小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
コメント、TB大歓迎です!

再び・・・テイク・ザット

2007-10-28 | 音楽
今日はいい天気なのに家にひきこもって、元祖UKボーイズグループのテイク・ザットの音楽を聴いてました。(´∀`)
気分転換にはいいね。
Take Thatオフィシャルサイト

テイク・ザットは90年代に驚異的な記録を残して解散したイギリス最大のスーパー・ポップ・グループ。
メンバーのロビー・ウイリアムスの脱退後、96年に解散発表。
2005年11月、TVドキュメンタリー番組のために10年ぶりにロビーを除く4人が集結し活動再開。全英ツアーも大成功!
今年も秋からイギリス及びヨーロッパツアーがはじまってます。(イギリスにいきてぇぇっ!!)



彼等も30代後半に入り、やっぱり老けました(笑)



今年2月に発売された『ビューティフル・ワールド』はいい出来です!
BEAUTIFUL WORLD
音楽の完成度も高く、耳に心地よいメロディ、ゲーリー・バーロウの甘く切ないボーカル、美しいハーモニーもそのまんま。
今回はマーク・オーウェンやハワード・ドナルドも歌ってます。
それぞれ音楽的に成長ぶりが伺える。
「Patience」(全英No.1シングル)は世界仰天ニュースのエンディングに使われてるとか・・・。
落ち着いた大人のグループとしてよみがえったことが嬉しい。
個人的には「Patience」「Reach Out」「Beautiful World」「Shine」が好きかな。


シングルでは昨日から日本公開の映画「スターダスト」の主題歌として「Rule The World」を提供。
映画のために書き下ろした新曲です。

Take That - Rule The World (Full Video Of New Single)


サントラには入ってないですが、UK盤が発売されてます。
これもいい曲で、テイク・ザットを知らない人にもおすすめしたいです。

You Tubeで観た昨年の「ライヴ・イン・マンチェスター」(彼等はマンチェスター出身)の模様は、感激・・・ヽ(´ー`)ノ ダンスも披露してくれてます!
DVDが出てるので買わなくちゃ・・・♪

この曲も好き!
Take That - Once You've Tasted Love (Live 2006)





「不動心」松井秀喜著

2007-10-23 | 


「心の構え」で挫折は力に変わる。

松井秀喜のファンなら、必ず手に取ってる本・・・
購入してサッと目を通したままでしたが、やっとしっかり読みました^^;
難しい言葉ではないので、すいすい読めます。
昨年の5月の左手首の怪我を境に今までの野球人生、松井本人の人生を綴った手記。
野球以外にも学べることが多く書かれてますので、ファンでない方でもおすすめですよ!
今後の人生についての糧になる本だと思います。


星陵高校、巨人軍、ヤンキース・・・
いつも光の中を歩いてきた松井。
でもわれらと同じ悩み、葛藤、弱さもみせるけど、周囲の人の励まし、教え、そして人との出会いによって、現在の人間松井が形成されたのです。

コントロールできることと、できないことを分けてる松井。
コントロールできないものの中には人間の心がある。
でも動かせることはできるはず。
「僕ががんばれば、ファンは励みにしてくれる」
この世でもっともコントロール不能な『人の心』を動かしたい。
出来ないことに気を病むのではなく、出来ることを精一杯やろう。


まじめすぎるけど(笑)松井の飾らない人柄が文章から伝わってきます。
率直だし、心がこもっている。

野球に関してはパワー、技術よりも大事なことは精神面、努力の継続。
そしてプロとしての心構えとこだわり。
過酷なメジャーの世界で生き抜くためにはどうしたらよいかの知恵ですね。


すべては野球のために費やされる人生の中で癒された、昨年の真夏のタンパ(フロリダ)の海の情景は、私もどんな海か観てみたいです。

「努力できることが才能である」
優等生ぽい発言を堂々と言葉にする松井は、並の人間ではない^^
周りに感謝し、謙虚であることの重要さを松井から教えられました。

※恋愛に関してはコントロール不能なところも松井らしいっす^^;


映画バトン☆2007年版

2007-10-21 | バトン
先週は仕事が忙しくて更新もままならず、トラコメ下さった方は遅れぎみでごめんなさい!
映画館も今週はパス。。

さて、いつもお世話になってます我想一個人映画美的女人blogのmigさんより、何か月も前に(汗)映画バトンをいただきました~♪
毎度のように遅くなりました・・・migさん、ごめんよ~m(_ _)m
ではレッツGO!!

