小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
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ウォーク・ザ・ライン 君につづく道

2006-05-31 | ア行の映画

Walk the Line(2005/アメリカ)

見応えがありました!
1950年代の伝説のミュージシャン、カントリーシンガーのジョニー・キャッシュ。
名前は聞いたことありましたが、はじめて人となりを知りました。
グラミー賞11回も受賞している方なんですねえ。

栄光と挫折、運命の女性ジューン・カーターとの出会いから結婚までの真実の物語。
ラブストーリー+一人の男の生涯ですね。引き込まれます。
キャッシュ役ホアキン・フェニックスとカーター役リース・ウィザースプーンの熱演が光ってます!
二人の歌のうまさにびっくり!ホアキンの歌声は心が込められている。

●ストーリー●
アーカンソーの田舎で生まれたジョニー・キャッシュは12歳の時、農業の手伝いをしていた優しい兄を事故で亡くす。
数年後、結婚し子供も持ちセールスマンをしていたが、歌が好きなジョニーは友人とバンドを結成。
才能を認められレコードを出し、一躍人気者に。
ある時、舞台の袖で、幼い時からラジオで聞いていた人気女性シンガー、ジューン・カーターと運命の出会いをする。
ジョニーは彼女に好意を持つが共に家庭がある身、ジューンは友達でいましょうと言う。
そのうちドラッグに手をだし、転落の日々。
それを救ってくれたのはジューンだった・・・


ジョニーの人生の中で最初の衝撃な出来事。
12歳の時、好きだった兄ジャックの事故死は痛々しい経験・・・
父からいわれた「おまえはどこにいたんだ!」・・・ 自分が兄のそばにいなかったから。
出来のいい兄がいなくなり、出来の悪い弟が残ってしまった。
それが後の彼の人生に影を落とすことになるのです。これは重い・・・


そして人生を大きく変えていくジューン・カーターとの出会いと再会。
一緒にツアーを組むことになりますが、カーター役をリース・ウィザースプーンがブロンドを黒髪に染め、イキイキと演じててさすがオスカーの演技です。
2時間ちょっとの作品ですが、一人の男の波瀾万丈の人生は長くけわしいです。


ミュージシャンとして成功しますが、当然、誘惑もある。お酒、そして薬漬け。
妻子も去って行き、徐々に心身が壊れていくジョニー。
ジョニーもジューンもお互いを尊敬しあってますが、ジューンはジョニーを決して甘やかさない。
むしろ冷ややか。
ジューンは離婚経験があり、子供を持ちながら懸命に働いている。母親としての強さですね。

やがてどん底にまで落ち込んだジョニーに、そっと手を差し出すジューン。
そんな彼女の真心に涙が出ました。
ジューンが導いてくれた真っすぐな道をジョニーがよろよろ歩きながら辿っていくよう。

ジョニーはカムバックに成功、ジューンに今度こそ!の舞台でのプロポーズ。ええ?!
「君は親友だ、結婚しよう!」
頷くジューン。
自分を認めてくれなかった父との和解。心のなかの黒い影が解き放された瞬間。


ジョニー・キャッシュという人は刑務所の囚人たちにも人気がありました。
ジューンの死後、後を追うように亡くなったジョニーでした・・・

カントリーミュージックが心地よい響きです。
ジューンが弾いていたギターは変わった形をしていましたねえ。
DVDではなくて劇場で見たかったです!

★★★★★(5段階☆は0.5)

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GOAL!ゴール!

2006-05-28 | カ行の映画

GOAL!(2005/アメリカ=イギリス)

〈STEP1〉イングランド・プレミアリーグの誓い

単純明快なスポーツサクセスストーリー!
FIFAワールドカップへ続く3部作 第一弾です。
プロを夢見るサッカー少年がイングランドの名門クラブチームに入り、W杯を目指す物語ということで、序章ですがリアルタイムで楽しめますね。
サッカーがわからなくてもついていけます。
霧の中のピッチ(グラウンド)など美しい映像。
音楽がなかなかいいのでサントラがほしくなりました。


●ストーリー●
メキシコ生まれのサンティアゴ(クノ・ベッカー)は家族とともにLAへ移住後、地元のサッカーチームでプロを夢見ていた。
活躍する彼にスカウトが目をつけ、イングランドの名門チーム「ニューカッスル・ユナイテッド」のトライアルに参加することになり、父の反対を押し切りイギリスへ渡る。
いろいろな困難と出会うが、やがてチームのチャンピオンリーグ進出のため、彼の出番がやってくる・・・



