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MAN SOM HATAR KVINNOR(2009年/スウェーデン=デンマーク=ドイツ)【劇場公開】
監督:ニールス・アルデン・オプレヴ
出演:ノオミ・ラパス/マイケル・ニクヴィスト/スヴェン・バーティル・トーブ/ステファン・サウク
彼女だけが知っている
スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの処女作にして遺作となった傑作ミステリー小説「ミレニアム」3部作の第1部の映画化。
原作は読んでませんが、上映時間2時間半はあっというま。小説は相当おもしろいんだと思う。鼻ピアスと全身タトゥーのパンクなヒロインに圧倒される。
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40年前、スウェーデン・ストックホルムの孤島で姿を消した少女。
彼女に何が起こったのか?
捜索依頼を受けたジャーナリスト・ミカエルと、天才ハッカー・リスベットの男女二人は事件解明に挑む。
資産家一族の謎、ナチスの影、暗号、猟奇殺人・・ミステリー好きな人の題材でもあって、社会問題もふまえた作品。
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注目なのは凄腕調査員でもあるドラゴン・タトゥーの女リスベット。コワモテな外見で凶暴、やられたらやりかえす。でも傷つきやすく心を開かない。媚びないところがいいね。
中年男のミカエルがリスベットにそっと寄り添ってくれて、深入りしないふたりの結びつきが新鮮。
リアルな内容で、女性に対する暴力描写(レイプ)はきついけども、メインテーマでもあるんだろうな。
女(リスベット)が男(弁護士)にきっちりお返しするところがカッコイイ。
めちゃくちゃ濃い作品なのに、サラッとしてるのは北欧の風景のせいかも。
ミステリーの王道、現代的な要素もちりばめてあって楽しめた。資産家一族の名前が途中ごちゃごちゃになるのは私だけ?
★★★★(5段階☆は0.5)
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