1.持っているDVD、あるいはビデオの数 ?
映画は劇場かレンタル専門なので、10本もないです^^; オハズカしい・・・
宝物は「ムーラン・ルージュ プレミアムエディション」かな。

2.あなたのお気に入りの監督・俳優・脚本家などの映画人(5人まで)?
〈監督〉リドリー・スコット、スティーブン・スピルバーグ
〈俳優〉ポール・ウォーカー、ジョディ・フォスター、グィネス・パルトロー

3.一番最近観た映画?
〈劇場〉ローグ アサシン 記事こちら。 
〈DVD〉ラストキング・オブ・スコットランド 記事こちら

4.人生で初めて観た映画?
(愛しの映画バトンより参照)
中学生の時に友達と泣ける映画を観にいった。
子供が主人公の友情ものだったと思う。
マイナーな映画でタイトルが思い出せない。

5.今、観たい映画?
12月暮れから来年公開を選んでみました。
12月公開、ウィル・フェレルのスポーツコメディ「俺たちフィギュアスケーター」公式サイト


ウィル・フェレルのギャグは苦手なんだけど(笑)、フィギュアスケーター役というのが新鮮☆
予告編だけでも笑えます!(≧▽≦)
ペアを組む(!)男性スケーターを「バス男」のジョン・ヘダー!


来年6月公開「ナルニア国物語:第2章カスピアン王子の角笛」公式サイト


ペベンシー4兄弟が再びナルニア国へ呼び戻され、ナルニアの王位継承者であるカスピアン王子と出会う・・・


カスピアン王子役はベン・バーンズ。imdb
今月公開の「スターダスト」にも出てる売り出し中の俳優さん。
白馬ならず黒馬に乗った王子様は活躍してくれるでしょうか!
このほか「ライラの冒険/黄金の羅針盤」も年末の全米公開まで最終段階。日本公開は3月。



待機作は「バットマンビギンズ」の続編「ザ・ダーク・ナイト」公式サイト
前作のキャストはそのまま。宿敵ジョーカー役にヒース・レジャー、トゥーフェイスとなる検事役にアーロン・エッカートも出演と楽しみ!

まだまだありますが、キリがないのでここまでってことで・・


6.何度も観てしまう映画、あるいは特別な思い入れがある映画(5本)
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
「ムーラン・ルージュ」
「3人のエンジェル」
「ブレードランナー」
「マトリックス」
以上の5つは、何度見ても飽きないですね。

7.バトンを回す人
考えていないので、またお願いしにいきます。
興味のある人は、どうか受け取ってくださいませ~!!


ローグ アサシン

2007-10-15 | ラ行の映画

WAR(2007/アメリカ)【劇場公開】

監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェット・リー/ジェイソン・ステイサム/ジョン・ローン/デヴォン青木 /ケイン・コスギ/ルイス・ガスマン

ローグ、お前は何者なのか?

キャストが楽しみで観てきました!
ジェット・リーとジェイソン・ステイサム、東西を代表するアクションスターの激突。
日本風味炸裂で突っ込みどころ満載な映画。
もっとヘンテコになると思ってたのが、意外と楽しめました。(笑)

ギャング抗争が続くサンフランシスコ。
FBI捜査官のクロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、伝説の殺し屋ローグに相棒とその家族を殺され復讐に燃えていた。
3年後、ローグ(ジェット・リー)が再び現れ、日本のヤクザを皆殺しにする。
クロフォードはローグを追いつめていくが・・



日本のヤクザと中国マフィアの戦いに、殺し屋ローグ(ジェット・リー)がからんでくるんです。
どうもローグはうさん臭くて、どちらの味方なのかわからない。
何か企んでいるようだ。
ローグは正体を隠すため、顔を変えていたんです。
全編ガンアクションで、ローグ役ジェット・リーのクールな演技、逆にステイサムの熱い演技は対照的でなかなかよかったです。