貧しい生まれ、でも夢はあきらめきれない!
うまくいきすぎという感じもしますが、スポーツ物は興奮しますね。

「世の中には2通りの人間がいるんだ、豪邸に住む人間と豪邸の芝生を刈る人間」と父はサンティアゴに言い聞かす。
夢は夢、地道に働け!という父親とは反対に、孫を愛する祖母は夢をあきらめてはいけないと、こっそりイギリス行きの飛行機のチケットを渡す。
その優しさがいいです。
喘息という持病をもっていて、気弱になる彼を恋人が励ます。
もともとまじめでサッカーを愛しているサンティアゴには、こちらも応援したくなりますね。

チームメイトでパーティ好きのスター選手ガバン(演じるアレッサンドロ・ニヴォラいい味)の友人役で、レアルマドリードのベッカム、ジダン、ラウルが登場!
といってもスーツ姿で場に浮いてる気が・・・笑
コーチ役は「リトル・ダンサー」のお父さんです。

全体に荒いつくりかなあ・・
でもリーグ最終戦の満員の観客のスタジアムでのゲームシーンは力が入りました。
サッカー映画ということで男性客が多かったような。

主人公サンティアゴ役は当初、ガエル・ガルシア・ベルナルの名があがってたとか。
ガエル君もたくましい体つきですが、色っぽい目つきがスポ根と結びつかない・・かな(見たい気もする^^)

予告として2作目はサンティアゴが“銀河系軍団”レアルへ入団!!
3作目は今年のドイツでのW杯が舞台らしいです。
個人的にはイタリアのトッティに出演お願いしたいですね~

★★★★(5段階☆は0.5)

ニューカッスル・ユナイテッドの公式サイト

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イン・ハー・シューズ

2006-05-24 | ア行の映画

In Her Shoes (2005/アメリカ)

ホロリとさせられる物語。
性格においてもルックスにおいても正反対の姉妹。
お騒がせな妹、ガリ勉な姉と思いながら離れられない姉妹の絆。
そしてもう一人、二人にとっての祖母。
三人の女性の自分に合う靴(幸せ)さがし・・・


●ストーリー●
ルックスには自信があるが難読症をかかえている手癖も悪い妹マギー(キャメロン・ディアス)。
弁護士として成功はしているが、容姿に自信がない姉ローズ(トニー・コレット)。
ある時、職がみつからないマギーはローズの家に転がり込むが、ローズの彼氏と寝てしまい二人は決裂!
マギーはこの世にいないと思っていた祖母(シャーリー・マクレーン)のいるマイアミの老人ホームへ向かう・・・・



姉ローズのシューズラックは高級な靴ばかり!しまいこんでいて一度も履いたことなんて・・・あ~もったいない。
姉から靴を盗んで簡単に踵を折ってしまい、接着剤をつけてそのまんまのマギー。。ズボラすぎ・・・
二人の行動パターン、性格がよくわかりますね。
幸せがそこにあるのに臆病な姉。
幸せをみつけようと努力しない妹なのです。

姉ローズは妹と彼氏のことがショックで会社をやめるが、
今まで仕事に没頭していたのは仕事がなくなる、自分を認めてくれる人がいなくなるのが恐かったからという。
何があったのか、すべて話してほしいと優しく聞いてくれたのが元同僚のサイモン!
とてもいい人~♪
今まで見過ごしていた近いところに幸せはあったんですねえ。

祖母は自分の娘(ローズとマギーの母)の不幸を今まで隠していましたが、孫に会ったことで過去をうけとめることになる。
そしてマギーはある老人との出会いで自分に自信を持つ。
老人ホームでみつけた目に見えない幸せ。

トニー・コレット、シャーリー・マクレーンと芸達者の俳優たちに混じって
姉からアバズレ女(確かに・・)と言われた妹をキャメロン・ディアスが小気味良く演じてますね。
脚線美と着こなしのうまさは抜群です。

コンプレックスは誰でも持っている。それでも構わない、うけとめてくれる人が必ずいる。
そして大切な家族。姉と妹が手を固く握りしめるところはうるっときます

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ダ・ヴィンチ・コード

2006-05-21 | タ行の映画

The Da Vinci Code (2006/アメリカ)

