小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
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6月に観たい映画♪

2007-05-31 | 映画全般
5月は風邪をひきまして体調不良のため、結局3本しか観られませんでした・・・
まだ「海賊」も見てないし、「ボラット」も見たいのに。。涙
とりあえず6月も楽しみな作品をご紹介。


ザ・シューター/極大射程 公式サイト 2007年/125分【6/1公開】


“このミステリーがすごい!”の2000年海外部門で第1位に輝いたスティーヴン・ハンターのベストセラー小説を映画化。
大統領暗殺計画を阻止すべく、元海兵隊の敏腕スナイパーが活躍する。
主人公のスナイパーを『ディパーテッド』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマーク・ウォールバーグ。


あるスキャンダルの覚え書き 公式サイト 2006年/92分【6/2公開】


美しい美術教師と、彼女に執拗(しつよう)な関心を抱くオールドミスの教師とのスキャンダラスな関係を描く心理スリラー。
アメリカで実際に起こった女教師の事件を基に作られた小説を映像化。
二大オスカー女優のジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが、火花散る演技対決を繰り広げる。
やばそうなストーリーだにゃ。


300<スリーハンドレッド> 公式サイト 2007年/117分【6/9公開】


『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。
屈強なスパルタの王レオニダスに『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラー。
色彩のバランスを操作し、独特の質感になるよう画像処理を施した斬新な映像美とともに、屈強な男たちの肉体美が見どころ。マッスル系のすきな人はおすすめかしら^^


プレステージ 公式サイト 2006年/130分【6/9公開】


クリストファー・プリーストの人気小説を、『メメント』のクリストファー・ノーラン監督が映画化した壮大な人間ドラマ。
かつて友人同士だった男たちが、奇術によって運命を狂わせていく様をスリリングにみせる。
互角の実力を持つマジシャン役を『X-メン』シリーズのヒュー・ジャックマンと、『バットマン ビギンズ』のクリスチャン・ベイルが熱演。スカーレット・ヨハンソンも出演してますね。


ゾディアック 公式サイト 2006年/157分【6/16公開】


アメリカ犯罪史上最も危うい連続殺人鬼と言われる“ゾディアック・キラー”を題材にした話題作。
ゾディアックに関わり、人生を狂わされた4 人の男たちの姿を描く。
監督は『セブン』のデビッド・フィンチャー。『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホールが、事件の謎を追い続ける風刺漫画家を演じる。
人間ドラマとしても楽しめるとのこと。キャストが濃そうですな^^


ストレンジャー・コール 公式サイト 2006年/87分【6/16公開】


全米NO1.『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト監督が放つショッキング・ホラー。
1979年に戦慄をもたらした『夕暮れにベルが鳴る』を完全リメイク。
ベビーシッターとしてやって来た美しい女子高生に不審な男からの電話が…。
逆探知を頼んだ彼女が知った絶望的現実。彼女は逃げることができるのか!!
アメリカ興行成績初登場第一位を記録。びびりそう・・・


ダイ・ハード4.0 公式サイト 2007年【6/30公開】


ブルース・ウィリスが悪夢のような事件に遭遇しながらも知恵と体力を駆使して巨悪と戦い抜く、大人気アクションシリーズ第4弾。
ウィリスが人間味あふれる主人公ジョン・マクレーンを演じるほか、製作も兼任。
全米を襲うサイバーテロの野望に立ち向かう最強に“運の悪い”男の不死身の奮闘が描かれる。これもわくわくです。


ボルベール<帰郷> 公式サイト 2006年/121分【6/30公開】


カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞し、各映画賞を席巻している珠玉のヒューマンドラマ。
母として、娘としてのままならない人生をたくましく生きる女性たちの生き様を描き上げる。
監督は『バッド・エデュケーション』のペドロ・アルモドバル。
主演はアルモドバル監督と『オール・アバウト・マイ・マザー』以来の顔合わせとなるペネロペ・クルス。
ポスターからしてビビッドで華やか!!

