小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
コメント、TB大歓迎です!

ニア・ダーク 月夜の出来事

2011-05-02 | ナ行の映画

Near Dark(1987/アメリカ)【DVD】
監督:キャスリン・ビグロー
出演:エイドリアン・パスダー/ジェニー・ライト/ランス・ヘンリクセン/ビル・パクストン/ジャネット・ゴールドスタイン

「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督の単独デビュー作。
DVDのジャケットはグロいですが、独特な雰囲気の西部劇風ヴァンパイア映画。


ある月夜の晩、青年ケイレブは通りで見かけたメイと名乗る美少女と出会う。
夜明け前に帰ろうと急ぐ彼女を止めようとしたとたん、首を噛まれてしまう。
気分が悪くなったケイリブは、キャンピングカーに乗った集団に拉致される。
彼等の正体はヴァンパイアだった・・・。


舞台はテキサス。カウボーイがナンパしようとしたジーンズ姿の可憐な美女はヴァンパイア集団の一員だったのだ。
集団で生きるアウトローなヴァンパイアたちは車を乗り換えながら、人間を殺し生き延びる。
一般的なヴァンパイアと同じく太陽の光をあびると燃えてしまうから夜間に行動。
人間の襲い方は少々荒っぽい。生きていくにはチームワークがよくないといけないんだよね。


ヴァイオレンス描写満載で酒場の殺戮シーン、トレーラーが燃えながら爆発するシーンは迫力。
光を永久にみることができない彼等の悲痛さもつたわってくる。
「エイリアン2」の出演者が3人でていて、ビグロー監督の元夫のキャメロン監督つながり?
輸血は都合が良すぎるかな・・・
それでも見応えありました。

★★★★(5段階☆は0.5)

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ナイト&デイ

2010-10-11 | ナ行の映画

KNIGHT AND DAY(2010/アメリカ)【劇場公開】
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ/キャメロン・ディアス/マーク・ブルカス/マギー・グレイス

ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。

「バニラ・スカイ」以来のトム・クルーズとキャメロン・ディアスが再共演のアクション・エンターテインメント。監督は「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。


ヒロインがひょんなことからスパイの男と出逢い、巻き込まれるストーリー。スパイアクションというよりもラブコメかな。
平凡な生活をおくっていた女性の前に、突如現れたミステリアスな男性。
これはチャンス!と飛行機のトイレの中で身だしなみを整えるキャメロン・ディアスが笑えるしカワイイ。
安全安心な男(消防士の彼)より超危険な男に結局惹かれてしまうんだよな。


展開では肝心なところで薬で眠らされ、状況が一変するというのもポイント。
世界各地にロケしてめまぐるしい。
派手なアクションはあっても、スパイものとしてはゆるくてシリアスさを期待するとダメだね。
スイートでカッコいいトム&キュートなキャメロンの持ち味が十分に生かされていて、相性もよく二人の存在感は大きかった。
前半のバンバン殺しまくるトムはいい。
キャメロンは顔がアップになると年とったなと思うけど、ナチュラルで相変わらずスタイルはいいね。
音楽もいいし、ライトな娯楽作を楽しめました。

★★★★(5段階☆は0.5)

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NINE

2010-09-17 | ナ行の映画

NINE(2009/アメリカ・イタリア)【Blu-ray】
監督:ロブ・マーシャル
出演;ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/ジュディ・デンチ/ニコール・キッドマン/ケイト・ハドソン/ソフィア・ローレン/ステイシー・ファーガソン

世界は、男と女と愛でできている。

フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」のミュージカル版「NINE」を『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がオールスター・キャストで映画化。


もとはフェデリコ・フェリーニ監督の映画ということで、背景にとまどったし、ドラマとミュージカルのつなぎが悪いのかイマイチ入り込めなかった。
豪華キャストの歌とダンスは見応えあって楽しかったんだけど。
スランプに陥った映画監督のお話で、女性に幻想を抱いてるというか、自分が窮地に追い込まれると女性を頼っちゃう男なのね。でも女を泣かしちゃダメだよね・・・話に共感できなかったな。


レンタルのブルーレイでみたんですが、特典映像は見応えあります!
主人公を演じたダニエル・デイ=ルイスを女優さんらが大絶賛。あのソフィア・ローレンが彼は役になりきっていて恐いといってたほど。ダニエルは運動神経もよくて、懸垂、危ない場面もみな自分でこなしたそう。
ダニエル・デイ=ルイスってソフトな声してますね。


