小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
コメント、TB大歓迎です!

12月に観たい映画♪

2008-11-30 | 映画全般
1か月なんてあっというま。2008年も最後の月となってしまいました。
12月はお正月映画第1弾として観たいのがいっぱいです♪


【12/5公開】
WALL・E/ウォーリー 公式サイト



高いクオリティ、期待を裏切らないピクサー史上最大のスケールで贈る、感動の冒険ファンタジー。
評判もいいし、号泣必死!!(;_;)


ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト 公式サイト



伝説的ロック・バンド“ザ・ローリング・ストーンズ”と巨匠マーティン・スコセッシ監督の夢のコラボレーションで贈るライブ・ドキュメンタリー。ストーンズのファンではないですが、ライブ映像は興味あります。


【12/13公開】
バンク・ジョブ 公式サイト



“ウォーキートーキー強盗”として有名なイギリス最大の強奪事件を基に作られたクライム・サスペンス。主演はジェイソン・ステイサム。


ブロークン・イングリッシュ 公式サイト



ニューヨークとパリを舞台に、30代のヒロインに訪れた思いがけないロマンス。ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの息子さんの監督デビュー作。
「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポー目当てっす。


【12/19公開】
地球が静止する日 公式サイト



SF映画史上最もリアルな視点で宇宙からの使者を描いた巨匠ロバート・ワイズ監督の名作SF「地球の静止する日」をキアヌ・リーブス主演でリメイク。
主人公の異星人役キアヌに注目!


【12/20公開】
ラースと、その彼女 公式サイト



インターネットで注文した等身大のリアルドールに恋してしまう青年と、彼を取り巻く町の人々の人間模様。アカデミー賞脚本賞にノミネートされたお話で期待が持てます。


K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 公式サイト



日本が生んだダーク・ヒーロー、怪人二十面相をめぐる、未だかつてない、アクション・エンタテインメント超大作が誕生!金城武、松たか子、仲村トオル出演。レトロチックなところがおもしろそう。


ワールド・オブ・ライズ 公式サイト



CIAに雇われた元ジャーナリストの男が、ヨルダンで大規模なテロ組織を追跡する姿を描くサスペンス・ドラマ。監督リドリー・スコット、レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウが競演。試写会で観る予定。


【12/23公開】
ティンカー・ベル 公式サイト



世界中で最も愛されている妖精、ティンカー・ベルの誕生に秘められたドラマを描くCGアニメーション。ティンカー・ベル4部作の第1弾。


【12/26公開】
ミラーズ 公式サイト



悲しい過去を持つ元警官が、鏡にまつわる恐怖劇に立ち向かう戦慄のサスペンス・ホラー。「24」のジャック・バウアー役でおなじみのキーファー・サザーランド主演。

本命は「WALL・E/ウォーリー」、対抗が「地球が静止する日」ですかねえ。
007新作が正月第2弾というのがもったいぶってるね・・・


JUNO/ジュノ

2008-11-26 | サ行の映画

JUNO(2007/アメリカ)【DVD】
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:エレン・ペイジ/マイケル・セラ/ジェニファー・ガーナー/ジェイソン・ベイトマン/アリソン・ジャネイ/J・K・シモンズ/オリヴィア・サールビー

初めての“大事件”
みんなの心がつながった。


前売り券買ったのに観にいけず、やっとDVDで鑑賞!
今年のアカデミー賞脚本賞受賞。

story
パンクとホラーが好きなクールな女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、親友ブリーカー(マイケル・セラ)との興味本位にセックスをして妊娠してしまう。中絶を思いとどまったジュノは友だちのリア(オリヴィア・サールビー)に協力してもらい、養子を希望している夫婦を探すことに。理想的な夫婦を見つけ、会いに行ったジュノだったが……。



オープニングからポップな雰囲気、監督さんは『サンキュー・スモーキング』の方だと知って納得。
スピーディで辛らつな台詞まわしはひきつけられるし、それぞれの登場人物もしっかり描かれています。

主人公ジュノは、パンクロック、ホラー映画好きな風変わりな16歳の女の子。
興味本位の一度のSEXで妊娠してしまったからさあ、大変!
といっても別にうろたえるわけでもなく、とりあえず生んで里子に出すことにする。現代っ子というか、あっけらかん。
すぐ里親がみつかったりテキパキと物事がすすんでいくところは、マンガみたい。笑