さて6月は何本観られることか・・・

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スキャナー・ダークリー

2007-05-29 | サ行の映画

A Scanner Darkly(2006/アメリカ)【DVD】

監督・脚本:リチャード・リンクレイター
出演:キアヌ・リーブス/ウィノナ・ライダー/ロバート・ダウニー・Jr./ウッディ・ハレルソン/ロニー・コクレイン

劇場で見損ない、DVDで鑑賞。
原作は「ブレードランナー」「トータル・リコール」で有名なSF作家フィリップ・K・ディックの「暗闇のスキャナー」。
見どころは実写映像にデジタル・ペインティングを施してるアニメだということですね。

近未来のカリフォルニア。
麻薬が蔓延し、覆面捜査官のボブ(キアヌ・リーブズ)は麻薬の供給源を探るために友人たちの行動を監視する。
そのうち自分も麻薬に溺れ、現実なのか妄想なのかが区別できなくなる。
実は裏には大きな企みがあるということをボブは知らない・・。


主人公は覆面捜査官ですけど、名前が3つもあってわからなくなる・・・(汗)
展開がだらだらしてるせいもあるが、何が起きているのかつかみづらい。
後半になって、ようやく仲間の正体が暴かれ全貌がはっきりしていきますが、うーん、消化不良かな。


原作者のフィリップ・K・ディックの体験に基づいた話でもある。
彼は政府から一時期、監視されてた時期があったという。なぜ?

後に彼はドラッグに溺れますが、友人らも薬によって亡くなっている。
麻薬中毒の恐さと監視社会の警告を描いてますが、メッセージが明確に伝わってこなかったのが残念。好みの分かれる作品でもある。


でも実写でとった俳優の動きを生かしたアニメはおもしろい。
アニメになるということで俳優たちは、オーバーアクションで演技したそう。
キアヌ扮する麻薬捜査官は人物を特定されないためにスーツを装着しますが、これが変貌自在に姿がかわるスーツ。これがユニークなビジュアル。
アニメだけに1年以上費やした、労力のかかってる作品。
クリエイターたちの努力はかってあげたいですね!


キアヌ・リーブスは髭面でもやっぱりきれいな顔立ちしてるなぁ。
友人役のロバート・ダウニー・Jr.とウッディ・ハレルソンは楽しそうに演じてました。
くどい二人に加えて、麻薬でイカれる役のロニー・コクレインという俳優さんがさらにくどかったです^^ゞ

★★★(5段階☆は0.5)

「スキャナー・ダークリー」公式サイト

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「奇術師」クリストファー・プリースト (著)

2007-05-28 | 
The Prestige
クリストファー・プリースト (著) 古沢 嘉通 (翻訳)

6月に公開される映画「プレステージ」の原作、クリストファー・プリーストの「奇術師」を読みました。
1995年度世界幻想文学大賞受賞作品。

長編のわりにはサクサクよめました。
映画化されるのも納得のおもしろさ!
若干映画は内容を変えてるのかなあ。
つくりはミステリー、ラストは幻想的で私は好きです。
現代から過去に戻り、また現代に戻る話。

舞台はイギリス。
語り手は現代に生きるアンドルーというジャーナリスト。
彼はずっと自分は双子の片割れではないかと感じていたが、自分には双子は存在していない。
取材でケイトという女性と出会う。
二人の祖先は“瞬間移動”を得意演目としていた、20世紀初頭の天才奇術師で、生涯ライバル関係にあった。
お互い認めあいながらも、憎みあっていた間柄。

アルフレッド・ボーデン、ルパート・エンジャ。
この二人の奇術本、手記から恐るべきイリュージョンバトルが明かされる。


まず手品という題材がおもしろい。
100年以上前から人間の移動などの奇術はあったのですね。
手品師は、人生の全てをかけて仕事してるのです。
ボーデンとエンジャはともに優秀なマジシャンだが、二人の間には諍いがたえないのだ。
まあネタの探り合いもあり、それが家族にまで影響をおよぼすと、だまってられなくなるのも事実。
アシスタントをスパイとして送り込んだり、卑劣なやり方。
奇術師は観客を惑わせたいという願望が強く、強迫観念にとらわれていますね。
名声を得るため、マジックにとりつかれた男たちの物語でもあります。
瞬間移動装置を開発するテスラという発明家が登場しますが、実在の人物とのこと。

エンジャの“瞬間移動”〈名付けて・・・閃光のなかで〉がとんでもないマジックなのです!!!!(@_@)
現実離れしてますが、ここから予想外な展開。
全体にイギリス的なダークな味わいで、原作者クリストファー・プリーストのほかの作品も読んでみたいですね。