ケイト・ハドソンがここまで歌とダンスをこなせるとはびっくり。猛特訓したそうで歌詞が速いので大変だったとか、ダンスの楽しさをはじめて知ったとか、裏話はおもしろいです。ファーギーはパワフルな歌いっぷりはサスガでした。タンバリンを使った群舞もお見事!
ロブ・マーシャル監督って元ダンサーなのね(知らなかったなー)

Kate Hudson - Cinema Italiano



★★★☆(5段階☆は0.5)

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のだめカンタービレ 最終楽章 前編

2009-12-22 | ナ行の映画

(2009/日本)【劇場公開】
監督:武内英樹
出演:上野樹里/玉木宏/瑛太/水川あさみ/小出恵介/ウエンツ瑛士/ベッキー/山口紗弥加/山田優

待ってくださいね先輩。
今すぐ追いつきますから。


二ノ宮知子の同名ベストセラーコミックをテレビドラマ化し高視聴率を記録した「のだめカンタービレ」の映画版の前編。
マンガは少し、ドラマもはじめだけみたきりですが、ヨーロッパロケ、映画ならではのスケールにコミックとクラシック音楽の世界がピタリハマった感じ。


ユニークな個性の天才ピアニスト=のだめ、オレ様の若きエリート指揮者=千秋。
のだめほかキャラクターたちは笑えるし、音楽ネタも織り込みながら肩の力を抜いて観られます。ノリについていけない方もいるだろうけど、このノリがこの物語の持ち味。


オーケストラの演奏シーンはすばらしかった。
千秋が指揮するチャイコフスキーの「1812年」は感動。千秋を演じる玉木宏は指揮者そのものにみえた。
バッハのピアノ協奏曲を引き振りをする千秋。千秋に追い付きたいがために頑張ってきたのだめの驚きと悔しさ。後半は真面目モードでした。


オーケストラは調和、音楽は宇宙の広がり・・・
クラシックもたまにはいいですね。
外国人はみな吹き替えで、はじめは変に思うけど慣れてしまうとどうでもよくなる。笑
4月の後編が楽しみです!

★★★★(5段階☆は0.5)

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2012

2009-11-22 | ナ行の映画

2012(2009/アメリカ)【劇場公開】
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック/キウェテル・イジョフォー/アマンダ・ピート/オリバー・プラット/タンディ・ニュートン/ダニー・グローバー/ウッディ・ハレルソン

2012年12月21日
マヤの予言通り、世界は変わるー。


「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が手がけるディザスター・ムービー。
古代マヤ文明の暦が終わる日、2012年12月23日に人類は滅亡してしまうのか?
スペクタクル映像は文句なし。劇場でみないと意味ないね。


マヤ暦による2012年終末説を題材ということだけど、マヤは関係なかったような。。
地球滅亡が訪れることを知った主人公ジャクソンは、別れた妻と子供を守るため逃げようとするが、一家を追うように大地震、大津波、大噴火がかれらを襲う・・


地球の核が溶け出し、マグニチュード10の地震が起き、地割れができ建物と人をのみこんでいく。家族たちは飛行機で逃げるんですが、普通なら死んでます^^;
それでも、CG描写は精密、迫力満点で自分が体感してる気分。
崩壊ものでは、今まで見た中では一番かも。
地震の次は大噴火。核爆弾みたいな映像で唖然!


各国政府は密かに選ばれし者だけが乗れるノアの方舟というべき巨大な船を用意していた。金もない地位のない人は乗れない。
大津波がヒマラヤ山脈まで流れ込むとはびっくり。
人類を救うのは金や名誉は関係ない。人の真心だよね。死ななくてもいい人が亡くなってかわいそうでした・・・

ダニー・グローヴァーを久々みたんだけど、若いですねえ。
終盤、隣に座った女性が大泣きしてたのが不思議でした^^;
確かに息子は勇敢だったよなー。
ま、つっこみどころ満載、こんなもんかなあ。
あれほどの津波だと日本は簡単に水没しちゃうね、、、

★★★☆(5段階☆は0.5)

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ノーカントリー

2008-08-25 | ナ行の映画

No Country for Old Men (2007/アメリカ)【DVD】
監督: ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演: トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン/ウディ・ハレルソン/ケリー・マクドナルド