最後にローグの正体と真の目的がわかります。
腑におちないところもあるけど、単純な私はオチにまんまと騙されました・・・
最後までだれなく観れたな。


デヴォン青木が組長の娘、ケイン・コスギがその子分という役柄で「DOA」コンビ復活!笑
デヴォン青木、顔がむくんでいて(太りなのか)、大丈夫かなあ。。
彼女がきれいな日本語を話してますが、吹き替えだよね。。。
ジェイスン・ステイサムの日本語は日本人なら笑ってしまうでしょう。
ヘタすぎて、字幕がないとわからないのがなんとも・・・(≧▽≦)

ジェット・リーはガンアクションもいいけど、やっぱりカンフーアクションが観たかった・・・
ケイン・コスギのジェット・リーを相手にしての格闘は見どころ。
ひさびさのジョン・ローン、石橋凌のヤクザの親分、はまってました。
B級ものとして観ればこんなものでしょう。^^;

★★★☆(5段階☆は0.5)

「ローグ アサシン」公式サイト

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キングダム/見えざる敵

2007-10-14 | カ行の映画

The Kingdom (2007/アメリカ)【劇場公開】

監督:ピーター・バーグ
出演:ジェイミー・フォックス/クリス・クーパー/ジェニファー・ガーナー/ジェイソン・ベイトマン/アシュラフ・バルフム/アリ・スリマン

〈9.11〉ーあの日以降、今も続く見えない敵との終わらない戦い

1996年に実際にサウジアラビアで起きたホバル・タワー爆破事件をヒントに、4人のFBIスペシャリストがテロの首謀者と対決する社会派アクション。
マイケル・マン監督が物語に惚れ込み製作を手掛けてます。
絶対君主制の“王国”で、FBI捜査官がテロを追いつめていく物語。
派手なアクション(プラス音響)にびびる!
テロという現在進行形の題材でもあるので、いろいろ考えさせられました。
結局テロとの戦いは永遠に続くってことかな・・・

サウジアラビアの外国人居住地で、何の前触れなくテロ事件が発生し死傷者は幼い子供を含め300人以上。
銃乱射、高性能爆弾使用と卑劣な手段。
逃げまどう人々、無差別テロはドキュメンタリーを見てるようで恐かった・・
犯人は警察の制服を着ていたのだ。


FBIの仲間を失った捜査官ロナルド(ジェイミー・フォックス)ら4人は、国務省が止めるのもきかずテロリスト究明のため、サウジに向かう。
タイムリミットは5日間。
だがイスラム国サウジアラビアは外国人に厳しいゆえ、FBIの介入を拒み監視されたり捜査妨害される。
イスラムのしきたりは勉強になりました。
女性差別は激しいなあ。


4人とともに行動するうち、サウジの大佐が協力的になるのね。
相互理解って大切だと思う。
その後、FBIチームも犯人たちに襲われる。
高速道路での車の横転は迫力シーン。
首謀者をみつけるために銃撃戦(本物と思うぐらい激しい!!)がはじまりますが、手持ちカメラのせいか映像がぶれるのが難・・・。目がついていけない。。

最後のところで子供や家族の姿がでてきます。
ここが映画のテーマでしょう。
もし自分の家族や友人がやられたら、怒りからやり返したいと思うのは当然。
でも、それでは空しさが残るだけ。

テロとの戦いに勝ったとしても、必ず犠牲はつきもの。
復讐の芽を断ち切るにはどうしたらいいか!
多くの人がテロについて考えるいい機会なのでは。
捜査官ロナルドと、サウジの大佐のように心の交流が無駄にならないためにも。

世界中には見えない敵がいっぱいいるわけで、映画のようにThe Endにはならないのが現実ですね。
思ったほどアメリカ寄りでないのがいい。


リーダー役でもあるジェイミー・フォックスら、キャスト陣はそれぞれ役にはまってます。
ジェニファー・ガーナーはタフな女性にぴったり!
オープニングのタイトルデザインはよかった。骨太で見応えあり☆

★★★★(5段階☆は0.5)

「キングダム/見えざる敵」公式サイト

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ラストキング・オブ・スコットランド

2007-10-11 | ラ行の映画

The Last King of Scotland(2006/アメリカ=イギリス)【DVD】

監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:フォレスト・ウィッテカー/ジェームズ・マカヴォイ/ケリー・ワシントン/ジリアン・アンダーソン/サイモン・マクバーニー/デヴィッド・オイェロウォ