映画ではボーデンを「バッドマン ビギンズ」のクリスチャン・ベール。
エンジャ(映画ではアンジャー?)を「X-MEN」のヒュー・ジャックマン。長身が舞台に映えて似合いそう
監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。
あとがき(2004年当時)によれば、主演はジュード・ロウとガイ・ピアースになっていたので変更されたのですね。
原作と見比べて観たいです。でも読まない方がよかったかな^^;

「プレステージ」公式サイト

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「LOTR」に続くファンタジー

2007-05-22 | 映画全般
映画をゆっくり観る時間がないので、気になる映画情報でも・・


ライラの冒険:黄金の羅針盤
(His Dark Materials : The Golden Compass)IMDb

ニューラインシネマが「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの次に仕掛ける、
史上最大の映画プロジェクト始動!!
フィリップ・プルマンのファンタジーシリーズ第一章。
イギリスの文学賞であるカーネギー賞やウィットブレッド賞を受賞してるとか。

11歳の少女ライラと、彼女のダイモン(守護精霊)は行方不明の友人ロジャーと監禁された叔父を探すため不思議な力を持つ「真理計」を持ち北極へと旅立つ冒険もの。
アメリカでは今年の12月、日本は来年の3月に公開。
ニコール・キッドマン、007コンビのダニエル・クレイグとエヴァ・グリーン出演。
動画を見る限りでは、シロクマがかわいくないけど・・・^^; YouTube

ファンタジーは飽きてきた気もしますが、今回のメンバーはそそられますね。
下はカンヌ映画祭でのクレイグとグリーン。



同じくカンヌでの特別招待作品「A Mighty Heart」公式サイトも気になります。
2002年にパキスタンでイスラム過激派に拉致、殺害された米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)の故ダニエル・パール記者をテーマにした映画で、パール記者の妻役をアンジェリーナ・ジョリーが演じてます。
ブラッド・ピットは製作にまわっています。
下はカンヌでの二人ですが、アンジー姐さんは痩せたかな?


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バレエ・カンパニー

2007-05-21 | ハ行の映画
The Company(2003/アメリカ=ドイツ)【DVD】
監督:ロバート・アルトマン
出演 :ネーヴ・キャンベル/マルコム・マクダウェル/ジェームズ・フランコ

いつもお世話になってますちゃぴちゃぴさんご紹介の映画。
バレエ好きにはたまらないかも。
クラシックではなくて、モダン(創作)バレエですね。
ジェームズ・フランコが出演してますが・・・別に彼でなくても誰でもよい役ですな^^;
ネーヴ・キャンベルがふきかえなしで踊っています。うますぎ!!


ドキュメンタリータッチで、ほとんどバレエのシーンです。
ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴは、シカゴが本拠地の実在の名門バレエ団。

調べてみたら、シャーリーズ・セロン、パトリック・スウェイジもここの出身とか。
出演者のほとんどは実際のバレエ団のダンサーと振り付け師とのこと。
ドラマは、あってないようなもので、そこが中途半端に思えました。
役者を使わずにダンサーだけの映画でもよかったかもなあ。
でも創作バレエは観てておもしろいし、美しいです。

練習中のダンサーと振り付け師とのいざこざや、練習場のバーのポジション争いは内輪ネタですよね。
ダンサーは芸術家でもあり、妥協をゆるさないところがあります。
男女がおりかさなる場面はちとエロチックで、観てる方が困りますが、ダンサーたちは真剣勝負なんだな。

身ひとつで芸術を表現するダンサーたちは、怪我を気にしていてはやれません。
振り付け師の命令でジャンプしたら失敗し、アキレス腱を切ってしまうシーンは痛々しい。
でもすぐ代役がいて舞台は何事もなかったように進行していく。
過酷な世界でもあります。
バレエ団の経営も難しそうで、一番権力をもつ監督には誰も口が出せない。
まあ裏ではクリスマスパーティのネタにされてますけど・・・


とにかくバレエのシーンはすばらしい。
天井からロープを吊るして、グルグルまわりながら華麗に踊る女性ダンサーは、幻想的な音楽にのって美しかったけど、首を吊らないかとドキドキしながら観てました・・・
バレエを楽しみたい人にはお勧めですね。
今年のアカデミー賞で人間のシルエットがオスカー像になるところは、このバレエ団ではないかなあ?


