小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
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ハッピー フィート

2007-03-25 | ハ行の映画
Happy Feet(2006/アメリカ)
【劇場公開】

監督・脚本・製作:ジョージ・ミラー
声の出演:イライジャ・ウッド/ブリタニー・マーフィー/ヒュー・ジャックマン/ニコール・キッドマン/ヒューゴ・ウィービング/ロビン・ウィリアムズ

ペンギンの生態、生命力の強さを描いた「皇帝ペンギン」のパクリも少しあるんじゃ~。。
ディズニーアニメとは勝手が違う。
監督は「マッドマックス」の監督さんだったのね。
ファンタジーで通せばよかったのを、現実的な方向にいってしまったのが評価が分かれるところかも。
子供は楽しめただろうか?
日本人には頭が痛い話でしたねえ。苦笑・・・


絵はクリアで繊細、クオリティの高いアニメ。
声で出演してる豪華な顔ぶれの俳優たちの歌も見物。
ブリタニー・マーフィはプロ並みにうまいですねえ☆
大人の方はできれば字幕で観てほしい。


前半はほんとに楽しいストーリー。
皇帝ペンギンは、心の歌をうたい愛をつかまえなくてはいけない。
なのに主人公マンブルは歌が下手で、いつも足をパタパタさせている変わり者。
子供ペンギンはとってもかわいくて、しぐさが笑える。
羽毛が飛んでる部分はきれいで、水中での泳ぐ姿はジェット機みたいで目を見張る。
ゾウアザラシやアシカ?はちと恐すぎ~

全編ミュージカル仕立て、ヒップホップ系はのれます。
マンブルはダンスが上手。
スティービー・ワンダーの曲にあわせてのタップはお見事!
マンブルのおかあさんと幼なじみのグローリアはほめてくれるのに、長老は認めてくれない。
仲間からはずれたことをするマンブルに、ペンギンの生活を乱すものと考えているのです。


後半から環境問題や漁獲の問題が浮き彫りにされてくる。
敵はエイリアンこと人間!
魚は人間にとってヘルシーな食べ物だけど、南極という過酷な環境に住むペンギンにとって、えさ不足は大問題なのだ。
それよりも二酸化炭素排出で、地球温暖化が野生の動物に与える影響は大きいと思うなあ。(それにふれてないのもどうか?)


マンブルは元凶でもある人間社会へなぐりこみにいくのだ。
痛々しい展開になってくるので、私、泣きそうになりましたよ。
最後はハッピーでしたが・・・

突っ込みどころもあるけど、マンブルの行動にハラハラドキドキ。
声優ではロビン・ウィリアムスは二役をこなしていました。
おとうさんペンギンのヒュー・ジャックマンの美声が聞けたし、マンブル役のイライジャ・ウッドに似せたのか、マンブルだけは青い目だった。
仲間と異なるペンギンの冒険物語である。
彼は選ばれしペンギンだったのかも!
マンブルの味方でもあるラテン系アデリーペンギンの5人組アミーゴスは愉快な仲間でした。

メッセージが強すぎるところが、楽しさを半減してるようにも感じましたね。
なんだかんだ言ってもメリハリがあり、映像のすばらしさ。
見応えはありました。
※ユアン・マクレガーがカメオで出演してたらしい。
ど、どこに??


★★★★(5段階☆は0.5)

「ハッピー フィート」公式サイト

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翼をください

2007-03-24 | タ行の映画
Lost and Delirious(2001/カナダ)
【DVD】

監督:レア・プール
出演:パイパー・ペラーボ/ジェシカ・パレ/ミーシャ・バートン/ジャッキー・バローズ/グラハム・グリーン

原作はスーザン・スワンの『The Wives of Bath』。
1970年代にカナダ、トロントであった事件を題材にしたもの。
10代の女の子が愛に突っ走った衝撃の事件。

母を3年前に癌で亡くしたメアリー(ミーシャ・バートン)は、女子寄宿学校に入ることになった。
同室になったのは、美人で人気者のトリー(ジェシカ・パレ)とアウトサイダーなポーリー(パイパー・ペラーボ)。
実はトリーとポーリーは友達以上の関係だった。
そのうち噂になり、世間体を気にするトリーはポーリーと別れる決心をする



