたことが発端だし、大学サイトのパクリでもあって浅はか。それをビジネスにつなげる発想と抜群の行動力が人と違うところ。アメリカのエリートは他国とそこがちがう。
マークはまわりに何もいわせないカリスマがある。
気が付いた時には事が運んでいて、なんでもスピーディな人。それが成功の秘密かも。
印象的だった人物がNapsterのショーン。起業家としての心意気、嗅覚も鋭どくてカッコいい。ガンガンひびくクラブでのやりとりもリアル。演じてるのがジャスティン・ティンバーレイクだからかな。笑
マークや権利に振り回されるエドゥアルドは可哀想にみえた。凡人で一番自分が共感できた人物かもしれないな。


オタクでも能力とアイデアがあれば、億万長者になれる。
でも訴訟されたり、友達を失ったり、代償もある。
仲間からの裏切り→裁判って成功者にはたまにある話。必ず敵がいるということ。
マークがめざすネットでの友達づくりは、これから進化していくんでしょうか。
光と影は一生つきまとうのかもしれない。

登場人物はみな実在で存命中、こんな映画つくちゃっていいのかと思うけど、宣伝にもなったんだろうな。
ウィンクルボス兄弟が気になってしまって、CG合成してるようだけど二人並ぶと威圧感がある。俳優さんはいい声してる。
マーク役のジェシー・アイゼンバーグはハマリ役でした。
今度吹き替えで見てみたいです。もっと予習していくべきでした。。

★★★★(5段階☆は0.5)

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フローズン

2011-01-21 | ハ行の映画

FROZEN(2009/アメリカ)【DVD】
監督:アダム・グリーン
出演:ケヴィン・ゼガーズ/ショーン・アシュモア/エマ・ベル

もうスキー場には、行けない!

もしも、スキー場のリフトに取り残されてしまったら?
恐怖のシチュエーション・スリラー。


男女3人がスキー場のリフトに取り残されてしまう。
誰もいない。リフトが動くのは1週間後。マイナス20℃、地上15メートル、食糧もなし。
さてあなたならどーする!!
いや~なかなかの力作ではないでしょうか。身も心も凍る映画です。。。。

自分もスキーの経験があって、早朝、山の頂上までリフトでいったことありますが、昼間とちがってめちゃくちゃ寒い。空中は風が直接当たるし、氷のかけらで顔がイタイ!
昼間はともかく夜間リフトに取り残されたら、凍死も覚悟しないと。。
野郎二人とその恋人が業務時間も過ぎてるのに無理矢理リフトに乗ったのが運のつき。
3人が冗談いいあって恐怖を紛らわせてるのが逆に虚しくなる。
足が地についてないのは不安倍増するし、女性はトイレにいけないのが辛いね。
飛び下りるか、それとも待つか・・・誰もこんなところで死にたくないですよ。


痛いシーンもあったり、結構グロいので、要注意・・
意外な外敵がいたというのがオチですが、悲惨ですなあ。
女優さん、熱演してます。
つっこみどころもありますが、見応えありました。

★★★★(5段階☆は0.5)

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glee/グリー 踊る♪合唱部!? vol.1

2011-01-14 | 海外TVドラマ

glee(2009/アメリカ)【DVD】
製作総指揮:ライアン・マーフィー
出演:マシュー・モリソン/コーリー・モンテース/リー・ミッシェル/ジェーン・リンチ/ジェイマ・メイズ/ディアナ・アグロン

出会ったのは、かけがえのない仲間。
そして、本当の自分――。


■第1話「新生グリー誕生」(原題:Pilot)
■第2話「ディスコミュージックはお好き?」(原題:Showmance)
■第3話「彼らの名はアカフェラス」(原題:Acafellas)
■第4話「カートの告白」(原題:Preggers)


