追悼 マイケル・ジャクソン【失ったものの大きさ】

誰でも最愛の人、肉親などを失うと喪失感を味わう。
でも芸能人、それも外国人の死にこんなにうちのめされたのはマイケル・ジャクソンがはじめて。。
当たり前のように聞いていたマイケルの音楽。
いつのまにか自分の人生に入り込んでいたんですね。

マイケルのCDを5枚もってるけど、他のもほしくてCDショップいったらどこへいっても品切れ・・・生産が追い付かない状況らしい。
朝の日テレでやっていたマイケルの来日の時（BADツアー）の秘蔵映像にはびっくり。スーパースターなのにサービス精神旺盛だし、日本で事業を立ち上げようとしてたとは・・
亡くなってからマイケルの本当の姿を知る人がたくさんいるんだろうね。

いつも仲良くさせてもらってるロビンさんのブログ（ロビンCHANNEL）で…
ゲームオタでもあるマイケルが登場してるスペースマイケルの記事を紹介してます！
マイケルの声、ヒヒーッも入ってる。固執するところがマイケルらしい。笑
アーティストとしてマルチな才能をもった人だったと改めて思う。
表現者としてのパワーをこれからも発揮してほしかったのに。。

さて最新情報としては、マイケルは強度の鎮痛剤を常用してたらしい。複数の薬も処方してもらってたなど、50才という年齢、激しい運動、強い鎮痛剤が心臓に与えた影響は大きいような・・
そばにいた専属医師は何してたのか。
【補足】
今日の「バンキシャ」でマイケルの歌（morphine）の歌詞に強度の鎮痛剤demerolが出てくることを発見。You Tubeで聞いたら・・・何回も出てくる・・・薬の歌だったのか・・morphineってモルヒネ？　
薬の処方で命を落としたのは、昨年亡くなった俳優のヒース・レジャーも同じだなあ。やりきれないっす。
アメリカのマスコミは真実を伝えてほしいね。
こういう影の話はおいといて、今はマイケルの功績を讃えたいと思う。

偉大なエンターテイナーに対してビヨンセからのコメント。

「これは悲劇的な損失で、最悪の日ね。誰とも比較ができないマイケル・ジャクソンは音楽史上ほかの誰よりも大きなインパクトを与えたわ。
彼はマジックだった。彼は私たちが死ぬ気でなりたい存在だった。彼はこれからも永遠にキング・オブ・ポップであり続けるはず！
人生とは、何回呼吸をするかではなく、何度息をのむほどの瞬間があるかどうかだと思うの。彼のアートを見て、感じて、聴いた人はみんな、この時代に生きていること、マイケルのマジックを経験することができたことを、光栄に思うでしょう。愛しているわ、マイケル」。MTVJAPAN

感動したよ、ビヨンセ！

すばらしいダンスの数々・・R.I.P.マイケル
Michael Jackson Best Dance Moves (R.I.P.)

フォーエバー…マイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソンの訃報は数時間たっても信じられない・・
仕事中もマイケルの華麗なパフォーマンスが頭から離れず、嘘にちがいないと思ってる自分がいた。
兄のジャーメインの「私の弟、キング・オブ・ポップは亡くなりました」にほんとにいなくなったんだと思い、涙が出て仕方なかった。
マイケルが健康に不安をかかえている噂は前からあっても、こんなあっけない幕切れになるとは・・

古くからのファンではないけど、自分が衝撃をうけたのが「BAD」のPV。インパクトのある歌い方、ダイナミックでキレのいいダンス、個性的でこんなにひきつけらたアーティストは生まれてはじめてだった。92年にライブにもいったけど遠く離れすぎて実感がなかったのが悔やまれる。
天性の歌唱力、ダンス、音楽性、そしてカリスマ性などマイケルが音楽業界に与えた影響は多大で、今後彼を超える人はでてこないと思う。
同じ時代に生きられたことに感謝している。
TVの特番で、マイケルの肌の誤報はいい加減やめてほしいよ。

この世からいなくなってもマイケルの音楽は永久に不滅。
マイケルはやっと静かな時間を送ることができるでしょうね。
偉大なアーティスト“KING OF POP” 安らかに・・
たくさんの素晴らしい歌とダンスをありがとう！

↓世界中から御悔やみのコメントが・・
Michael Jackson "Man in the Mirror"

ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー

High School Musical 3（2008/アメリカ）【DVD】
監督: ケニー・オルテガ
出演: ザック・エフロン／ヴァネッサ・ハジェンズ／アシュレイ・ティスデイル／ルーカス・グラビール／コービン・ブルー