寄宿学校にいる女の子たちは、迷える女の子たちでもある。
複雑な家庭環境にあり、時期的にも不安定。
でも同じ境遇の彼女らは連帯感で結ばれてもいる。
私の高校時代は男女共学でしたけど、女子高は何か憧れるものがありましたね。

はじめての団体生活で不安だったメアリーも、すぐ皆とうちとけ学園生活を楽しむようになる。
寝起きを共にすれば愛もうまれるわけで、トリーとポーリーは秘密の仲になる。
二人が抱き合っていながら、隣のベッドで平然と寝てるメアリーの気持ちがよくわからないですが(汗)


恋は盲目とよくいったものです。
同性愛を描いてますけど、「私はレズビアンではない!」とポーリーがいう。
関係を持ち、お互い同じ気持ちならいいのですが、一方に罪悪感が生まれると必ず悲劇が生まれます。
叶わない愛は、男女の関係も同じですけどね。


偏見の目に怯える優等生のトリーは、ポーリーから離れていく。
トリー、棄て方が激しいよ。。。
だが、情熱的なポーリーは愛は絶対的なものだと信じ、トリーのことをあきらめることはできない。
ポーリーは養女で実の母親から面会を拒否されたこともあり、自暴自棄になる。
純粋ゆえに思い込んだら一直線なのだ。
まわりからみると狂っているとしか見えない行動。
そんなポーリーを見ていると、辛くなります。

ポーリーは傷ついた野生の鷲を育てていた。
力強い鷲に自分を重ねようとするのです。
鳥になって恋人を奪い去っていくことができたら・・・

行き過ぎた情熱は誰にもとめられない・・・
語り手でもあるメアリーも校長先生も、ポーリーを助けることはできなかった。

女性の監督さんのせいか、きれいな撮り方、音楽も私の好みでした。
情熱的なポーリー役パイパー・ペラーボは熱演。
ミーシャ・バートンも母親を亡くした悲しみにたえる役を好演。

ポーリーの世間を気にしない自分の心に忠実なところは、「ブロークバック・マウンテン」のジャックとどこか似てたかな。

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ハードキャンディー

2007-03-24 | ハ行の映画
Hard Candy(2005/アメリカ)
【DVD】

監督: デヴィッド・スレイド
出演: パトリック・ウィルソン /エレン・ペイジ /サンドラ・オー /ジェニファー・ホームズ/ギルバート・ジョン

赤ずきんが仕掛けるオオカミへのゲーム
大人の男と14歳の少女、二人だけの息がつまりそうな密室劇。
下手なホラー映画より恐い。
男性にはおすすめできない映画かも^^;


日本のオヤジ狩りの事件をヒントにつくられたそうな。

出会い系サイトで出会った、カメラマンのジェフと14歳の少女ヘイリー。
カフェで意気投合し、ヘイリーはジェフの自宅へいくのです。
二人でお酒を飲むうち、ジェフは気を失う・・・

オオカミの罠にはまった赤ずきんちゃんかと思いきや、逆でした。
薬を飲まされ、椅子に縛られ動けないジェフをヘイリーは容赦なく尋問する。
売れっ子カメラマン、実はロリコンぎみのジェフ。
少女をもてあそび殺した罰として、ヘイリーは“おしおき”するのです。

ジェフの体をキッチン台に固定し、手術をする(男性には危険映像!!)ひえ~
このシーンが強烈!カジノロワイヤルのボンドも真っ青。。。
脂汗タラタラのジェフの顔がリアルなのだ。


逃げようとするジェフをスタンガンで動けなくさせたり、追いつめ方が半端じゃない・・(やりすぎ!)
か弱い女の子が、言葉によって大人の男性を自由に操るやりとりがスリリング!
赤い壁のモダンな部屋で繰り広げられる異様な光景。


ジェフは少女殺しの犯人なのか?
ヘイリーは一体何者なのか?