ジュノのきつ~い台詞が笑えて、笑えて・・・。
中国人を茶かしたりシャレにならない部分もあるんだけどね。。
ジュノと里親になる夫とのオタク談議はウケたなあ。
毒を吐き散らすジュノのまわりは、いい人が多いのも特徴。
継母もジュノを応援してくれるし、父親もわかる人。カレシのイケてなさが微笑ましくて・・(´∀`)


里親になるリッチな夫婦は、まともにみえて実は壊れかけた夫婦というのもポイント。完璧な夫婦だと思ってたジュノは考える。大人の世界は思いどおりにいかないということ。
思いっきり虚勢をはってたジュノは自分を見つめ直すのだ。
ティーンエージャーの妊娠がおしゃれにみえてしまうという意見もあるようだけど、まじめに議論する映画ではないような気がしました。

ジュノを演じたエレン・ペイジがいきいきとしていて、ジュノ役は彼女以外にはありえない。
里親になる母親を演じたジェニファー・ガーナーもはまってました。

ほんわかする面白い映画でした。
養子縁組がさかんな(?)アメリカならではのお話ですね。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

「JUNO/ジュノ」公式サイト

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1408号室

2008-11-24 | ア行の映画

1408(2007/アメリカ)【劇場公開】
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック/サミュエル・L・ジャクソン/メアリー・マコーマック/トニー・シャルーブ

この部屋はあなたのココロを破壊する

1+4+0+8=13
原作はスティーヴン・キングの同名短編ホラー。
宿泊した客全員が死亡した部屋(1408号室)に泊まった作家の恐怖の一夜。
ラストを決めないまま撮影はスタートし、テスト試写の時まで数種類のエンディングを用意したとか。全米ではキング原作化史上No.1を記録。


心霊スポットに出向いて真相をルポするオカルト作家のマイク。
心霊現象をまったく信じない彼のもとに「ドルフィンホテルの1408号室には入るな」という手紙が届く。好奇心を刺激され、支配人の警告も聞かずマイクは扉を開ける・・・

主人公を怖がらせる映画で、観てる方もビクッとするんだよね・・^^;
原作は読んでないけど、題材的に同じキングの「シャイニング」に似てるかもしれない。


不吉な部屋でおこる心霊現象の数々。
カウントダウンをはじめる時計、壁から血が流れる、窓から飛び下りる客の姿がみえる、向かいのホテルに助け求めたら自分だった(苦笑)・・・急にカーペンターズの曲が流れたところはこっちもびっくりした
窓から隣の部屋に逃げようとしたら、どこまでも壁だったは高所恐怖症にはビビリ・・。


主人公マイクの悲しい過去も幻覚となって現れ、それが彼を精神的においつめる。チェックアウトしようものなら首吊りなんて・・
マイクと1408号室との戦いでもある。
ただ1408号室は怨念にみちた部屋でもないみたいで、そこのところがうやむやでスッキリしないかな。
部屋が生き物のような設定はキングらしい。

オチが弱くて、もっとバッドエンドのほうがよかったかなあ。
幽霊屋敷の話が好きな方はおすすめですよ。
ジョン・キューザック、一人芝居大健闘!
支配人役のサミュエル・L・ジャクソンはチョイ役にしては怪しすぎる。笑


★★★☆(5段階☆は0.5)

「1408号室」公式サイト

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ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ ファースト・シーズン/第1話

2008-11-23 | 海外TVドラマ

Terminator: The Sarah Connor Chronicles(2008/アメリカ)【DVD特典】
出演:レナ・ヘディ/ トーマス・デッカー/ サマー・グロー/ リチャード・T.ジョーンズ/ ブライアン・オースティン・グリーン
■第1話 序章 Pilot

「ターミネーター2」のその後を描く、SFアクション!
人類の未来を守る戦いが、いま始まる。


アメリカのFOXテレビで2008年1月13日から第1シーズンがスタート。9月から第2シーズンを放送中のSFアクションドラマ。
DVDリリースは2009年の1月ですが、ヴェロニカ・マーズ <ファースト・シーズン> のVol.11に特典映像として入ってました。ちなみにヴェロニカ・マーズは「マトリックス」のジョエル・シルバーが製作総指揮の犯罪ミステリー。