この卒業(フィナーレ)が、僕たちのはじまりだ！

全米はじめ世界中で社会現象を巻き起こした大人気ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」の第3弾。1と2にハマって今回の映画版は劇場にいけなかったのでDVDで鑑賞！
これでおしまいなのかと思うと寂しい。でも卒業おめでとう！

2はイマイチ（ダンスと歌はよかったが・・）でしたが、今回は締めにふさわしい出来ではないでしょうか。
高校卒業を前に将来の不安と、進路に悩むトロイやガールフレンドのガブリエラたち。


HSMといえばバスケのダンスにはじまり、トロイとガブリエラのデュエットは、あいかわらずクサイ歌なんだけど（笑）、さわやかな二人だから微笑ましくって・・。
自動車でトロイとチャドが踊る「The Boys Are Back」はかっこいい！！（記事下に映像あり）
ストリートダンス系、途中トロイとチャドの子役に入れ替わったり、タイヤを使ったりの演出いい。
シャーペイのセレブなロッカー、あれほしいな。笑


キャストではトロイ役のザック・エフロンは歌、ダンスが一段と成長した気がする。人柄がパフォーマンスに表れているよ。
ヴァネッサ・ハジェンズは艶っぽくなって、トロイ（ザック）を思うときは目が濡れている。

今までの集大成ともいえる映画版、ラストはなんかこみあげてくるものがあって、ディズニーらしい誠実さ。
ハイレベルな歌とダンスの楽しいミュージカルでした。

話は飛びますが来月からはじまるマイケル・ジャクソンのコンサート、ケニー・オルテガ監督が演出するんだけど、過去のツアーも監督が手掛けていたのね。
2の時のザック・エフロンのソロダンスや、今回のトロイとチャドのダンスもどこかマイコーの振り付けに似てるのは気のせい？

The Boys Are Back - High School Musical 3 (Movie Scene HQ)




★★★★☆（5段階☆は0.5）

公式サイト

ブログ王ランキング

トランスフォーマー/リベンジ

Transformers: Revenge of the Fallen（2009／アメリカ）【先行上映】
監督：マイケル・ベイ
出演：シャイア・ラブーフ／ミーガン・フォックス／ジョシュ・デュアメル／タイリース・ギブソン／ジョン・タトゥーロ／ケビン・ダン／ジュリー・ホワイト／ジョン・ベンジャミン・ヒッキー

新たなトランスフォーム〈変身〉は
リベンジから始まる！

運良く、午前中時間が空いたんで、世界最速先行上映ということで観てきました。（劇場にて認定証をいただき）
2007年に大ヒットを記録したSFアクション大作「トランスフォーマー」の続編。
スタッフ、キャストは再結集。1作目よりパワーアップした映像に尽きますね！

正義のトランスフォーマー“オートボット”と悪の“ディセプティコン”の戦いから2年。
新たな仲間たちも加わったトランスフォーマーたちのリベンジがはじまる・・


まあストーリーははっきりいって、どうでもよし。。
説明する場面が間延びしてるし突っ込みどころも多い。
でもそれをおぎなうアクションシーンが凄まじい！
前回よりトランスフォーマーたちの数が増え、しょぼいのからでかいのまで、60体以上とか・・ごちゃごちゃです。笑
“オートボット”のリーダー、オプティマスの勇姿をゆっくりみれたけど、いや～美しいしかっちょいい♪　声もあいかわらずよいね～
彼は今回窮地に立たされるわけで、人間たちが必死になって助けようとするんです。


笑えてしまうほどトランスフォーマーたちがイキイキしてて、あの機械音が癖になる。トランスフォーマー同士の合体は早すぎて何がどうなってるのかわかんなかったけども。笑
敵のトランスフォーマーたちが凶悪になっていて、タイトルロールにもあるフォールンというやつがボスで、エイリアン+プレデターをマシーン化したみたい。
それにしても実写とCGの境目がわかんない！
森でトランスフォーマーたちが戦う場面とか迫力あって、戦闘シーンはつい手に力が入ってしまう。
俳優の隣にトランスフォーマーがいても違和感ないし、目線とか計算もされてるよね。
サムから“ビー”と呼ばれるバンブルビーは、サムの下僕化しててかわいいなぁ。笑


サム役のシャイア・ラブーフはやっぱ演技うまい。不釣り合いカップルのミーガン・フォックスとも相性もよくなってきた。
下ネタが結構あって終盤の「キン・・」はなんとも、、^^ゞ
ハリウッドらしい大味だけどビジュアルは文句なしですね。
これから鑑賞する方は、すこし前あたりで見上げる感じのほうが臨場感でるかも。