ジェームズ・フランコは調理師役で、恋人のためにオムレツをつくってました。
ちゃぴちゃぴさんが発見したのですが、スパイダーマン3とリンクしますね。

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恋するアンカーウーマン

2007-05-18 | 海外TVドラマ

Pepper Dennis(2006/アメリカ)【DVD】

監督:グレッチェン・J.バーグ/アーロン・ハーバーツ(製作総指揮)
出演:レベッカ・ローミン/ジョシュ・ホプキンス/リンゼイ・プライス/ライダー・ストロング

「エラゴン 遺志を継ぐ者」のDVDに、おまけとして入っていたアメリカのTVシリーズの第一話。
シカゴのテレビ局を舞台に、アンカーを目指すリポーター、ペッパー・デニス(芸名)の奮闘を描いたコメディドラマ。
ペッパー役を「X-MEN」のレベッカ・ローミン。
残念ながら、本国では13話で終了したとのこと・・・。
DVDは6月2日にレンタル開始。

第一話:新アンカー誕生! / Pilot
シカゴのWEIE局でリポーターとして活躍するペッパー(レベッカ・ローミン)は、次のアンカーめざし仕事にそして恋に奮闘の毎日。
ある夜、バーで知り合い熱いひとときを過ごした男性が、実は新アンカーのチャーリー・バブコック(ジョシュ・ホプキンス)と知って、ペッパーはびっくり!!!・・・・


「アリーmyラブ」のアンカーウーマン編みたいです。
クールな印象のモデル系レベッカ・ローミンのコメディは、はじめてかも。
キャリア志向だが、ちょっとドジなリポーター。
大柄なので、ずっこけ方も派手なんだよ!笑
バーで知り合いお持ち帰りした男性が、まさか職場のライバルになるとは・・・
こうみえても恋愛に消極的なペッパー。
職場恋愛はイヤ、でも気になる素敵な男性。そこが女心の複雑さ。




同僚のアジア系の女性、どこかで観たなあと思ったら「ビバヒル」に出てた女優さんですね。
ほとんど変わってないので、びっくりしました。
チャーリー役のジョシュ・ホプキンスがイマイチ(あくまでも自分の好みですが・笑)
毒は感じられないけど、気楽に観られるシリーズですね。

「恋するアンカーウーマン」公式サイト

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アマロ神父の罪

2007-05-15 | ア行の映画
El Crimen del Padre Amaro(2002/メキシコ)【DVD】

監督:カルロス・カレラ
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル/サンチョ・グラシア/アナ・クラウディア・タランコン/アンヘリカ・アラゴン/ルイサ・ウェルタス/ダミアン・アルカサル

19世紀に書かれた原作を、現代風にアレンジ。
禁断の愛にのめりこんだ神父の過ち・・・社会問題も折り込んだ衝撃作。

ガエル・ガルシア・ベルナルが神父役で登場。
静かで落ち着いた役柄、美しい顔立ちが禁欲の世界によくはまる(徐々に崩れていきますが・・・)
ピンとこない宗教のからんだお話にしては、なかなかよい映画かも。
深くは理解できないけど、倫理観など日本人でもわかりやすい。
本国メキシコで大ヒット、上映禁止の抗議もおこりました。


新人のアマロ神父は見習いとして、小さい町の教会に派遣される。
実はこの教会では、麻薬組織と癒着していたり、神父が愛人を囲っていたり、町と一体となった問題のある教会なのだ。
敬虔な神父のアマロも権力にはさからうことはできず、手を染めていくことになる・・・そして信仰心の厚い16歳の少女アメリアと出会ったことが、彼をますます追い込んでいく。


前半はモタモタした展開ですが、中盤、アマロ神父とアメリアが禁断の愛にのめりこむあたりから、おもしろくなっていきます。
ローマをめざしている若き神父が、少女と恋をし肉欲におぼれていくさまは、若さゆえと簡単におもいがちですが、神につかえるものはあってはならない。
だが欲望には勝てず、さらに野心のある彼は卑劣な行動に出るのだ。
現代におきかえてあるけど、昔からあったことで今も変わらないということか・・