来年公開の劇場映画『ターミネーター4』は前作の『ターミネーター3』と時間軸が違っていて、このテレビドラマの続編に当たるとか。3はなかったことにされてます。笑


ストーリーは「ターミネーター2」の続編で、俳優はちがいますがうまくつながってます。
スカイネットを破壊し、ターミネーターの襲撃から息子のジョンを守ったサラ・コナーは逃亡生活を続けていたが、コナー親子の前にまた新たなターミネーターが送り込まれてくる。


サラ役は映画ではリンダ・ハミルトンでしたが、ドラマは『300<スリーハンドレッド>』のレナ・ヘディ。冒頭ミニスカで登場、タフじゃなくて美人で堅いイメージかな。これからどう変身していくかですね。ジョン役は歌手でもあるトーマス・デッカー。
最初から映画なみの迫力。
今回は、ジョンを守るために送り込まれた少女型ターミネーターが登場。
見かけによらず、強いのなんの・・^^;

映画と比べてはいけなくて、あくまでTVドラマとしてみたほうがいいのかな。
それだけ映画は完成度が高かったんだと再認識。あれだけヒットしたから当たり前か・・
「ターミネーター」好きな方は必見ですね。
そうそう「ビバヒル」のブライアン・オースティン・グリーンが出演してることも楽しみ!
来年まで待ちましょう・・・


ブルーレイ、DVD情報

FOX公式サイト

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私は貝になりたい

2008-11-23 | ワ行の映画

(2008/日本)
監督: 福澤克雄
出演:中居正広/仲間由紀恵/柴本幸/西村雅彦/平田満/笑福亭鶴瓶/上川隆也/石坂浩二

家族へ、帰りたい。

50年前にフランキー堺主演のドラマが大評判を呼び、映画化もされた名作が再びよみがえる。
中居正広と仲間由紀恵じゃない地味な役者だったら、最後までみていられなかったかもしれない辛い内容・・・
でも、いい映画でした~。

story
本土防衛のために従軍していた清水豊松(中居正広)は、終戦を迎え家族の元へと帰ってきた。平凡でも幸せな家族との日々を営もうとしていた矢先、B・C級戦犯として逮捕されてしまう。豊松の銃剣がアメリカ兵捕虜の腕をかすめたというのだ。それだけのことにもかかわらず、裁判で下されたのは死刑の宣告だった。


タイトルと簡単なあらすじだけは知ってましたが、あまりに過酷なお話。
戦争映画はもちろん楽しくはないんだけど、鬱になっちゃいます。

第二次世界大戦中、土佐で床屋を営む主人が戦場に送られ、戦後、BC級戦犯として裁かれ絞首刑になる。
一般市民が戦争で犠牲になることはわかってても、殺してもないのに処刑はどうみても納得いかない。
将校でもない二等兵の死刑判決は実際あったんだろうか・・?
戦犯裁判もいい加減なものだと感じてしまった。
巣鴨プリズン(拘置所)、B&C級戦犯の扱いは当時の国民もよく知らなかった事柄ではないのかな。戦争を知らない私たちにはまだ知らないことがいっぱいあるってことか、、


長い映画なんだけど、まったく感じなかったですね。
バラエティのイメージが強い中居くんが主役のせいか、すーと感情移入できたような気がする。ところどころにいつものバラエティさは出てたけども。笑
庶民的な中居くんを主役にしたことはよかったんだと思う。彼は熱演してました。遺書を書くときの怒りの目、最後のナレーションも悲しくて泣けた・・・

妻の仲間由紀恵、将校の石坂浩二、牧師の上川隆也、囚人仲間の笑福亭鶴瓶など脇役もしめてましたね。SMAPの草薙くんもよかった。
豊松と妻と子の面会のシーンは、すすり泣きが聞こえてきました。
映画館は中高年の女性が多かった。日頃、劇場に来たことない人もいて、音がでかいと愚痴ってた人いました。笑