早速観てきました!
カンヌでは不評などと言われていましたが、素直な感想として私は楽しめました。
原作(ダン・ブラウン著)は読んでいませんが、ヨーロッパを舞台に、難解な宗教的な題材をよく映画化できたなと思う。

2時間半という枠の中では説明不足な部分が多く、細かいことをいったらキリがないですが、ミステリーとしては悪くない。
信じるか信じないか・・・イマジネーションの世界。
原作を読んだ人、いない人とでは感じ方が全く違うでしょう。映像は綺麗です。


●ストーリー●
パリに滞在しているハーバード大のラングドン教授(トム・ハンクス)は、ルーブル美術館の館長と会う約束をしていたのが、館長が美術館で死体となって発見される。
死の間際に奇妙なダイイング・メッセージを残して・・・
犯人と疑われたラングドンは、フランス司法警察の暗号解読官ソフィー(オドレイ・トトゥ)の助けを得て、謎の暗号の解明に挑む・・・



テンプル騎士団、マグダラのマリア、情報を保管する筒〈クリプテックス〉、ローズライン・・・宗教に関連したもの、聞いたこともないキーワードがちりばめられていて流れに沿って整理するのは大変。

キリストの最後の晩餐の秘密(マグダラのマリア)は、以前TVでタケシの番組で見たので知ってましたが、カトリック教の内輪の話になってくると難しい・・・
ある程度、予習していったほうがいいかな。
2時間半の前半は飛ばし過ぎというかテンポが早いので、ついていくのが大変でした(汗~)
アクションシーンが結構あり。警視役のジャン・レノに見せ場がほしかったかな。

後半、キーワードの「聖なる杯」に焦点をしぼりこんでいくあたりから、ぐいぐい引き込まれていく。
私もこの主人公たちと一緒に歴史の扉を開けていくんだという気になりました。
ソフィーの過去の話、隠された血筋はドラマを感じました。

この解釈が論争になるのは当然でしょうが、真実かどうかは別にして
レオナルド・ダ・ヴィンチは知的好奇心を満たしてくれる偉大な人。
画家であり、発明家であり、予言者でもあり。
歴史は後の発見、解釈などで書き替えられていくものですが、ロマンは大事にしたいです。

キャストでは危ない修道僧役のポール・ベタニーは目立ってましたねえ。
ロック・ユー!!(見た人だけわかる)してたし^^
シンプルなファッションのオドレイ・トトゥは今までと違う知的な正統派の役柄で、英語を無難にこなしていて新鮮でしたね。
トム・ハンクスのヘアスタイルはらしくないけど、ラストは彼の締めでうまくおさまった気がする。
イギリス人の宗教学者イアン・マッケランは品格があって、はまり役。

ルーブル美術館は憧れの場所ですが、ますますいきたくなりました!
前半△、後半○、ルーブル☆で
★★★★☆(5段階☆は0.5)

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ザ・インタープリーター

2006-05-19 | ア行の映画

The Interpreter (アメリカ/2005)

堅苦しい作品だと思ってみたら、意外に面白かったです!
国連大会議場を舞台にしたサスペンスもの。
市民を守る立場の男、家族+友の思いを大事にする女。
硬派な二人のかすかなふれあいがとてもいい。
ニコール・キッドマン、ショーン・ペンの初共演作。
ニコールの美しさ(小顔ですねえ^^)に目を見張るものがあります!
これもアフリカがバックグラウンドのお話・・・


●ストーリー●
アフリカのマトボ国(架空の国)生まれで、国連の通訳担当シルヴィア(ニコール・キッドマン)は、ある夜、忘れ物をとりにいった際、会議場でマトボの大統領の暗殺計画を聞いてしまう。
恐ろしくなったシルヴィアは通報する。
シークレットサービスのケラー捜査官(ショーン・ペン)は彼女のねつ造ではないかと疑うが、捜査するうちにシルヴィアには故郷アフリカでの暗い過去があることを知る。
やがて二人のまわりで事件が起こりはじめる・・・
大統領の国連会議場でのスピーチの日が近づいてくる・・・


オープニング、アフリカの雑草の生えたサッカー場で、2人の男が3人の少年によって銃で撃たれる。
驚かされます。
次のシーン、NY国連会議場で通訳をつとめるニコール登場。
眼鏡をかけたストレートな髪で知的な魅力。
アフリカの言語も架空らしいが、もっともらしくてうまい!