敬虔なカトリック信者が多いメキシコでは、たくさんの女性が犠牲になっているとも(詳しく書きませんが想像はつくはず)
体裁を気にする男の身勝手。
神父でなくても、人間のみにくい部分だね。
先輩神父が見返りを求めず人のために尽くす姿に、泣くアマロ神父。

人間の本質を描いてもあり、皮肉なラスト。
何もなかったように装うアマロは一生、重い十字架を背負っていくことになる。

話はフィクションだけど、メキシコではもっとひどい話があるそう。

ガエルくんの神父姿が新鮮。
あいかわらず目が色っぽくて魅力的。
少女アメリア役のアナ・クラウディア・タランコンの純真無垢な美しさが印象的。
左の画像は去年のカンヌでの彼女!
セクシーな美女に変身していてびっくりです。
別人かと思ったほど・・・

監督とガエルくんの音声解説では、メキシコの社会事情、宗教のことなど説明が入り、ためになります。


菊地凛子&ガエルくん


★★★★(5段階☆は0.5)

「アマロ神父の罪」公式サイト

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スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい

2007-05-13 | サ行の映画
Smokin' Aces(2007/イギリス・フランス・アメリカ)
【劇場公開】

監督 :ジョー・カーナハン
出演;ベン・アフレック/アンディ・ガルシア/アリシア・キーズ/レイ・リオッタ/ジェレミー・ピヴェン/ライアン・レイノルズ

タイトル通り、暗殺者大集合の映画。

登場人物がとにかく多いので、頭の中で整理するのに大変。
人間関係を覚えておいたほうがいいですね。シンプルと思いきや、複雑な話である。

暗殺者たちのターゲットになるイズラエル(通称エース)は、人気マジシャン。
ギャングの真似事をしたおかげで、マフィアから命を狙われることになる。エースに100万ドルの賞金がかけられ、各地から殺し屋が集まってくる。
逆にFBIはマフィアのボスの事件の容疑をとるため、エースの証言が必要になる。
エースを守ろうとするFBIと、殺し屋たちの壮絶なバトルがはじまる・・・


100万ドルの賞金目当ての暗殺者たちが超個性的。
女性二人組、モヒカンなデンジャラス3兄弟、拷問のスペシャリストなどなど・・。

あっけにとられるほどの突き抜けたプロの殺し屋たちなのです。
どこか笑えるところもある^^。
あの空手バカの少年には目がテン!!!!(@_@)


銃をぶっ放すシーンは、半分以上じゃないでしょうか。
バイオレンスが苦手な人は駄目かも・・・
めまぐるしいし、台詞も多い気がしました。
誰が最初にエースにたどり着くかが興味ですが、エレベーターでの駆け引きがおもしろい。
非情な殺し屋とFBI捜査官が鉢合わせするシーンはなかなか見物。

実はこの暗殺計画には、裏に意外な真実が隠されているのです。
この謎解きが、飽きてしまいそうになる派手なバイオレンスシーンを最後に締めてくれたかな。
長く感じられたのが不満。
でも多彩なキャラが楽しめました。
捜査官役のライアン・レイノルズ(ひげなしだとかなりの男前)が実質主演ですね。


くせ者俳優がいっぱい(笑)でしたが、女性の殺し屋役アリシア・キーズと、エースの部下役コモンはかっこよかった!!
ベン・アフレック、影薄すぎ・・・涙

甘めで・・・
★★★★(5段階☆は0.5)

「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」公式サイト

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クリムト

2007-05-10 | カ行の映画
Klimt(2006/オーストリア・フランス・ドイツ・イギリス )
【DVD】

監督 :ラウル・ルイス
出演:ジョン・マルコヴィッチ/ヴェロニカ・フェレ/サフロン・バロウズ/スティーヴン・ディレイン/ニコライ・キンスキー/サンドラ・チェッカレッリ

オーストリアの天才画家クリムトのお話で、興味津々で観ました!