二人の立場が交互に逆転するところがおもしろい。
サスペンスものとして見応えあります。

二人の俳優の演技&台詞にひきこまれる。
小規模ながら映画的にはおもしろかった。あいまいなところが私はよかったかな。
ただ14歳の少女に大人の男性の体を縛り上げたり、吊るすことは疑問ですけどね。

冷酷な“仕置き人”のヘイリー役エレン・ペイジはナタリー・ポートマンを思い起こさせる。
素顔はとても愛らしい女の子でホッとしました。^^ゞ
ジェフ役のパトリック・ウィルソンもナイスガイでちとケビン・コスナー似。

罠をしかけた冷酷非情な赤ずきん。子供って雑で残酷。
後味はよくないのであしからず・・・

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善き人のためのソナタ

2007-03-22 | ヤ行の映画
Das Leben Der Andere(2006/ドイツ)
【劇場公開】

監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ/ウルリッヒ・トゥクール/トマス・ティーマ/ハンス=ウーヴェ・バウアー

本年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。
楽しみにしていた映画で、やっとこさ観にいくことができました。


1984年の東西ドイツに分かれていた時代。
旧東ドイツでは言論の自由を奪われ、人は監視されている。
裏切り、密告者など、人間不信になりそうな社会って、今のわれらにはピンとこないです。
これが今から20年あまり前のヨーロッパの国の現実だったのです。
芸術家が苦しんでいることも知らなかったし、命を断つ者もたくさんいたのですね。

主人公のヴィスラーは、シュタージ(国家保安省)の優秀な局員。
まじめで、冷たそうなおじさん。
反体制的であるという証拠を得るため、劇作家の男ドライマンと恋人である舞台女優クリスタの監視をするため、部屋を盗聴をすることになる・・・


淡々と仕事をこなすヴィスラーに思いがけないことがおこる。
盗聴器から聞こえてきたのは二人の自由な思想の会話、愛の言葉、ドライマンが弾くピアノの調べ・・・
今まで知らなかった世界に、ヴィスラーは魅せられていくのです。


シュタージという監視システム組織に驚きました。
盗聴というと覗きですからいい印象ではない。
国家に忠実にあるためといっても、上層部は出世のため、欲のために国民をマインドコントロールしようとする。
権力に屈しないものは、仲間はずれ。一党独裁政治の恐さでもある。
証拠をつかもうと、家にふみこんでいくシュタージは、ナチスを連想してしまうな。


時代に翻弄される劇作家と女優に出会い(間接的)、ヴィスラーは二人のためにある行動を起こす。
自の身も危ないのにね・・・

壁の崩壊でシュタージは消滅。
記録は残り、それがラストへとつながります。

最後がとってもいいんです。しみじみと泣けます~。
善き人というタイトル、効いてます!
あったかい気持ちになるし、人間が好きになると思う


ヴィスラーがシュタージでやってきたことは無意味なこと。
でも彼が最後に起こした行動は、無駄ではなかった。
人間としてなにが正しいことか、人間同士のつながりの大切さ、芸術は人間を変えるほどすばらしいものだということが、よく伝わってきた映画でした。


主役のウルリッヒ・ミューエの心の移り変わりを表現する演技は完璧でした。
劇作家役のセバスチャン・コッホは、ポール・バーホーベン監督作「ブラックノート」に出てるそう。私の地域ではこれから公開なので観たいですねえ。

★★★★★(5段階☆は0.5)

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バッテリー

2007-03-13 | ハ行の映画
(2006/日本)【劇場公開】



監督:滝田洋二郎
出演:林 遣都/山田健太/鎗田晟裕/蓮佛美沙子/天海祐希/岸谷五朗/萩原聖人/菅原文太

売り上げ800万部という、あさのあつこの同名原作を実写化。
主役の男の子が漫画にでてきそうな顔立ち。^^
野球にかける少年たち、その家族との絆が描かれています。

原作は読んでません。
ベタベタしてると思ったら、すっきりしてる。主人公の投げる球は、はやっ!!
少年たちの透明感、野球の良さを感じる映画でもある。
岡山の自然がいやされます。

中学入学直前の春休みに岡山に引っ越してきた原田巧。
少年野球のスターピッチャーの彼は、自信満々だがどこか孤独でもある。
キャッチャーをしている同級生、永倉豪と出会い、二人はバッテリーを組むことになる。