シルヴィアはアフリカ出身、子供の頃に家族を失い国を憎むが、言葉での外交を信じて通訳として国連で働くことになる。
シルヴィアの護衛につくことになったケラー捜査官は、23日前、浮気をしていた妻を交通事故で亡くしたばかりで心に空虚感を漂わせている。
ともに傷を負った二人が陰謀に立ち向かっていくのです。

二人がなかなか本音を語ってくれないので、じらされる^^;
家族を殺されても復しゅうは悲しいものというシルヴィアと、妻の浮気相手(運転していたので死に追いやった相手でもある)を復しゅうしてやりたいというケラーですが、終盤、その思いが逆転するところが面白い。

安らぎを求めていた男女がお互いを励ましあい、再生していく物語でしょうか。
アフリカの独裁国家と虐殺問題、テロの話など社会派作品ではあるけど、恋愛ものとみてしまいました。
シルヴィアの兄が趣味にしていたリストづくり。母の卑猥語録、好きな言葉、動物のデータ・・・後に国家によって殺された人の名前・・・
そのリストが大きい意味を持つのです。

サスペンスの部分では、緊迫感あふれるバスの中のシーンは見応えあり。といってもリアル(テロは恐い)
主演二人の演技合戦も見物。受けにまわったショーン・ペンはとても頼もしい。
何度もいいますがニコールの美しさは絶品。長身なので長いコート、細身のパンツがよく似合う!

見送る男、去っていく女。NYの風景。
DVDにはもうひとつのエンディングがありますが、この本編が絶対いいと思う。

英語公式サイト

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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ナイロビの蜂

2006-05-14 | ナ行の映画

The Constant Gardener
(2005 イギリス)

なんとなく「イングリッシュ・ペイシェント」に似てるような。
出演も同じレイフ・ファインズだし。

イギリスのサスペンス作家ジョン・ル・カレの原作で舞台はアフリカ。
主人公は庭いじりを趣味としているイギリスの外交官。
赴任先の妻の死には巨大な国家的陰謀が隠されていたという物語。
フィクションではあるけれど、アフリカの厳しい現実を目のあたりにします。
夫婦の愛についても語られていますが、社会派作品だと思いました。


●ストーリー●
イギリスの外交官ジャスティン(レイフ・ファインズ)は、アフリカの空港で難民救助活動家の妻のテッサ(レイチェル・ワイズ)を見送るが、それが二人の永遠の別れになってしまう。
湖で妻の死体が見つかったのだ。
妻に秘密があることを知ったジャスティンは、いろいろさぐるうちにイギリス外務省と大手製薬会社の関係に気付く。
妻が自分に隠しつづけた理由は?
黒い陰謀がジャスティンの身にせまる・・・


テッサは情熱的な性格でジャスティンから
「君は6歳の頃から活動家だっただろう」といわれるほどの正義感にあふれる行動派。
まちがっていることが大嫌いで身重なのに歩き回る。
それを演じたレイチェル・ワイズがすばらしい!!
これでオスカーを穫りましたね。
ほほえみがなんともいえないです。
レイフ・ファインズは途中から逃げる役柄でアドベンチャーしてましたが、スーツ姿のほうが素敵かな。

夫婦のふれあい、じゃれあいが回想シーンで登場しますが、逆に物語の悲劇性を強くしています。
庭いじりが好きでおだやかな性格の夫とは対照的な妻、
二人が出会った頃、「私を探求してみて!」と挑発した妻。未来も知らずに・・・

自分の命をかけて信念をつらぬいた妻テッサに、長い旅の最後に出会えた夫ジャスティン。
妻が秘密にしてた理由は愛。静かな結末でしたね。

サスペンスタッチですが、陰謀は読めてしまいました・・・
貧困、ワイロ、新薬の治験(エイズ用)問題などアフリカの裏事情がリアルで考えさせられました。
死亡率の高さなど子供たちが生きていくのは過酷です・・・
各国の支援、難民救助活動家など働きはしてますが、どこまで支援がされているのかがわからない現状。

途中、人名や会社の名前が混乱してしまった。
ほとんど現地でのロケですね。
アフリカの壮大な風景(乾いてる大地)と人々のカラフルな衣装。湖に舞う鳥。
テーマソングはいいですね。

公式サイト

★★★★(5段階☆は0.5)

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カーサ・エスペランサ ~赤ちゃんたちの家~

2006-05-11 | カ行の映画

Casa de los babys(2003 アメリカ)