何よりも恐ろしいのは、人間の本性

30万人以上の国民を虐殺したというウガンダの独裁者アミン大統領を基にしたドラマ。
原作はジャイルズ・フォーデンの『スコットランドの黒い王様』
社会派というよりも、サスペンスタッチの娯楽もので観やすく面白かった。
アミンに関わるスコットランド人の若者(架空の人物)の目を通した大統領の実像、アフリカと西欧諸国のつながりもみえてきます。
威圧感あふれるアミンを演じたフォレスト・ウィッテカーは本年度アカデミー賞主演男優賞受賞!

1971年、スコットランドの医学校を卒業したニコラス(ジェームズ・マカヴォイ)は、診療所で働くためにウガンダにやって来る。
ある日、彼はアミン新大統領(フォレスト・ウィッテカー)の演説を聞きに行った帰り道で、偶然にも大統領の捻挫の治療をすることになる。
大統領から気に入られたニコラスは、アミン一家の主治医になるが……。



アミンはカリスマ性があり、人をひきつけるものがある。
ただ内面は孤独であって人を信用しないし、自意識過剰ぎみ。
独裁者の素顔はみなこんなものだろうな。
無邪気なところもある。


そのアミン以上に無邪気なのがスコットランドの新人医者ニコラス。
冒険気分でウガンダにやってきた彼。
好奇心旺盛、根は正直なんだけど、薄っぺらい若者なんだよね^^;
アミンに気にいられ、アドヴァイザーとなるが「なにか変?」と思いながらも深みにはまっていくんだね。
気がついた時には抜けられない。
富と権力の魅力に負けたニコラス。自業自得、同情はできなかった・・・


終盤、瀕死のニコラスが逃げるところはハラハラドキドキ。
命をかけて助けてくれたアフリカ人の医師は尊敬いたします。
アフリカの現実はアフリカ人しかわからない。
ニコラスは欧米人の傲慢さの象徴なのかも。彼は一生懺悔することになるでしょう。


ニコラスからみたアミンを描いているので(実質ニコラスが主役)、独裁者の素顔がもう少し見たかった。
イギリス、スコットランドとウガンダの歴史を予習しておけば、より楽しめたかも・・・

フォレスト・ウィッテカーの演技は文句なし。
ニコラス役のジェームズ・マカヴォイも熱演してます。
あっ、「Xファイル」のスカリーが出演してましたね。^^

スコットランドの最後の王は、2003年に亡くなったそうで
つい最近まで生きていたんですねえ。

★★★★(5段階☆は0.5)

「ラストキング・オブ・スコットランド」公式サイト

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パンズ・ラビリンス

2007-10-08 | ハ行の映画

Laberinto del fauno, El/Pan's Labyrinth(2006/スペイン=メキシコ)【劇場公開】

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ/セルジ・ロペス/マリベル・ベルドゥ/ダグ・ジョーンズ /アリアドナ・ヒル/アレックス・アングロ

だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。

異色といってもいいファンタジーとヒューマンドラマが合体した映画。
PG12、お子さま向きではないです。海外ではもっと年齢制限が高いとか。
目をそむけてしまうグロいシーンがバンバン出てきます・・・
しかしながら見応え十分!!
クリーチャーのデザイン、背景は洗練されていて、本年度アカデミー賞3部門受賞(撮影、美術、メイクアップ)も納得。
スペイン内戦時代を描いた重くて深みのある物語。

1944年のスペイン。
内線で父を亡くした主人公オフェリアは辛い現実から逃れたいと思っている。
母親は身重で体が弱っているし、再婚相手の大尉は極悪非道の男。
彼は生まれてくる息子のことしか興味がない。


孤独なオフェリアを慰めてくれるのは、おとぎ話。
森で出会ったパン(羊と人間を合わせた牧神)に自分はプリンセスかもしれないと言われたら、現実逃避したいのもわかるよね。


だがプリンセスになるには3つの試練を乗りこえなければいけない。
試練は怖くて不気味、ついオフェリアは約束を破ってしまう。
オフェリアにとって夢の世界はほど遠い。
現実も幻想の世界も、彼女にとって恐怖、悲しみがともなう。
母親がいうのです。
「現実は残酷なものなのよ!」