主人公の巧は、見てるとイライラする子。
自己中、うぬぼれ屋、わがまま・・・
先生とは衝突するし、風紀委員と問題を起こしてしまうし。
巧の弟は幼い頃から病弱で、兄の活躍は弟の元気の元でもあるのだ。
健気に兄を慕う姿が微笑ましい☆
バッテリーをくむ豪は天真爛漫で人付き合いもいい。
キャッチャーを女房役とはよく言ったもので、巧の心を読めるんだよね。


巧はえらそうなことを言うくせに、ガラスのようにもろい心の持ち主。
巧が孤独なのは、母が弟につききりで自分に冷たいから・・・。
でも母親も巧の心の傷に気がついてないのです。
いつも一緒にいる家族でも、心が通じあわないこともある。
話すことの大事さ、認めあい子供を信じることの大切さ。

やさしく見守ってくれるおじいちゃんの存在も大きい。
残念なのは、中盤の暴力事件などのエピソードが浮いてた気がしたなあ。

巧役の林 遣都くんが凛々しくて、投げるフォームもかっこいい。
松坂のフォームをみて特訓したそうですね。
豪役の山田健太くんとともに役柄にはまってます。
後半強豪中学と試合で、相手の4番打者は3年生にしては高校生の体格ですねえ。
中学生の男の子って、1年のときはひ弱そうにみえるけど、3年になると急に男っぽくなりますよね^^

ピッチャーは孤独なポジションだと思う。
いくら速い球を投げても、うけとめるキャッチャーがいなくてはバッテリーは成立しない。
お互いに思いやる心が伝わってきましたね。


白いボールを追う少年たちはキラキラ輝いてました!!

★★★★(5段階☆は0.5)

「バッテリー」公式サイト

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パフューム ある人殺しの物語

2007-03-11 | ハ行の映画
Perfume: The Story of a Murderer(2006/ドイツ)
【劇場公開】

監督・脚本・音楽: トム・ティクヴァ
出演: ベン・ウィショー/ダスティン・ホフマン /アラン・リックマン /レイチェル・ハード=ウッド /アンドレス・エレーラ /サイモン・チャンドラー /デヴィッド・コールダー

匂いを感じとれる映画ということで、興味津々で観にいってきました!
想像以上に独創的なお話。
リアリズムを追求する人は、ついていけないかな^^;
パトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化。

冒頭、悪臭ただよう魚市場のえぐいシーンで、どうなることやらと思いましたが、それからはすんなり観られました。
18世紀のパリのたたずまいがうまく再現されてます。
犬のような驚異的な嗅覚の持ち主である主人公グルヌイユ。
みじめな人生を救ってくれたのは、香水調合師という仕事についてから。

師匠もおどろくほど、たぐい稀な才能を発揮する。
師匠役ダスティン・ホフマンが化粧して登場はびっくり!
プラム売りの少女の匂いにとりつかれ、ストーカーのように追跡。
匂いオタクじゃなくて、本能ですねえ。
赤毛の髪をクンクンするところは、どんな匂いなのか私も嗅ぎたくなった。笑
きっといい匂いだろうなあ。
主人公の初恋ともいえる・・・


グルヌイユが、香水の都グラースで出会った裕福な少女ローラに魅せられますが、バルコニーに立つローラの匂いに、グルヌイユが涙目で見つめるシーンはひきつけられた!
映像と音楽で盛り上げてくれます。


グルヌイユが、いい匂いを捉えておくために殺人をおかすのですが、はじめは変質者にみえたのが、物語がすすむにつれノーマルにみえてくるのが不思議。

彼は体臭がないので、だから匂いに敏感なのだ。
魚市場に捨てられていた自分、幸せを感じたことがない。
いい匂いで幸福を味わっているのよね。
演じるベン・ウィショーの生真面目さ、恍惚の表情もいい。

前半、中盤はサスペンス、ゴシックロマン風だったのが、驚きのラストで唖然・・・
私の隣に座った男性、笑ってたな^^ゞ
私もここだけは微妙・・・

トータルすると視覚効果で楽しめますね。
グレーの空のパリ市内、グラースのラベンダー畑、赤い薔薇、黄色いプラム・・・
ベルリンフィルの音楽はいい~。
劇場で観る価値はあると思うなあ。パリの社会風刺も描かれています。