カーサ・エスペランサを訳すと「希望の家」。

●ストーリー●
メキシコのあるホテルに6人の女性が、長期間滞在している。
彼女達の想いはただひとつ。孤児院で子どもをもらうこと。
だが、なかなか受理されずいら立つ女性たち。
子供をもって人生を変えたい!
彼女たちのおしゃべりは続く・・・




女性たちの会話がおもしろく、養子を希望するそれぞれの事情、今の生活、人物の性格もうかびあがってくる。
不幸な出産経験のある女性。
夫婦がうまくいってないので、子どもをもらって人生を変えたい女性。
男性とかかわりたくないけど、子どもは持ちたいという女性など・・・
ある女性は弁護士にお金を渡し優先してもらおうとする。子どもは商品なのかと思ってもみたり。
これも子どもを熱望する気持ちがそうさせてしまうのです。

ボストンに住む女性は、娘のいる家庭を夢みてメイドに話しかける。
そのメイドは実は昔、養子に出した経験があり、アメリカの女性達には複雑な感情を持っている。
子供を捨てるしかない南米の女性と、その子をもらいにくるアメリカの女性の対比がくっきり。
メキシコの貧しい子供達(ストレートチルドレン)の生活ぶりなど国の事情も描かれていて考えさせられます。
子供をもって人生が変わることには違いないですが、幸せになるとは限らない。
彼女たちにとって、子供は希望の星でもあるのですね。

地味ながらも実力派の女優が揃っていて、見ごたえがありました。
強引で癖のある女性役マーシャ・ゲイ・ハーゲン。
辛辣で口が悪いNY女性リリー・テイラー、いつも身体を動かしてるスポーツウーマンのダリル・ハナー、
ジェイク・ギレンホールの姉マギーなどの顔ぶれ。
ホテルのオーナーとしてウエストサイドストーリーのリタ・モレノが出ています。

映画のラスト、赤ちゃんがシスターから「いくのよ!」と抱かれて二人出ていきますが
この子たちの将来が素晴らしい未来であってほしいと思います!
特典映像で女優たちのインタビューが入ってますが、この映画に対する思いにもそれぞれ個性が出ていて
面白いですよ。マギー・ギレンホールは弟のジェイクと同様、キュート^^

★★★★(5段階☆は0.5)


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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

2006-05-09 | ア行の映画

Interview with the Vampire
(1994 アメリカ)

原作はアメリカのゴシック界の女王、アン・ライスのヴァンパイア・クロニクルズシリーズの第一作目。
主人公のヴァンパイアにトム・クルーズが抜てきされ、ライスがクレーム、激怒したが、映像を見て感激し新聞に大絶賛の記事を出したのは有名な話。
白塗り、ブロンドの波打つ髪、ひらひらの衣装、売春婦との戯れなど(エロいです)
あのトムが!!と驚くほど彼のがんばりが印象に残りました。
豪華なキャスト陣は二度と実現しないのでは?
200年の時を超えて現代にたどりついたヴァンパイアの驚くべきインタビュー。


●ストーリー●
「私がヴァンパイアになったのは24歳の時だった・・・。」
サンフランシスコのビルの一室。ある一人の美しい男がインタビュアー(クリスチャン・スレーター)に答え、語りはじめる。
名前はルイ(ブラッド・ピット)。
時は1791年、ニューオリンズの農場主だったが、お産で妻を亡くし自暴自棄の日々をおくっていた。
そこにヴァンパイアのレスタト(トム・クルーズ)が現れる。「痛みのない、死もない永遠の命をおまえに与える」
ヴァンパイアになったルイだが、人間の心がいつまでも抜けずに闇の生活になじめない。
考えたレスタトは少女クローディア(キルステン・ダンスト)を仲間にする。
しかしこれが3人の運命を変えることになる・・・・




対照的な性格の二人の男、そして少女。ファミリーともいえるでしょう。
自己顕示欲が強く、思いどおりにならないと癇癪を起こす。根は楽天的な父親役レスタト。
自己嫌悪の固まり、鬱状態なくせに自ら命を絶つこともできない。人間臭さを残す母親役のルイ。
子供の残酷さを持つ、永遠に少女な娘クローディア。
もともとギクシャクしている関係が、長い年月の間に壊れていくのです。
病気もしない、飢えることもない、暗闇しか生きられない・・退屈な人生だと思うなあ
人間を超越したパワーを持っていても、生きる情熱がないと朽ちていくのです。
そのためには魅力的な仲間を増やしていくんです。
レスタトは、ルイの心が離れていくと感じ、つなぎとめるためにヴァンパイア界ではタブーとされる子供のヴァンパイアをつくってしまう。
原作に戻りますがこのシリーズで一番人気のレスタトの魅力は、恐れを知らないカリスマなキャラですね。