戦争の理不尽さ、人間の不公平さ。
タイトルが全てを言い当ててる作品でした。

風景も美しく、最後のミスチルの曲に救われました。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

「私は貝になりたい」公式サイト

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さよなら。いつかわかること

2008-11-16 | サ行の映画

Grace is Gone(2007/アメリカ)【DVD】
監督/脚本: ジェームズ・C・ストラウス
出演:ジョン・キューザック/アレッサンドロ・ニヴォラ/シェラン・オキーフ/グレイシー・ベドナーチク

笑うとき 目覚めるとき 
眠るとき 海を眺めるとき
必ずママを思い出します


イラクから届いた妻の戦死の知らせ。悲しみに暮れる男は幼い娘たちに真実を伝えなければならない・・
絶望の中から立ち直る家族の物語。

story
スタンレー(ジョン・キューザック)の妻は、陸軍軍曹としてイラクに単身赴任中だ。彼は12歳のハイディ(シェラン・オキーフ)と、8歳のドーン(グレイシー・ベドナーチク)とともに妻の帰りを待ちわびながら暮らしていた。だがある日妻の訃報が届き、娘たちに母の死を伝えることができない彼は、衝動的に彼女たちを連れて旅に出る。


父親と娘二人のロードムービー。クリント・イーストウッドの音楽がかなり効果的。
重い題材のわりに肩がこらないし、細かい説明がないのもよかった。
戦死というと夫が亡くなり、妻と子供が残されるケースが多い中でこれは逆のパターン。
妻の戦死の知らせを夫は娘たちに話すことができず、娘を連れてフロリダの遊園地へいく。


父親のちょっとふがいないところも描かれていて、妻に負い目を感じてる部分があり、彼女の死を受け入れたくない、現実から逃げたいのもあるね。
思春期にはいった長女は、父親の異変を敏感に感じ取る。なんとなくわかっているようで、気丈にふるまうところが健気・・。遊園地にいけることを無邪気に喜ぶ次女がまた切なくて。


父親と娘たち、はじめて3人だけで過ごす旅。
これから母親のいない生活がはじまる準備期間ともいえる。
ジョン・キューザックが普通の冴えない父親役を好演。長女、次女役の子役たちもうまかったです。
喪失感の中から新たな絆が生まれる。
反戦映画ともいえるけど、家族の再生ものとしていい映画でした。

砂浜で座って抱きしめあう3人の姿は美しい情景でした。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

「さよなら。いつかわかること」公式サイト

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ヤング@ハート

2008-11-12 | ヤ行の映画

YOUNG@HEART(2007/イギリス)【劇場公開】
監督:スティーヴン・ウォーカー
出演:アイリーン・ホール(92歳)/スタン・ゴールドマン(75歳)/フレッド・ニトル(80歳)/ドーラ・モロー(83歳)/ボブ・シルマン(53歳、指揮者)

それでも、人生は素晴らしい。

アメリカで4館からスタートし、口コミでどんどん広がって212館まで広がっていったという話題作。平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”の活動を追った音楽ドキュメンタリー。
人生の大先輩に元気をもらいました!

story
アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町で活動するコーラス隊“ヤング@ハート”。世界各地で公演を行うメンバーは平均年齢80歳の老人たちで、彼らは年に1度のコンサートに向けてソニック・ユース、ボブ・ディラン、トーキング・ヘッズなどの曲の練習を重ねていく。そんな中、コンサートまでの6週間の間に、メンバーにはさまざまなことが起こるが……。



「やんちゃな年金生活者たち」と評される『ヤング@ハート』は今から25年前にアメリカのノーサンプトンという小さな町で結成されたコーラス隊。
映画の公開後、入団希望者が急増したり、高齢者のコーラス隊が次々結成されたりと、社会現象を巻き起こしてるとのこと。監督インタビューはコチラ
本国だけでなくヨーロッパにも公演しているんです。


メンバー達は日本に置き換えたら昭和ひとけた、大正生まれの人たち。
ロック好きのおじいさん、おばあさんかと思ったら、クラシックやオペラ好きの方が大半。ロックの大音量に耳栓したり、歌詞がむずかしくてなかなか覚えられない。でも指揮者の方の根気強さと熱心さもあり彼らは歌う。
コールドプレイの最新の曲も歌っちゃうとは大したもんだ。

