小部屋日記

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300 <スリーハンドレッド>

2007-06-10 | サ行の映画


300
(2007/アメリカ) 【劇場公開】
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー/レナ・ヘディ/デヴィッド・ウェンハム/ドミニク・ウェスト /ミヒャエル・ファスベンダー/ヴィンセント・リーガン

世界各国で大ヒットを記録。
『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを映画化。
300人の屈強なスパルタ戦士の歴史に残る戦い。
血なまぐさい話なのに、美しい映像に釘付け!
普通に撮れば「グラディエーター」と変わらないかも。

背景となる戦いは、紀元前480年のペルシア軍とギリシア軍での“テルモピュライの戦い”。
歴史書では、ペルシア軍が200万に対し、ギリシア軍はスパルタ軍の300人を含む5000人あまりだったという。
スパルタは海沿いの険しい山に囲まれていて、兵たちは狭い道幅を利用して大軍を封じ込めたとか。

史実をもとにしてますが、重くないですね。
スローモーション多用で、戦闘シーンも舞のよう。
残虐なシーンは画像処理のせいか、私は普通に観られました。


スパルタという国は、文字どおり最強の国家。
子供の頃から軍事教育され、一人前の戦士になる。
女性も強くなければいけない。
弱いものは生きていけない国なのだ。

王レオニダス(ジェラルド・バトラー)が率いる300人の兵士が、ペルシア軍を盾と剣だけで食い止めようとする。
圧倒的な敵の前に隊長の息子が殺されるなど、不幸にも見舞われる。
それでも男たちは屈しないのだ。


シンプルな物語だけど、最後に王が「我等を忘れないでくれ」は、じーんときた。
王妃がわが子と抱きしめあう場面もいい。
何千年以上前の出来事でも、戦争はいつの世も悲しみだけが残る。

劇場は男性客が多いかと思いきや、女性連れもかなりいました。
俳優たちの見事な肉体にホレボレ・・・・男性の体が美しいと感じる映画ですなあ。


印象的な人物だったのが、ペルシアの大王クセルクセス。
金のアクセサリーに身をつつみ、むさくるしい男たちの中で王様らしく品があり、中性的で際立っていたんだけど、誰が演じてるのか調べたら・・・
ええっ、「ラブ・アクチュアリー」のロドリゴ・サントロで驚きました!!!
あの優男ですよ・・・。まったく面影なし。。(Θ_Θ)
ジェラルド・バトラーは、男のフェロ、むんむんでした。

変だったのはペルシア軍のいでたち、仮面が忍者みたいであれはいったい?
元がコミックでもちょっと・・・
娯楽作として、軽い気持ちで観ることをおすすめしますね!^^;
エンドロールは、もろ「シン・シティ」でした!

迫力の映像に酔ったので・・・
★★★★(5段階☆は0.5)

「300」公式サイト

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32 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (hyoutan2005)
2007-06-10 22:36:04
TBありがとうございました。
アニメあるいは絵画のような絵作りが、グロテスクなシーンからリアル感を取り除いてくれたお陰で、あまり血なまぐさく感じられずに観ることが出来ました。
よく考えると死体の壁なんて、ちょっとおぞましすぎますものね。
クセルクセス王のロドリコは、本人の面影無くて驚きました!
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Unknown (アニー)
2007-06-10 22:47:42
ワオ!・・アイマックさん所でも300発見!