純粋な悪にのみこまれる

本年度アカデミー賞最多4部門(作品賞・監督賞・助演男優賞<ハビエル・バルデム>・脚色賞)受賞。
オカッパ殺し屋のハビエル・バルデムが強烈すぎる!!
暴力に満ちたサスペンススリラー。

story
狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シュガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが……。



スティーブン・キングの小説のような恐さ。
と思ったら、キングが2007年に選んだ映画ベスト10の1位がこの映画。

200万ドルの大金を手にした男、追う殺し屋、そして保安官の3人が主な登場人物。
ベトナム帰りで職がない男が、思わぬ手にした大金で殺し屋に狙われる。とんでもないはめに陥るんだけど、殺し屋と対等に張り合うシーンはドキドキさせられる。


非情な殺し屋シガーが得体がしれなくて、なんとも不気味!
ダークナイトのジョーカーみたいに筋が通らない悪党なんだよね。こいつに狙われたら、100%命はない!必殺技がボンベというのが斬新な手口。真似する人でてこないんだろうか。。
オカッパがインパクトあって、夢にでてきちゃったよ~汗
恐いけど、どこか滑稽にみえて浮きまくってるところが普通の殺し屋とちがう。
このへんが監督さんのセンスかしら。


本題は、ラストの保安官の台詞なんだろうけど、わかりづらかった。
逃げる男と追う男に目がいきますが、保安官が渋い顔で二人を遠くから見ているような印象でしたね。
シガーの恐さに震え上がる映画でした。

ジョシュ・ブローリンらキャストもよくて、シガーを演じたハビエル・バルデムは納得のオスカー受賞でしょう。
↓オカッパじゃないと、色男だと思うけど^^;


トミー・リー・ジョーンズは保安官役がほんとに似合います。

★★★★(5段階☆は0.5)

「ノーカントリー」公式サイト

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野良犬たちの掟

2008-07-21 | ナ行の映画

ROMANZO CRIMINALE(2005/イタリア=フランス=イギリス)【DVDリリース2008/7/9】
監督:ミケーレ・プラチド
出演:ステファノ・アコルシ/キム・ロッシ=スチュアート/アンナ・ムグラリス /クラウディオ・サンタマリア

友だけは裏切らない

イタリアのアカデミー賞と称されるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で8部門を受賞した実録ギャングアクション。
好きなマフィア=ギャングもの、イタリア美形俳優キム・ロッシ=スチュアート出演(またも不純^^;)ということで観ました。

story
幼い頃からいつも一緒だったレバノン、ダンディ、フレッドの3人。悪事に手を染めた彼らは、やがてローマ・マフィアの手先となり、競い合うように裏社会の頂点へと上り詰めていく。血と嘘にまみれ、実利と友情の狭間で揺れながら、やっとのことで儚い夢を掴んで行く3人。だが、時代はそれを容赦なく握り潰していく……。



ハリウッド映画でいうと、「スカーフェイス」を思い出しますが、あそこまで血なまぐさくなく庶民的なギャング映画という感じかな。
幼い頃から愛称で呼び合う一緒に過ごしていた仲間が、ギャングごっこではなくて、「もっとでかいことやろうぜ!」ということで、ローママフィアの手先となる。
マフィアのボスを倒し、頂点へとのしあがっていきますが、ギャングの世界はそう甘くない。
“野良犬の掟”があっても、仲間の裏切りなどすこしずつ歯車が狂っていく。


実際にあった話を題材にしているので、途中ニュース映像がはいるなどドキュメンタリータッチ。
2時間半の大作でだれる部分があっても、後半はひきこまれておもしろかったですね。
一度、犯罪に手を染めると後は堕ちるだけ・・・
復讐の連鎖が家族、まわりの人間までまきこんでしまう悲劇。
ギャング、警察官を手玉に取る売春婦が一番したたかでしたね。。
キム・ロッシ=スチュアートはラテン系の濃~い男たちの中で、唯一クール。
久々、麗しい姿をみられて満足デシタ!