大人の勝手な都合によって、子供の未来はなくなっていく。
希望を忘れない子供の血は美しく尊いものなのです。
不条理な現実に巻き込まれる純粋なオフェリアの姿に胸がしめつけられる。



クリーチャーらは気持ち悪いし、(パンはまだかわいい・苦笑)ショッキングシーンも満載。
おとぎ話は、もともとは残酷なものですからね。

オフェリア役のイバナ・バケロは利発で黒い悲しげな大きい瞳が印象的。
大尉役のセルジ・ロペスは冷酷で残虐な悪魔っぷりを熱演してました。
パンを演じたダグ・ジョーンズは「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」で、シルバーサーファーを演じた人です!(声はちがいますが)

思いがけない方向に展開していくので、裏切られました。
エンドクレジットの音楽は心にしみて(泣ける(-.-))、映画らしい異世界な映像に酔いました。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

「パンズ・ラビリンス」公式サイト

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四角い恋愛関係

2007-10-06 | サ行の映画

Imagine Me & You(2005/アメリカ=イギリス=ドイツ)【DVD】

監督:オル・パーカー
出演:パイパー・ペラーボ/レナ・ヘディ/マシュー・グード/セリア・イムリー/アンソニー・ヘッド/ダーレン・ボイド

結婚式で新婦が花屋の女性に一目惚れ?!

いつもお世話になってますchicoさんの記事で知り、おもしろそうだったんで観てみました。(^-^)
地味めですが、悪くないです!
ただ、ラブコメ風な邦題は内容にあってない・・・(苦笑)

いたって真面目な映画でした。
ロケーションがイギリスのせいかトーンが落ち着いています。
「コヨーテ・アグリー」のパイパー・ベラーボ、「マッチポイント」のマシュー・グード、「300」のレナ・ヘディ共演。
パイパー・ベラーボのレズビアン役は、「翼をください」に続いて二度目でしょうか。


一組の新婚夫婦と、二人に絡んでくる花屋の女性がメイン。
ジャケットにある夫の友人は直接関係ナシ。
結婚式で運命的に出会った女性ふたり。
よく知らない彼女なのに、気があうからという理由で家に招く妻。
その時はまだ自分の気持ちに気がついてない。

偶然会ううちに、どんどん惹かれてしまう。
想定外のことで混乱する妻、何もしらない夫。
妻はやさしい夫に済まないと思い、それなりに努力はします・・・・


最後は夫婦どちらかが身をひくんだけどね・・
ラストはベタで恥ずかしいシーンだったな。笑
異性同士の恋愛を同性同士に置き換えただけです。

花屋の彼女役は「300」のレナ・ヘディ。
「300」では気がつかなかったけれど、ちょっとキーラ・ナイトレイに似てますねえ。
クラシカルな美しいひと。
女優ふたりがきれいめ、花言葉がでてきたり可愛らしくドロドロ感はないです。
違うラストを期待しちゃったので減点^^

★★★☆(5段階☆は0.5)

「Imagine Me & You」公式サイト

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情痴 アヴァンチュール

2007-10-03 | サ行の映画

Une aventure(2005/フランス=ベルギー)【DVD】

監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:リュディヴィーヌ・サニエ/ニコラ・デュヴォシェル/ブリュノ・トデスキーニ/フロランス・ロワレ=カイユ/エステル・ヴァンサン/アントワン・ドゥ・プレケル

私が私でなくなる夜

夜の街を裸足でさまよう夢遊病の女に翻弄される男たち。
盛り上がりがないせいか、眠くなってくる映画なんです~。(*´Д`)
予告編はサスペンスぽくてよかったのに。
夢遊病の女を『スイミング・プール』のリュディヴィーヌ・サニエが演じてるのが話題。

恋人セシルとともに、パリのアパルトマンに引っ越してきたジュリアン。
勤め先の映像図書館から夜遅く帰ってきた彼の前に、不可解な行動をとる裸足の女が現れる。
その女性はガブリエルといい、ジュリアンの向かいに住むシングルマザーだった・・・