それでも彼等には常に病、死がつきまとう。
練習場には杖をつきながら来る人、体調が悪くて息子が止めてもくる人・・・。
みんなと歌う事が楽しい、病気のことを忘れられる・・そのエネルギーは若者以上かもしれない。

感動したのは刑務所のコンサートのシーン。
直前に仲間が亡くなり、その仲間を想いながら囚人の前で歌う「Forever Young」は涙出ました。
彼らの歌には同情とか関係なく、長い人生を生き抜いてきた力強さ、素の生き様がみえてくるんですよー。


もう年だからできないとか、疲れたとかいってられない。
高齢者にも可能性があるということを教えられました。ユーモアも忘れないことね♪

ありのままの姿、ありのままで歌う。人生を楽しもう!
特に若い人に観てほしい映画です。


★★★★☆(5段階☆は0.5)

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X-ファイル:真実を求めて

2008-11-09 | ア行の映画

The X Files: I Want to Believe(2008/アメリカ)【劇場公開】
監督・脚本: クリス・カーター
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー/ジリアン・アンダーソン/アマンダ・ピート/ビリー・コノリー/Xzibit

信じよ、真実のために

科学では解明できない超常現象に立ち向かう二人の捜査官の活躍を描いた人気シリーズ「Xファイル」の映画化第二弾。
期待してなかったせいか、思ったより楽しめました。
前作の宇宙人の話に比べると、スケールは小さい。でもありえる話で、現実感はありました。

story
FBIの女性エージェントが不可解な失踪(しっそう)を遂げ、モルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)?ェ捜査協力を要請される。サイキックな透視能力で手がかりを探り当てる神父ジョー(ビリー・コノリー)が事件解明の鍵を握っていることを知った彼らは、対立しながらもおぞましい事件の核心に迫る。



曖昧に終わるところがXファイルの特徴なんだけど、今回は前作の続きではないです。初めて観る方は主人公二人のいきさつは知っておいたほうがいいね・・
FBIをやめ外科医として働いているスカリー。FBIの監視を逃れ隠れ家で暮らしていたモルダー。ふたりがFBIに呼ばれ、難事件に挑むことになる。


女性FBI捜査官の謎の失踪をきっかけに展開する猟奇殺人事件。
そこにあらわれた“ビジョンがみえる”というサイキック能力を持つ神父。
彼は本当に超能力者なのか?
内容的にはいつものXファイルですよ。猟奇さもあり。
あいかわらずな二人のやりとりにクスッとなる。ふたりのベッドシーンにはびっくり。スカリーはそんな気分にはみえなかったが・・・笑


今でも超常現象を信じ熱意はかわらないモルダー。医師の仕事に戻り普通の生活がしたいスカリー。二人の間には溝はあるのね。
神父の能力に本物だと確信するモルダーは、ひとりで危険な犯人さがしをする。もう誰にもとめられない・・。一方、スカリーは事件より自分の患者を助けることで頭がいっぱい。
モルダー、絶対絶命のピ~ンチ!?
アノ人が出てるとは知らなかったのでうれしかった。昔の仲間は大事にしたいね。

スーパーナチュラルものが新鮮だったシリーズ1に戻った話かもしれない。
TVドラマの延長かもしれないけど、復活してくれたことは素直にうれしかった。
エンドクレジットの最後におまけシーンがありますよ。
完全終了の予感、、、

★★★☆(5段階☆は0.5)

「X-ファイル:真実を求めて」公式サイト

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11月に観たい映画♪

2008-11-05 | 映画全般
今月は超大作の「レッドクリフ」で幕開けですが、下旬に見たい映画が盛りだくさんです。 

【11/7 公開】
X-ファイル:真実を求めて 公式サイト



超常現象を帯びた未解決事件を追うFBI捜査官コンビの活躍を描いたTVシリーズ「X-ファイル」の6年ぶりの映像化となった劇場版第2弾。「X-ファイル」は力入れてみてた海ドラなので、出来はともかく見ないわけにはいかない。笑


【11/8 公開】
ヤング@ハート 公式サイト



コールドプレイ、ソニック・ユース、ボブ・ディラン、ジェームズ・ブラウンといったロックを歌う平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”の活動を追った感動ドキュメンタリー。
予告編でみて大感激。ぜったい見ます!