★★★☆(5段階☆は0.5)

イタリア公式サイト

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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

2008-05-21 | ナ行の映画

THE CHRONICLES OF NARNIA:PRINCE CASPIAN(2008/アメリカ)【劇場公開】
監督: アンドリュー・アダムソン
出演:ジョージー・ヘンリー/ウィリアム・モーズリー/スキャンダー・ケインズ/アナ・ポップルウェル/ベン・バーンズ/リーアム・ニーソン/ピーター・ディンクレイジ

魔法vs人間ーー引き裂かれる心。

大好きなナルニア国物語、第二章を早速観てきました。
1作目よりも大人っぽいつくりになってるかな。
ウーンなところもあるけど、個性的なキャラが増えたことや戦闘シーンに力が入って、2時間30分があっというまで楽しめました。

story
白い魔女に勝利してから1年。現実に戻ったペベンシー4兄妹は、角笛の音に導かれ再びナルニア国へと舞い戻ってきた。しかし、この国の時間ではすでに 1300年が経過しており、平和で美しい魔法の国は暴君ミラースに支配されていた。荒れはてたナルニア国を目にした4兄妹は、この国の王位継承者であるカスピアン王子(ベン・バーンズ)と出会う。



王子の角笛に導かれ、兄弟4人がまたナルニアに召還された。
4人が駅からナルニアにいくシーンはドラマティック。
現実世界では1年しかたってなくとも、ナルニア時間では1300年もたってるとは驚き!
4兄妹が荒れ果てたナルニアの救世主になれるか!ってわけだけど、そこにはカスピアン王子という王位継承者がいた。
もと王だった長男のピーターとカスピアンはライバル心むき出し(にみえた・・・)
モデル系(カ)VSもっさり系(ピー)のイケメン対決でもある。^^;
二人で意地はってても仕方ないので、なんとか結束して人間とナルニアの民の戦いに挑むのだ。


ナルニア存続の危機なので戦闘シーン、特に夜のシーンが多く画面が暗い。
鳥がとびかう場面とか迫力ありました。落とし穴作戦はGood!
前回の癒し系タムナスさんのかわりに、ネズミが楽しませてくれたね。笑


ナルニアの民がどんどん殺されていくのが辛くて、早くアスランきてよー!って思ったら終盤にやっと登場!遅すぎ・・・
アスラン、説教くさい^^;
でもルーシーとアスランの再会シーンは感動的でした。

イケメンカスピアンに目を奪われがちですが(笑)、今回はピーターとスーザンが大活躍しました。
カスピアン役のベン・バーンズは落ち着いてるし品もあったけど、ウィリアム・モーズリーに負けてたな・・・。どうも原作では少年王子なのに青年にしたってことは女性客目当てか!
4人兄弟がぐっと大人ぽくなってました。

このシリーズはお気に入りなので、最後まで見届けたい。
次回作「朝びらき丸 東の海へ」(The Voyage of the Dawn Treader)も楽しみです。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」公式サイト

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NEXT -ネクスト-

2008-04-29 | ナ行の映画

NEXT(2007/アメリカ)【劇場公開】
監督:リー・タマホリ
出演:ニコラス・ケイジ/ジュリアン・ムーア/ジェシカ・ビール/トーマス・クレッチマン/トリー・キトルズ/ピーター・フォーク

たった2分だけの予知能力を持つ男 VS 核爆弾テロ!!

原作は『ブレードランナー』『マイノリティ・リポート』のフィリップ・K・ディックの短編小説「ゴールデン・マン」。
つっこみどころ満載でモヤッとしながらもそれなりに楽しめました。

story
ラスベガスの小さなクラブでマジシャンをしているクリス(ニコラス・ケイジ)は、未来を予知する能力を隠し持っていた。
一方、ロサンゼルスのどこかに核爆弾が仕掛けられ、アメリカ全体が2時間以内に壊滅する危機にさらされる。
FBIのカリー(ジュリアン・ムーア)はクリスに協力を依頼するが、彼が予見できるのは自分の身の回りに起こるほんの2分先の未来で……。



2分先が見える特殊な能力を持つ男という設定はおもしろいです。
2分って短いようでボーッとしてると長い。笑
でもたった2分で、さすがにテロを救えるとは思えず、展開に疑問を持ちながらも、あっと驚くオチに唖然・・・。
反則オチともいえるけど、個人的には嫌いじゃないです。
私の隣に座ってた女の子、「えっ~?!」って声あげてました(笑)
これから観る方は読まない方がいいですよ~。