★★★★（5段階☆は0.5）

公式サイト

ブログ王ランキング

この自由な世界で

It's a Free World...（2007／イギリス・イタリア・ドイツ・スペイン）【DVD】
監督：ケン・ローチ
出演：キルストン・ウェアリング／ジュリエット・エリス／レズワフ・ジュリック／ジョー・シフリート／コリン・コフリン、マギー・ハッセー

幸せに、なるために

『麦の穂をゆらす風』でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したイギリスのケン・ローチ監督の最新作。
舞台はロンドン、人材派遣業を立ち上げたシングルマザーの陥った罠とは・・・
ジャケの見た目と雰囲気がちがう内容・・・意外とおもしろい。


派遣会社を突然クビになったシングル・マザーのアンジー。
雇われることに嫌気がさした彼女は、今まで培ったノウハウで友人と移民相手の人材派遣業を立ち上げる。
女性起業家として大型バイクを乗り回す彼女のもとへ、ポーランド、イラン、アフガニスタンなど職のない移民たちが仕事を求めてやってくる。オフィスじゃなくて空き地で斡旋というのが、すでにヤバすぎだけど。。


不法移民の労働斡旋はお金になると聞き、まわりの警告も聞かず危ない仕事に手を染めてしまう。
彼女の行動はどんどんエスカレート、手段を選ばす、汚い行為も平気になってしまう。
移民たちを商品として扱うアンジー。聞き耳を持たない危なっかしい彼女の行動にハラハラ・・・。
まともだった友人が去って行くのも当然だよね。


自由な世界なんだから、何をやってもいいという考えは人を麻痺させる。人間の欲望はキリがないね・・
全編リアル、サスペンスタッチでもあって考えさせられるけど見応え十分な映画でした。

★★★★☆（5段階☆は0.5）

公式サイト

ブログ王ランキング

ザ・ムーン

In the Shadow of the Moon（2007／イギリス）【DVD】
監督：デビッド・シントン
出演：バズ・オルドリン／マイク・コリンズ／アラン・ビーン／ジム・ラベル／エドガー・ミッチェル／デイブ・スコット／ジョン・ヤング／チャーリー・デューク／ハリソン・シュミット／ジーン・サーナン

それは奇跡の“宇宙体験”

アポロ計画８～17号に参加した宇宙飛行士のインタビューとNASAの蔵出し初映像を基にしたドキュメンタリー。
1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸。アームストロング船長によって、月に初めて人類の足跡がしるされた。以降、72年までの間に12人の宇宙飛行士が月に降り立った。


人類史上、12人しかいったことのない月。飛行士達が何を思い、何を感じたか・・・
みなさん70代だと思うけど、思い出を語る目はキラキラ輝いている。


当時の大統領JFKの“月へいかなくてはならないんだ！”という熱のこもった演説が印象的。
SF映画だと簡単に宇宙にいけるわけだけど、実際は超危険なミッション。
アポロというと、実話を基にしたロン・ハワード監督の映画「アポロ13」を真っ先に思い出すんですが、よく地球へ帰還できたと思う。知恵と勇気、仲間への信頼があればこそだね。

荒れ果てた月は、手つかずの砂漠。
飛行士達はまあるい美しい地球をみて、素直に感動する。
月からみた地球なんて行った人しかわかんない感覚。

親指に隠れてしまうほどちっぽけな地球。地球は宇宙と一体になっている。
地球にいることは幸福だ。みんななぜ不平を言うのか？
思わず正座して聞いてしまうほど重みのある飛行士たちの言葉。
でも映像はSF映画の方が先端をいってるせいか、別段すごいとは思えないのが辛いところでしょうか・・・

月に立てた星条旗は、今もあるんだよね？　
「アポロ13」でエド・ハリスが演じたNASAの短髪の管制官、本人が映ってたんじゃないかな。
宇宙人の話はでてこなかった。笑

★★★☆（5段階☆は0.5）

公式サイト

ブログ王ランキング

マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか?

アフロダイテ・ジョーンズ (著)
押野素子 (翻訳)

史上最大のポップスター裁判の実態に迫る話題のベストセラー、遂に日本上陸!
もしあなたが、著名人の裁判で裁判員に選ばれたら…
メディア報道に流されることなく、正しい答えを導きだせますか?