楽しめたようで安心しました(汗)
私も、行くつもりなんで、その時に又伺います。

>迫力の映像に酔ったので・・・
はい、これを中心に見ようと思います(笑)

何せ「シン・シティ」が苦手だったので私(汗)
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迫力でした。 (白くじら)
2007-06-10 22:49:19
こんばんは。

かなりグロテスクなシーンもありましたが、CGによる作りでかなり緩和されて普通に観ることができましたね。といってもショッキングに光景も多かったですが。

スパルタという戦士たちがどれほど強かったのか、そして何のためにそれほど強くなれるのかという、信念を持った作品でした。
とにもかくにも、彼らが格好良かったです。(^^)

悲惨な話ではありながらも、彼らの行動はその後も受け継がれ、そして今なお語り続けられているわけですね。

トラックバックさせていただきました。
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ペルシア王役の俳優さんにびっくり! (JoJo)
2007-06-11 00:57:18
アイマックさん、こんばんは!TBどうもありがとうございました~ご覧になられたのですね!記事拝読いたしました。

本当に戦争は、いつの世においても悲しく虚しいですよね・・・でも誇りのために戦う、というのは、当時においては避けられないものだったのかもしれないですね。あの斬新な映像と演出のおかげで、重い深刻な史実を普通に観られました。すべてにおいてリアルに描かれたら、わたしは卒倒したと思います(笑)

それにしてもペルシア王の俳優さん、MTVの特集を観て、誰が演じたのを知り、仰天!!似ても似つかないナイス・ガイだったんですね~!
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おはようございま~す♪ (なぎさ)
2007-06-11 09:15:00
アイマックさんも昨日鑑賞されたのですね!

>「ラブ・アクチュアリー」のロドリゴ・サントロで驚きました!!!
そっかぁ~!
あの人だったんだ!
全然わかりませんでした。
かなりハマッてしまいました、私。
今のトコ、今年度第一位になってます~☆
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おはようございます (kenko)
2007-06-11 09:52:27
Cnoteのkenkoと申します。
TBいただきましてありがとうございました。

『シン・シティ』がかなりお気に入りの映画なので
こちらもとても楽しみにしていたのですが、
期待通りにフランクミラーワールドが炸裂しており
素晴らしかったです。

それにしてもクセルクセス王役の俳優さん、
こうして写真を並べてみても全く面影ないですね(笑)
なぜか巨人であったことが妙にツボで笑ってしまいましたー
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>こんばんは。 (アイマック)
2007-06-11 23:17:27
hyoutan2005さん、こんばんは!
こちらこそ、コメントどうもありがとうございます!

グレーがかかった絵画のような映像でしたよね。
そのせいか、グロテスクなシーンでも普通に観られましたよね。
死体の壁は、現実の色彩だったらとても目を覆ってしまう・・・
ロドリゴが出演してるとは知らなかったので、後で知ってびっくりですよ。
すごい変わりよう。。。
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アニーさん、こんばんは! (アイマック)
2007-06-11 23:21:46
迫力の映像で楽しめましたよ。
多少、突っ込みどころもあるかもしれないけどね^^

「シン・シティ」と趣がちがうというか、史実をもとにしてるせいもあるかな。
エンドロールは、おなじみの「シン・シティ」調でしたね

アニーさんの感想、楽しみにしてるわ!
返信する
>迫力でした。 (アイマック)
2007-06-11 23:29:29
白くじらさん、こんばんは!
ご無沙汰してました^^

ほんとショッキングなシーン、結構あったけど
CGのおかげで普通に観られましたよ。

スパルタ戦士はかっこよかったです。
マッチョすぎる人って苦手ですけど(笑)美しい肉体に見とれてましたよ。

この話、はじめて映画で知りましたが、悲惨な話でもありますね。
TBいつもありがとね~
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>ペルシア王役の俳優さんにびっくり! (アイマック)
2007-06-11 23:35:52
JoJoさん、こんばんは!
こちらこそ、コメントどうもありがとう!

>でも誇りのために戦う、というのは、当時においては避けられないものだったのかもしれないですね。

ですねえ。子供の頃から戦うことを義務づけてるもんね。
重いお話でもあるけど、CGのせいで普通に観られてホッ。
リアルに描いてたら、ほんと卒倒してますね^^;

>MTVの特集を観て、誰が演じたのを知り、仰天!!似ても似つかないナイス・ガイだったんですね~!

MTVの特集観られたのですか!
妙に気になる人でしたが、まさかロドリゴとは!!!
別人ですよね。。
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