【11/22 公開】
トロピック・サンダー/史上最低の作戦 公式サイト



ベン・スティラーが『太陽の帝国』に出演した約20年前にひらめき、長年企画を温め続けてきたサバイバル・コメディー。ベン・スティラーって『太陽の帝国』に出てたの?
豪華ハリウッド・スターも多数カメオ出演。爆笑必死。


私は貝になりたい 公式サイト



テレビドラマの歴史に伝説を刻んだ名作「私は貝になりたい」をリメイクした感動的な人間ドラマ。中居くんの演技に注目です!


1408号室 公式サイト



全米公開時に、公開3日間の興行成績が「グリーンマイル」を超える2000万ドルを突破、スティーブン・キング原作映画史上ナンバーワンの快挙。
ノンストップパニックスリラー、遂に日本上陸。必見ですね。


ブラインドネス 公式サイト



ジュリアン・ムーア×ガエル・ガルシア・ベルナル×伊勢谷友介×木村佳乃。国境を越えた豪華キャストたちが競演!白い闇に包まれた世界で、何が起こるのか…。
日本人キャストとガエルくん、楽しみ~


【11/29 公開】
デス・レース 公式サイト



脱獄不可能の刑務所で繰り広げられる、“死のレース”へ出場を決意する男の試練を描くアクション・ムービー。予告編ですでに興奮。笑
ジェイソン・ステイサムとカーアクションが好きな人は楽しめそう?

みなさんがおすすめの映画も教えてね~

ボーダータウン 報道されない殺人者

2008-11-04 | ハ行の映画

Bordertown(2007/アメリカ)【劇場公開】
監督・脚本:グレゴリー・ナヴァ
出演:ジェニファー・ロペス/アントニオ・バンデラス/マヤ・サパタ/マーティン・シーン/フアネス

5,000人の少女の悲鳴を掻き消したのは、
砂漠か?国家かー?


アメリカとの国境に位置するメキシコの街で実際に起こった未解決事件を映画化。
告発映画ですね。衝撃的でひどい話・・・。
現実を認識するべし。

story
女性記者ローレン(ジェニファー・ロペス)は、メキシコとアメリカの国境の町で起きている連続女性殺害事件の取材を命じられる。そこでは汚職まみれの警察や政治家の支配により、真実は闇に葬られていた。元同僚ディアス(アントニオ・バンデラス)を訪ねた彼女は、事件の被害者で奇跡的に生還した少女と出会い、真相究明に乗り出す。


メキシコの工場で働く少女が、仕事から帰る途中ふたりの男から暴行され、砂漠に埋められる。そして翌朝、彼女は地中から這い上がり生還する。
実際に起きた事件というのが驚き!


このフアレスという町では、15年間に婦女暴行・殺人が推計5000件も発生してるという。いまだ行方不明者もいる。
フアレスには経済的自由協定が結ばれ、マキラドーラと呼ばれる外資工場(TV、パソコンなど)がたくさん進出。
大企業は安い賃金、過酷な労働で貧しい女性たちを働かせていて、治安も悪く夜間の勤務もあるのに生命の安全はまったく配慮されない。事件が起きても、もみ消されているのね。
日本企業も進出していて、他人事ではないんです・・


実話をプロデューサーも務めるジェファー・ロペスが主人公の女性記者、同僚をアントニオ・バンデラスが演じてエンタメ系に仕上げてあります。
映画の中では、犯人なのかどうか被害者に確認させるために、カメラで盗撮したり、女性記者自身がおとりになって犯人をおびきだす。
実際こういうことはあまりに危険すぎて、ジャーナリストの仕事の範囲を超えてるんだけど・・それだけ切羽詰まっている事件なのです。


警察も動いてくれない・・ではどうすればいいのか?
野放し状態というのが現実なんです。
経済発展を優先させ、実際は無法地帯。解決にいたってないところが重い。
日本にいるとつくづく平和だなと思いますね。

女性記者と現地の社長とのラブシーンはリアルさに欠けてないほうがよかった。
それでもかなりの力作だと思います。

★★★★(5段階☆は0.5)

「ボーダータウン 報道されない殺人者」公式サイト

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