愛に飢えた孤独で貧しい男の数奇な運命。
世界を変えることもできた彼だけど、最後まで無垢な人生でした。

ベン・ウィショーは、内面を重視する難しい役をよくこなしてましたね。

★★★★(5段階☆は0.5)

「パフューム ある人殺しの物語」公式サイト

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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男

2007-03-10 | ハ行の映画
STONED(2005/イギリス)【DVD】

監督:スティーヴン・ウーリー
出演:レオ・グレゴリー/パディ・コンシダイン/デヴィッド・モリッシー/ベン・ウィショー/ルーク・デ・ウルフソン/ツヴァ・ノヴォトニー/アメリア・ワーナー

イギリスのロックバンド“ローリング・ストーンズ”の創始者でもあり、ギタリストのブライアン・ジョーンズの謎の死にせまる物語。

私はローリングストーンズについては曲も知らないし、ミック・ジャガーとキース・リチャーズしか思い浮かびませんでした。
それでもなぜかひきこまれてしまったのです。
ストーンズファンは違う見方をするでしょうね。
レビューは低い評価だよなあ・・^^;


ブライアン・ジョーンズはバンドのリーダーでもあり、カリスマ性をもっている人。
ビートルズになる気はないと宣言する。
女優のアニタとの出会いが彼を変えていく。



ドラッグにはまり、派手な女性関係、ファッション、旅行に浪費するようになる。
“「くまのプーさん」のような屋敷”にとじこもりがちになるブライアン。
情緒不安定なブライアンの監視役としてやってきた建築業者としだいに親密になる。仲間がほしかったのかも。

アルコールに依存、レコーディングにいかない、しまいにバンドから孤立し脱退・・・
ツアーマネージャーもメンバーも困り果てた結果。

謎とされるプールでの死は、映画では殺人事件として描かれてます。
時効ということで映像化したんでしょうか・・・。
ブライアンの死の3日後、ハイドパークで追悼コンサートが開かれ、ヨーロッパでは最大規模のコンサートだったらしいです。

音楽関係の映画は好きなので、興味深く観ました。
才能を持て余し、自分をコントロールできなくなったブライアン・ジョーンズ。
ひとりのミュージシャンの自滅していく姿がリアルでした。

“幸せは退屈・・”という台詞が、印象に残りましたねえ。

1969年の出来事なので、存命ならば65歳。
永遠に彼は27歳のままですね。


キース・リチャーズ役に話題の映画「パフューム」の主演俳優ベン・ウィショーが演じてます。
似てるのかどうかわからないけど・・・^^ゞ
ミック・ジャガー役の俳優さんは似てる!(ちょっとすてき♪)
ブライアンを演じたレオ・グレゴリーは、本人じゃないかと思わせるほど熱演。

1960年代のモッズ系のファッションが楽しめます。
スリムなシルエットのスーツ、ブライアンが好んで着てたフェミニンなブラウス。
女性たちのサイケなワンピがかわいかったです。

「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」公式サイト

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もしも昨日が選べたら

2007-03-08 | マ行の映画
CLICK(2006/アメリカ)
【DVD】

監督:フランク・コラチ
出演:アダム・サンドラー/ケイト・ベッキンセイル/クリストファー・ウォーケン/デヴィッド・ハッセルホフ/ヘンリー・ウィンクラー/ジュリー・カヴナー

魔法の万能リモコンが教えてくれた
人生で一番大切なもの・・


タイムスリップもの。邦題からてっきり恋愛ものかと思いきや、笑って泣かせるハートフルな映画でした。タイトルで損してるかもなあ。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が車なら、この映画ではコントローラーで過去と未来の自分に出会うのです。

仕事人間のマイケル(アダム・サンドラー)は家族が幸せな生活を送れるように、昇進をめざしがんばっています。
仕事を家に持ち帰るが、子供たちが騒々しく頭にきたマイケル。
犬にも八つ当たり・・・・やれやれ
マイケルがふと入った「寝具とフロ用品のお店」で、怪しげな従業員(クリストファー・ウォーケン)から万能リモコンを手に入れる。