全米で話題沸騰!2010年ゴールデングローブ賞作品賞を受賞、エミー賞では20部門にノミネートされたほか、数々のアワードを受賞した超人気TVドラマが日本上陸。
久々ハマりそうな海外ドラマ。
Glee(グリー)とは、"歓喜"や"愉快"、また合唱の意味でもあって、このドラマでは歌って踊る楽しいクラブ。
廃部寸前となっていたマッキンリー高校のグリークラブ。かつての栄光をもたらすべく熱血教師のウィルがグリー部を立ち上げる。募集してきたのはいじめられっ子、さえない子たち。彼らが全国大会優勝に向けて練習に励み成長していく物語。


きついジョークもちらほら。問題提起をあっけらかんと話題にしてるとこころも共感できる要因なんだろうな。
劇中に流れる新旧ヒット曲のパフォーマンスも最高で、トップアーティストたちが自分の曲をドラマで使って欲しいと申し出るくらい注目のドラマ。
キャラクターがみなはじけていて、話もおもしろい。ブロードウェイ出身の俳優たちも出演してるのも納得の出来。次が観たくなります。

glee「Don't Stop Believin」



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アンストッパブル

2011-01-08 | ア行の映画

Unstoppable(2010/アメリカ)【劇場公開】
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン

生きて帰れたら、いいたいことがあるんだ。

通算5回目となるトニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンのコラボレーション。
2001年5月にオハイオ州で発生した貨物列車暴走事故をもとに制作されたアクション大作。
手に汗握るって、こういう映画のことですね。
はじめから終わりまで、ドキドキしながら見てました。


アメリカ・ペンシルベニア州で停車中の無人の貨物列車が、整備士の人為的ミスで暴走。
二人の鉄道員が列車を止めるために奮闘する物語。
実際にあった話というのが恐ろしい・・・


人間模様もあるけれど、一番は列車の暴走シーンに尽きますね。
暴走列車は時速100キロ以上、危険な薬物を大量に積載した列車は走る凶器。
車をけちらかし、脱線器も役立たず、まるでバケモノ。スピルバーグの「激突」みたい。
ベテラン機関士と新人車掌の乗った列車が暴走列車と連結、ブレーキをかけるがオーバーヒート、ひ~!
魔のカーブがあるわ、スリルの連続。車で追いついたおっちゃん、good job! 笑
CGでは表現できない迫力。見せ方がうまくて、見入ってしまいますね。

デンゼル・ワシントンの渋い演技がいい。大音響の音楽もよかった。
ノンストップで中だるみなく楽しめました。映画館でみるべき映画ですね。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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バーレスク

2011-01-04 | ハ行の映画

Burlesque(2010/アメリカ)【劇場公開】
監督・脚本:スティーブ・アンティン
出演: シェール/クリスティーナ・アギレラ/エリック・デイン/カム・ジガンデイ/ジュリアン・ハフ/アラン・カミング/ピーター・ギャラガー/クリステン・ベル/スタンリー・トゥッチ

この声で、夢への扉を開けてみせる。

アメリカのトップアーティスト、クリスティーナ・アギレラ主演のエンタテインメント・ミュージカル・ドラマ。
歌手になる夢をかなえるため、田舎町から単身ロサンゼルスへやってきたヒロインのサクセスストーリー。


クリスティーナ・アギレラはこの映画がデビュー作。迫力の歌唱力に圧倒されるし、演技も無難にこなしてますね。
小柄な人なのにステージにあがると大きくみえるから不思議。
役柄的に一見ケバいけど、芯のしっかりした女の子も好感もてます。
全編、ショーが素晴らしく、アギレラがはじめて歌うシーンはブラボー!と思わず拍手しそうになるね。クラシカルな衣装もいいです。


オーナー役のシェールは「BELIEVE」の頃とあまり変わってない?^^; あいかわらず歌声はすてきで、60代にはとてもみえないっ!
脇をかためる出演者もよくて、スタンリー・トゥッチはプラダに続いて女性の世界がよく似合いますね~。


「ムーラン・ルージュ」を彷佛とさせて、歌の中にニコール・キッドマンも歌ってた曲もありましたね。そういえばアギレラは「ムーラン・ルージュ」の主題歌も歌ってたな。
「THIS IS IT」に出演したダンサーも映画に出てます。
華麗なステージパフォーマンスが楽しめる映画。歌とダンスがお好きな方は是非!
「EXPRESS」という曲、いいな~