主人公クリスは2分先をつなげていって何時間も先まで見えてたんだな。
女性との出会い、ニュース映像から透視するシーンはそうとしか思えない。
結局クリスにとって彼女は何の意味があったんだろう?
てっきり超能力者仲間だと思っていた・・
分身シーンはなかなかおもしろかったけど、核弾頭を探すはずなのに途中から人質を救出するはめになって、肝心のことを忘れてますた。。
敵もいるのかいないかと思うほど弱っちかった。
それにしてもクリスはベッドで悶々としてたんだなあ。笑


サスペンスアクション+恋愛ものでデート映画にはもってこいの映画。
「バタフライ・エフェクト」「デ・ジャブ」プラス・・・「プレステージ」か?
ニコラス・ケージは特殊な役柄があってます。
ジュリアン・ムーアは役柄といい、ヘアスタイルといい、「ハンニバル」の捜査官のまんま。(笑
なつかしいコロンボ警部が出演してますよ。
エンドロールも工夫がしてありますが、小手先の映画って印象は残りました。
原作も2分なんですかね?

★★★☆(5段階☆は0.5)

「NEXT -ネクスト-」公式サイト

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2番目のキス

2006-12-11 | ナ行の映画
Fever Pitch(2005/アメリカ)【DVD】

監督:ピーター・ファレリー/ボビー・ファレリー
出演:ドリュー・バリモア/ジミー・ファロン/ジャック・ケーラー

原作はイギリスの作家ニック・ホーンビィの「ぼくのプレミア・ライフ」(コリン・ファース主演で映画にもなっています)。イングランドのサッカークラブチーム、アーセナル狂の話。
ハリウッド版はMLBの熱狂的ファンが多い、名門ボストンレッドソックスに置き換えてます。
最近では松坂投手をポスティングで落札したチームですね。
私の好きな松井秀喜がいるNYヤンキースの永遠のライバルチームです。

ストーリー
ビジネス・コンサルタント会社で働くリンジー(ドリュー・バリモア)と、生徒にバツグンの人気を誇る高校教師ベン(ジミー・ファロン)。
住む世界のまるで違う2人は、ある秋の日に出会う。
リンジーは優しくてユーモアたっぷりの彼に好意を持つが、女友達からは「このトシで独身なんて絶対ヘン!とんでもない秘密があるんじゃない?」と脅される。
それでも彼との交際を始めたリンジーは3月のある日、ついに彼の秘密を知る。
ベンは野球チーム「ボストン・レッドソックス」の熱烈なファンだったのだ!・・・(goo映画)



アメリカでも勝ち組、負け組なんてあるんですねえ。
リンジーは友人の中で、キャリアでは一番の出世頭。
みんなからうらやましがられているが、結婚相手に恵まれないのが悩み。
優しいベンと知り合うが、友人が疑ったとおり、彼は熱狂的なレッドソックスファンで、人生の中で大部分を占めている。
シーズン中の彼とシーズンオフの彼は別人^^;
リンジーは彼にあわせようと、知らない野球の本も読み、仕事をあとまわしにし、彼につきあう。


しかし無理がでてくるのは当然で、試合中にも仕事をする始末・・・↑
徐々に重荷になってくる。

将来、彼と一緒に生きていくことはできる? リンジーは悩む・・・

育った環境、趣味も違う相手。同じ趣味なら盛り上がるのだけど、まあ興味がわかないこともあるわけで、相手に合わせることは努力が必要。
どちらかというと、女性が男性に合わせることが多いんじゃないかなあ?
ほどほどならいいけど、ベンのように極端だとかなり手強い。

歩み寄ろうとして努力しても噛み合ない。
さあ、二人の愛はどうなるか?
これ誰でも経験ありますよ。ベンは野球、リンジーはお仕事にはまる。
どちらかではなくて、お互い思いやる心ですかね。
でも、はまることがあるってことは幸せです。
それが日々の活力になっているからね。


まあラブコメディですので、全体にゆるい作りかな。
ドリュー・バリモアとジミー・ファロンは軽快な演技でした。


やっぱり物語の中のゲームが気になりました(苦笑)。
2004年のシーズンが反映されていて、レッドソックスはワールドチャンピオンになりますが、ヤンキースファンは、何度も言うがおもしろくないですよ~。単純な私(^^)ゞ

レッドソックスファンの李啓充氏のコラム→外野席差別と映画『2番目のキス』の嘘は必見ですよ!

ボストンレッドソックス公式サイト

「2番目のキス」公式サイト

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