クリックすると、人生が早送り、巻き戻しされるのだ。
家族との食事会、夫婦の営み、病気、朝の渋滞、煩わしいことはみ~んな早送り(笑)
「仕事に集中できる♪」とマイケルはリモコンが手放せなくなる。



未来や過去へいくビジュアルは効果的。
妻から最初のキスの時に聞いた曲を問いつめられ、忘れたマイケルはクリック!で巻き戻し。とっても便利!! 
このリモコン、一回使うと記憶されクリックするごとに人生が早く通り過ぎていく・・・
次にクリックしたら10年後。はやっ
子供は成人になってるし、自分はおデブちゃんになってたとは・・・!!!
アダム・サンドラーのメーキャップも笑えます。

マイケルが一番ショックだったのは、自分の父親がすでに亡くなっていたこと。
父親と最後に会ったシーンを、何度も再生するマイケルに泣けた。
父親にいえなった感謝の言葉・・・
いなくなって、大事な人の存在の大きさがわかり、自分の愚かさを知る事になる。


人生の中で一番大切なもの。それは家族のぬくもり。
ささやかなことかもしれないけど、毎日の日々の大切さ。
誰もがやがては老い、死んでいく。
だけど記憶の中で家族は永遠に生き続けるのです。

現代はどの家庭もリモコンだらけの生活。
映画の中の未来はどこか味気ないです。

万能リモコンというアイデアがおもしろい。
リモコンで色を調節することも可能で、顔色を緑色にすると『ハルク』の真似をするアダム・サンドラーの演技や、ワイド画面やパノラマ画面、音声をスペイン語に変えて遊ぶシーン(|||≧▽≦|||) 爆笑でした!!
マイケルのボス、おちょくられてばかり。笑

アダム・サンドラーが笑いとシリアスを交互に演じてますね。
ケイト・ベッキンセールのようなチャーミングでセクシーな妻がいてくれたら、夫は速攻で帰宅すると思うなあ・・・^^;

私の好きなヤンキース松井秀喜も出演してますよ☆

「もしも昨日が選べたら」公式サイト

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夜のピクニック

2007-03-04 | ヤ行の映画
(日本)【DVD】

監督: 長澤雅彦
出演:多部未華子 /石田卓也 /郭智博 /西原亜希 /貫地谷しほり /松田まどか /柄本佑 /加藤ローサ

夜、並んで歩く。
ただそれだけのことなのに、どうしてこんなに特別なんだろう・・・


いい話でしたあ。
この映画を観てる間は、時間が逆戻りしたよう。
全国の書店員が選ぶ第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名ベストセラー小説を映画化。
原作はまったく知りませんでした。


高校の恒例の行事である、24時間かけて80キロ歩く「歩行祭」がはじまる。
こんな行事を行う高校が実際にあるのです。(Wikipediaより)
はた目からみると、行列というか行進してるみたい。
3年生最後の「歩行祭」を迎える甲田貴子(多部未華子)とクラスメイト西脇融(石田卓也)。
実は二人は異母兄弟という秘密をもっていた。
負い目を感じる貴子、無視する西脇。
しかし、貴子はある想いを秘めて、この歩行祭に望んだのだ・・・



団体行動、精神主義にブツブツいいながらも、楽しそうな生徒たち。
ちょっとしたことに大笑い。
はるか昔の自分の高校時代を思い出しますねえ。笑

主人公の貴子と西脇は、大人の問題を背負わされてもいる。
重たい現実。
西脇が言うように家の恥でもあって、二人はうちとけられない。
その悩みを解決してくれたのは友人たちでした。
貴子には内緒にしてるが、二人の間柄を知っている貴子の友人。
素顔を見せない西脇に熱くなれ!とけしかける友人。
NYにいった貴子の友人の弟。
いつも歩行祭で途中脱落していたロック野郎のクラスメートなど・・・


歩きながら「去年は星がきれいだったね!」といいあう姿にじ~んときた。
人生の中で一番美しい時間を共有した友。
懐かしさがこみあげてきました。10代の自分はのほほんとしてて、時間がゆっくりと感じたなあ。