★★★★(5段階☆は0.5)

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トロン:レガシー IMAX 3D【吹替版】

2011-01-03 | タ行の映画

Tron: Legacy(2010/アメリカ)【劇場鑑賞】
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ギャレット・ヘドランド/ジェフ・ブリッジス/オリヴィア・ワイルド/マイケル・シーン/ボー・ガレット/ブルース・ボックスライトナー

20年前に失踪した父を探して、
美しく危険なコンピューターの世界へ。


1982年作のSFアドベンチャー「トロン」の3D版続編。
合わない人は、まったく合わない映画ではないかな。CG嫌いな人は特に・・
IMAXで見ましたが、スタイリッシュな映像はやっぱきれいで迫力あり。2Dから3Dに切り替わるんだけど、今回は3Dの奥行き感をあまり感じなかったような・・見慣れてくると感じなくなるんだろうか?
予告編の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」のほうが浮き上がっていて3Dっぽかったかな。


20年前にこつ然と姿を消した父親からのメッセージに導かれ、コンピューターの世界に入り込んでしまった青年サムが、未知の敵と戦う物語。
仮想空間の映像はよく描かれていても、前作みてないせいか、イマイチわからないところがあって消化不良。。
ゲーム感覚でみると楽しいだろうけど、無機質なコンピューターの世界が背景なせいか、単調で飽きてしまう。
2Dの現実世界は良かったんだけどな。


禅、囲碁など、ところどころに日本風味があって、「ブレードランナー」、マイケル・ジャクソンの「スクリーム」を思い浮かべた。バトルシーンは「SW」みたい。
ジェフ・ブリッジスの若い姿はみなCGは、まったく違和感ない。
全体に期待した分、もの足らなく残念でした。

★★★(5段階☆は0.5)

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シスタースマイル ドミニクの歌

2011-01-02 | サ行の映画

Soeur Sourire(2009/フランス=ベルギー)【DVD】
監督:ステイン・コニンクス
出演:セシル・ド・フランス/サンドリーヌ・ブランク/マリー・クレメール/ヤン・デクレール/ジョー・デスール

今も耳に残るあの歌声、あのメロディ
名曲「ドミニク」に秘められた感動の実話


1960年代、全米ビルボード1位の世界的大ヒット曲、実在の人物シスタースマイル=ジャニーヌ・デッケルスの知られざる壮絶な人生。
「ドミニク、ニク、ニク・・」どこかで聞いたことあるフレーズ。
ベルギーの修道女が歌っていたのですね。


レコード売上は世界で300万枚のセールスを記録!名曲を歌ったジャニーヌ・デッケルスとはどんな女性なのか?
正直いうと、彼女には共感できないです。
母親との仲が悪いがために修道院に入る。
歌をつくり一躍スターになるが、コンサートをしたいがために修道院を去る。
そして後ろ楯がなくなり人気は下降。
自由な生き方をしたいのはわかるけど、夢見がちな彼女はわがまま、思い通りにならないとすぐ逃げる。
快活で楽天家にしては芯が弱いというか・・刹那的ともいうべきか。
世の中そんなに甘くない。
それにしても一時プレスリー、ビートルズも超えたって凄いこと。
一発屋ゆえの運命ともいえるでしょうね。


悲劇をたどることになるんだけど、レコードの売り上げはみな教会の寄付になり、逆に巨額な税金が彼女にのしかかったことが不幸でした。
多少脚色はあるかもしれないけど、ヒット曲の影に波瀾万丈な人生をおくった女性の物語があったことを知ることだけでも価値がある。


主演のセシル・ド・フランスはクリント・イーストウッド監督作品への出演も決まっているそう。ショートカットがよく似合う。
だれることなく観れたのは、彼女の存在感が大きかったこともありますね。
当時の衣装はかわいいです。

★★★☆(5段階☆は0.5)

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