20世紀初頭のウィーン。
画家グスタフ・クリムト(ジョン・マルコヴィッチ)は、病院で寝たきりだった。
見舞うのはエゴン・シーレただ一人。
クリムトは朦朧とする意識の中、世紀末の自分の姿がよみがえってくるのだ・・・


クリムトの絵というと「接吻」が有名ですよね。
知らなくてもどこかで見てるはず。

彼の肩書きは“モダン装飾家”と呼ばれていたんですねえ。
「モデルに触れないと描けない画家」のクリムト。
なのでウィーンには彼の子供がいっぱいいるのです。苦笑
クリムトの描く女性の裸体絵はエロスがにおい、ウィーンではスキャンダルになる。


だが時代の先端をいくパリでは絶賛される。
万博の会場で美しい女性レアと出会い、心を奪われる。
触れなくても描ける唯一の女性レア。
恋人に嫉妬されながらも、クリムトの求める女性はレアだけなんだね。

ウィーンでは、大臣からの助成金を打ち切られる。
ここから現実と妄想が入り交じって、観てる方も???
一人二役状態のクリムト。汗
現実を受け入れたくないクリムトだったのでは・・
精神がおかしくなってることはわかっているのに、運命の女性レアをさがすのです。

女性を愛し、美を愛したクリムト。

う~ん、画家の理想と苦悩の描き方が空回りで、理解できず・・・
意味なく複雑にしているようで退屈な作品でした^^;
画家エゴン・シーレがキモかった。。


オープニングは期待できたのですが、芸術映画としてはもったいない。
それでも女性たちのファッション(特に帽子がユニーク)、ウィーンのサロン、部屋の装飾などの映像は見どころあり。美術はいいです。
カメラがくるくるする場面は見難い。
「R15」なので、おこちゃまは観られません。

★★☆(5段階☆は0.5)

「クリムト」公式サイト

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麦の穂をゆらす風

2007-05-08 | マ行の映画
The Wind That Shakes The Barley
(2006/アイルランド・英・独・伊・スペイン)【DVD】

監督:ケン・ローチ
出演:キリアン・マーフィ/ポードリック・ディレーニー/リーアム・カニンガム/オーラ・フィッツジェラルド/メアリー・オリオーダン/メアリー・マーフィ

2006年 カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。
重くて悲しい見応えのある映画です。
歴史と運命に翻ろうされた人々の悲劇。
このタイトルは、アイルランドで古くから語り継がれた歌の題名です。

アイルランドの歴史というと、長い間、英国に支配されてきた国。
1920年代、イギリス支配下のアイルランド。
一般の人々の暮らしは苦しく、アイルランド語を話すことを禁じられている。

英語の名前を話さなかったことで、武装警察隊に殺される少年・・
理不尽極まりないというか、驚いてしまった。
女性、老人など弱者に対しても容赦ない暴力のすさまじさ。


主人公デミアン(キリアン・マーフィ)の兄テディ(ポードリック・ディレーニー)は、国の独立を求めて戦う若者たちのリーダー的存在。
武装警察隊の執拗な尋問にも応じない兄を、弟は尊敬している。
医師をめざしていたはずのデミアンは、やがて戦いに身を投じていく。
密告した幼なじみを処刑しますが、後で「一線を越えてしまった」と恋人に嘆く。
処刑される者も、静かに運命を受け入れることが印象的。
これはショックでしたね・・・
普通の暮らしを願っていた人間が、あっというまに戦争の狂気にのみこまれていくさまが、よく描かれていました。


家族の絆も戦争によって引き裂かれるのです。
イギリス軍がアイルランドから去り、条約の内容を巡って、兄と弟は対立するのだ。
未来を信じる兄、反抗する弟。
考えの違いから、兄弟の運命は大きく変わっていく。


国、家族を愛していることは間違ってないはずなのに・・・
なにかが狂ってるのに、人は元には戻れない。

アイルランドのあざやかな緑の風景が目に痛い。
ラストは悲しすぎるよ。。。

戦争は国同士の争いのほかに、理想の違いから仲間までも傷つけあう。
味方同士が殺しあわなくてはいけないなんて・・・
この世から戦争がなくなる日は、いつくるんだろうと考えてしまう、そんな映画でしたね。
暴力にたいして、暴力による解決はありえませんね。

キリアン・マーフィー、よいですよー。特に後半はひきこまれました。
お兄さん役の俳優さんもよかったです。泣けた・・・

「麦の穂をゆらす風」公式サイト

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