歩き疲れでギブアップしそうな仲間を励ましあう姿に、あの頃は友人はかけがえのない存在だったことを思い出す。

「今話さないでどうする!」と後押ししてくれた彼等のおかげで、貴子と西脇は語り合うことができた。
それから貴子の母親の勇気。
娘の友人にそっともらした家族の秘密。それは娘の親友であるからこそ、打ち明けたのだ。

「いつの日か、また歩こうよ!」という貴子と西脇に涙。。
そしてみんなでゴール!
いつもなら言えないことが、何でも言えた!
友情、人とのつながり、日々を大切に生きること・・・
夜のピクニックは忘れていた何かを思い出させてくれる、大人のための青春ストーリーでもありました。

悪い人はでてこないので、安心して観られますね^^ゞ
アニメがでてきて理解不能もところもあるが、中盤からよくなった。
キレイすぎるかもしれないけど、こういう映画もあっていいんじゃないかな。

俳優さんは加藤ローサしか知りませんが、みなさんフレッシュな演技で好感が持てました。

「夜のピクニック」公式サイト

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ゴーストライダー

2007-03-04 | カ行の映画
Ghost Rider(2007/アメリカ)
【劇場公開】

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ニコラス・ケイジ/エヴァ・メンデス/ウェス・ベントリー/サム・エリオット/ドナル・ローグ/ピーター・フォンダ

炎のバイクにまたがるドクロの男。
悪を罰するヒーローの物語。


原作はマーベル・コミック。
話は悪くないと思うけど「スパイダーマン」みたいなテイストなので、もういいかなという感も。
VFXがフルに活用されて派手な映像。
主演のニコラス・ケイジは原作が大好きで、この役は演じがいがあったといいます。

キャラがユニーク。
17歳の時に父親の病を治すために、悪魔に魂を売った主人公ジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)。
結局悪魔にだまされ、父親は亡くなってしまう。
自分の愚かさに(純粋に父を想ってのことなのにね)絶望する。


時は流れ、ジョニーは危険なバイクショーに挑戦するスタントマンとして有名人になる。
ヘリコプターの上を飛びこえるという不死身な奴しかできない芸も披露しちゃう・・・

悪魔との取り引きの代償は、悪の気配を感じると、炎に包まれへルバイクに乗るスケルトン野郎“ゴーストライダー”に変身するのだ。


ビジュアルは見物。
ゴーストライダーは正義の人で、悪を見抜く力を持っている。
悪党がゴーストライダーの目を見ると、苦しめられた人間たちにかわって地獄の裁きをくだすのだ。仕置き人ですね。革ジャン着てチェーンをふりまわすし・・・ひぇ~^^;
弱点は朝日に当たると、元の人間に戻ってしまうヴァンパイアみたいな奴。


そして悪魔界の反逆者たちと戦うことになる。
反逆者ブラックハートを演じるウェス・ベントリーは、はまり役。
それにしても、彼等は弱かったなあ・・とほほ

ジョニーは父親が亡くなった時に、恋人ロクサーヌと別れますが、大人になって再会する。
余談ですが、17歳のジョニーを演じた俳優さんがトム・クルーズによく似ていて、バイクを走らせるとまるで「トップガン」!(笑)
成長した姿がニコラス・ケイジというのが無理があるよなあ・・・汗


反逆者はゴーストライダーつぶしのために、ジョニーが今でも愛するロクサーヌに襲いかかる。
ロクサーヌ役エヴァ・メンデス、セクシーできれい。
バトルの映像はどこかで見たシーンが・・・
宗教が絡むのは「コンスタンティン」に似てるし。

テキサスが舞台、西部劇の要素もあり。
先代の150年前のライダー(演じるのはサム・エリオット)と一緒に疾走するシーンはかっこよかった。
悪魔メフィスト役を久々ピーター・フォンダ。

「魂は売ったが、心は売ってない!」
続編もありですかねえ。
内容のわりには盛り上がりに欠ける(改めてスパイダーマンの出来の良さを感じる)
まあ期待せずに観れば面白いかも~

ゴーストライダーは父親の死をひきずっている主人公でしたが、「スパイダーマン」では叔父、「スーパーマン」は父など、アメコミの主人公の人生に大きく影響してるのはいつも父親。
尊敬すべき者、強い者、頼りになる者へのあこがれでもあるのかな。

★★★(5段階☆は0.5)

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