内容からしてよく映画化されたと思います。
もともと同性愛的要素もあり、パリのヴァンパイア役、アントニオ・バンデラスはそこのところをうまく表現してますね。
超自然的な世界ということで、パリの地下墓地など耽美な映像。
ローソクの灯りや馬車、19世紀のニューオリンズの情景、美術デザインも見る価値あり。

最後のトムの笑いがかっこいい!^^
原作のレスタトの無邪気さ、颯爽とした姿そのまま!
エンドクレジットで流れるローリングストーンズの曲「悪魔を哀れむ歌」は効いてます。

★★★★★(5段階☆は0.5)

今年ブロードウェイでミュージカルとなってよみがえりました。
ミュージカル「レスタト」公式サイト


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Rent/レント

2006-05-08 | ラ行の映画

Rent(2005 アメリカ)

「525,600分。あなたは1年を何で数えますか?
夜明け、日暮れ、深夜のコーヒーカップ・・・・」

オープニングに流れる「シーズンズ・オブ・ラブ」が今も耳について離れませんね。
ロックミュージカルを堪能しました。
台詞にも負けない歌のパワーと生身の人間のかもし出す活き活きさに圧倒!!
オフブロードウェイからブロードウェイへ。
各演劇賞を受賞、そして映画化。
オリジナルキャストの8人のうち6人はそのまま。
先ほどみたプロデューサーズに比べ、歌と踊りがほとんどの135分。
これも舞台でぜひ観たい!
秋にジャパンツアーが行われるそうで観にいこうかな^^

●ストーリー●
1989年、NYのイーストビレッジに住むミュージシャンのロジャーと映像作家を夢見るマーク。
家賃(レント)も払えずクリスマスなのに暖房も止められ、家主から追い出されようとしている。
ロジャーはHIV感染者、恋人が自ら命を絶ちひきこもり状態に。
階下に住むダンサーのミミの誘いにも心の傷から一歩が踏み出せなかったがミミも同じ境遇だと知り、心を開いていく。
マークはアーティストのモーリーンにふられるが、身のまわりのことをカメラに納め、それを売り込むことに必死。
二人の共通の親友のトムはドラッグクイーンのエンジェルと意気投合・・・
月日が流れ、エンジェルはHIVで亡くなり、お葬式の日に仲間はバラバラに・・・そしてまたクリスマスがやってくる。


とてもベタな内容。今から15年前のお話なので誤差を感じますが楽しめました。
エイズとドラッグの問題にぶちあたりながら、友情を信じる心、前向きに生きることがテーマになっています。
そして彼等は芸術家の心を忘れていないのです。
なんといっても曲がみな最高!!ロックのノリは大好きなので、最初から最後まで引き付けられました。
どの俳優たちも力強い歌声で、メッセージかバシバシ伝わってくる。
特にエンジェルとトムの二人が歌う曲は美しい。


ロジャーが瀕死のミミにいう「僕の目を見てごらん。愛でいっぱいだよ」
恥ずかしい台詞(^^)でも、映画の流れにうまくはまっている。
難をいえば、モーリーンの抗議ライブは乗れなかったな。
というか意味がよくわからない・・・牛は何を意味してるの?
オリジナルではないミミ役のロザリオ・ドーソンも奮闘!
ロジャー役のアダム・パスカルはどうみてもジョン・ボン・ジョビに見えて仕方なかった。

過去でも未来でもない今、この瞬間を生きる・・・
力が湧いてきました!

★★★★★(5段階☆は0.5)

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ブログ引っ越ししました!

2006-05-07 | ごあいさつ

このたび、ブログを引っ越しました。

ヤプログはエクスポート機能がついてないので、
そのまま持ってこれませんでした。
コメント、TBいただいた方、ほんとにありがとうございました。
感謝です!m(__)m
尚、旧ブログでもコメント、TBは受け付けていますよ。

引き続き、映画を中心に本、音楽のことも語っていきます。
新装オープンということで、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

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