2005年のマイケル・ジャクソン裁判で、かつて反マイケルの偏向報道をしてきた有名ジャーナリストが徹底取材を重ねて辿り着いた真実。

真実を知りたい人はぜひこの本を読んでほしい。裁判の証拠資料、謄本に基づいていて検察側、弁護側の証人の証言も詳しく書いてある。
裁判がすすむにつれ、検察側がいかにいいかげんな捜査をしてるかがわかる。
こんなくだらない裁判に躍起になる警察、検察、マスコミはバカじゃないの！と思った。
個人のライフスタイルまで踏み込んで、さらし者にしていいんだろうか・・。
検察側の証拠写真も載っていて、マイケルの顔がわざと写りの悪いものになってる。トホホ
世界遺産といってもいいスーパーアーティストを破滅に追い込もうとする悪意が許せないですよ。
アメリカのガセ情報をそのまま流した日本のマスコミも責任あるね。

まあ成人男性が他人の子どもと一緒に寝ることが奇異にみえるのもわからんでもないけど（子供たちがマイケルと寝たがった）、きちんと調べもせずに犯罪と結びつけるのは行き過ぎ。
告訴した少年一家がマイケルを貶めようとしたことが無罪判決（陪審員全員一致）につながったのね。

マイケルがなぜ子どもにこだわるのか？
天才でありステージしか知らないスーパースターのマイケルの人生哲学は、一般人には理解できないかもしれない。
でも彼が純真、優しい人間であることは間違いない。
マイケルのまわりには大人も子どもも金目当ての悪党ばかり、呆れますよ。
たかってくる人間がいかに多いか。

マスメディアの標的にされたマイケル。
でたらめを鵜呑みにすることは危険なことだね。
この裁判の陪審員たちは雑念を払い、証拠資料、証言に集中したという。
日本も陪審員制度がはじまったけども、人を裁くことは自分も試されることだと思った。

マイケルはたまにマスコミなどを批判する曲を書くんですが、アルバム「ヒストリー」の中にある「Tabloid Junkie」You Tube でも“情報を鵜呑みにしないでくれ”と歌ってる。
↓「They Don't Care About Us」という曲でもむかついてるね。笑　
Michael Jackson - They Don't Care About Us (Prison Version)


ミュージック・ビデオの監督はスパイク・リー。
歌詞に人種差別用語が含まれていたことで、話題になった曲（あとで謝罪）
2バージョンあって、プリズンバージョンはMTVで暴力的ということで放送されなかったバージョン。マイケルのパワフルな声がいい。エレキギターの部分は「Black Or White」みたい。

ターミネーター4

Terminator Salvation（2009／アメリカ）【先行上映】
監督： マックG
出演：クリスチャン・ベイル／サム・ワーシントン／コモン／ブライス・ダラス・ハワード／ヘレナ・ボナム＝カーター／アントン・イェルチン

どこで誰が、未来を変えたのか。

前作から6年。大ヒットSFバイオレンスアクションシリーズの最新作。シリーズ初の未来のお話。
思ったわりに悪くないし、ド迫力映像にひきつけられる。「トランスフォーマー」にかぶってるけども・・^^ゞ
ポール・ハギスが脚本に加わっているのね。
1と2にはおよばなくても、新3部作の第1弾（序章）としてはよかったんじゃないかな。


人工知能搭載のスーパーコンピューター〈スカイネット〉が核戦争を起こした“審判の日”以降の2018年。
抵抗軍のリーダーとなったジョン・コナーはスカイネットを壊滅するため日々戦っていた。
T1、T2で未来がわかっているので、新シリーズとしてどう話をつなげていくのか興味あった。


ジョンが主役かと思ったら、マーカス・ライトという謎の男が話をひっぱっている。
マーカスのほうがジョンより登場シーン多いし（笑）、深みがあるキャラ。演じた俳優さん（サム・ワーシントン）もよかった。
T800の誕生秘話ともいえる。
人間と機械の挟間で悩むマーカスは人間ドラマとしてもみられる。
ジョンと自身の父親となる若き日のカイル・リースとの出会いも重要ですね。


各種ターミネーターも見どころで、バイク型ターミネーターとのおっかけはT2を彷佛とさせてくれたし、バカでかい人型ターミネーター、水中ターミネーターなどよりどりみどり。
やっぱ面構えとして最強はT800でしょう。
“アノ人”がでてきたところは、おおお！！！でした。
ジョンを演じるクリスチャン・ベールは期待どおり。

思ったけど、スカイネットはT800とT1000をなぜ一体づつしか過去に送りこまなかったんだろう。強力な殺人マシーンを複数送り込めばサラやジョンを簡単に殺せたと思うけど・・それじゃ映画が成り立たないか。笑
きっと次回に明かされるんだろう。延々ループなお話だね。
クルクル髪の黒人のかわいい女の子は、T2のサイバーダイン社の技術者と関係あるのか？勝手な想像・・
T5も楽しみ！

★★★★（5段階☆は0.5）

公式サイト

ブログ王ランキング