夜になると街を彷徨い歩く女ガブリエル。
夢遊病というと、アルプスの少女ハイジを思い出しますが、
孤独、空虚感から無意識に行動してしまうんだな。
また自傷行為も繰り返すなど、体は傷だらけ。
ガブリエルは依存気味な女性でもあって、一人では生きられないタイプにみえる。
妻子持ちの男の愛人で、男性に守ってもらっていても、いつも不安げ。


そんな儚げでセクシーなガブリエルにジュリアンは一目惚れ、彼女を救おうとするのです。
だまっちゃいないのが、ジュリアンの恋人セシル。
うさん臭い女のどこがいいの??勝手にしろ!って思うよね。

ジュリアンも優柔不断そうな男ではっきりしないんだな・・・
彼女を病院につれていき、治療させる。
純情すぎる、おせっかい・・やれやれ
セシルには同情しちゃう。

結局、情痴事件に発展するんだけど、果たしてガブリエルと男たちの運命は??


魔性の女にひっかかった男たちが悪いな^^;
筋がとおってないというか、登場人物たちにイライラさせられる。汗
ガブリエル役のリュディヴィーヌ・サニエが適役なだけに残念。
夢遊病者のドキュメンタリーや、サイレント映画の映像も無意味のような・・・
最初から最後までもやもやする映画でした。

ちなみにリュディヴィーヌ・サニエとジュリアン役のニコラ・デビュヴォシェルはこの映画がきっかけで交際、一昨年に愛娘が誕生しているとか!

★★☆(5段階☆は0.5)

「情痴 アヴァンチュール」公式サイト

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秋におすすめのDVD

2007-10-01 | 映画全般
独断と偏見で選んだ秋の夜長にみたいDVDの紹介
ミステリー、ロマンスものを選んでみました。



抱擁
Possession(2002/アメリカ)
出演:グウィネス・パルトロー/アーロン・エッカート/ジェレミー・ノーサム

その愛の"秘密"は永遠に封印されるはずだった・・・
ブッカー賞受賞のA・S・バイアット著作の小説「抱擁」の映画化。
イギリス留学中の若手研究者が、19世紀の有名な詩人の蔵書を調べるうち、本に挟まれた書きかけのラブレターを見つける・・・
100年前の恋人たちの愛の軌跡を辿りながら、現代に生きる男女も恋に落ちていく。

邦題からベタなメロドラマと思いきや上品な描き方。オチも用意されています。
ガブリエル・ヤーレの音楽(英語サイトで聞けます)がロマンティック。
過去と現代が交差する物語で主要4人も役柄にぴったり!
ラストは切ない終わり方・・泣。
19世紀のファッション、風景も楽しめる繊細なつくりです。



愛してる 愛してない
A la folie pas du tout(2002/フランス)
出演: オドレイ・トトゥ/サミュエル・ル・ビアン/イザベル・カレ

あなたがバラをくれたから、私は心にケガをした。
オドレィ・トトゥの可愛いさと雰囲気に見事にだまされたサスペンスもの。
心臓外科医と不倫をしている内気で空想癖のある女の子が、一途な恋ゆえにとった行動がとんでもない事件へと発展していく・・・

1輪の花から始まる普通の恋の話のはずだったのが、途中からあれれれ???
オドレィ、怖~い。。。。(-.-;)
意表をつかれたおもしろさでした!



閉ざされた森
Basic(2003/アメリカ)
出演: ジョン・トラボルタ/サミュエル・L.ジャクソン/コニー・ニールセン

真実ほど、疑わしきものはない
二転三転、またまた四転??
誰がほんとの事を言ってるのかわからなくなる軍隊ものサスペンスミステリー。
豪雨のジャングルで訓練中の米軍レンジャー部隊が行方不明となり、7人のうち5人が死亡したことが発覚。
死亡者のなかには部下から憎まれていた教官が含まれ、生存者2名の証言もくいちがう。
2人の捜査担当者が、真相を追究していくが・・

ジョン・トラボルタって、裏と表がありそうな役がほんとにはまる。笑
まじめにみると損するかも。
まさかのオチは誰も予想できましぇん! ちと凝り過ぎな感も・・・・


それぞれオチが工夫されていて秋ならではのミステリアスな3作品でした!

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