小部屋日記

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LIMIT OF LOVE 海猿

2007-01-13 | ラ行の映画
(2006/日本)【DVD】

監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太/大塚寧々/吹越満

全員、生きて還るんです!!
ぜったい手を離さない!


●ストーリー●
潜水士として成長した仙崎(伊藤英明)は、鹿児島・第十管区で吉岡(佐藤隆太)たちと任務に就いていたが、ある日、鹿児島沖3キロで乗員・乗客620名を乗せた大型フェリー船座礁の一報を受ける。
船内に積まれた車に引火すれば未曾有の大惨事は免れないが、その船には、仙崎の恋人である環菜(加藤あい)も偶然乗り合わせていた。



手と手を握りしめるシーンがいっぱいでてきますね。
人を助ける勇敢な男たちのお話・・・
主人公は過去に救いの手を離してしまったことが、ずうーと今日までひきずっている。
「可能性がある限り、あきらめてはいけない!
先輩の言葉を胸に秘め、立ち向かっていくプロフェッショナルな男たち。


自分が思い描いたものと違ってました。
スペクタクルものを期待したら、場違いな恋愛シーンが多い。なんかな~
生きるか死ぬかの時に、ケータイで彼女にプロポーズしてるもんね^^;

船内に閉じ込められてしまった救助隊員2人と乗客2人。
状況的に助からなくてもおかしくないのに、生還したのは映画ならでは?・・・苦笑
でも救助隊員の命をかけて守ってくれる姿はジーンとくるものがあったなあ。
船の中って水が入ってこない秘密の部屋があるんですねえ。
密閉されてるから、時間がきたら窒息すると思うけどね。
あと大型フェリーは人間が脱出するのに時間がかかることも初めて知ったし、
車を積載してるから、火が出たら危険!!

正直、突っ込みどころ満載ですが、ひきこまれてしまったのは素直なつくりと、主人公を演じた伊藤英明のまっすぐな演技に好感が持てたことかな。
「ポセイドン」と「タイタニック」を足して2で割った感じ。
二人の救助隊員が楽天的なので、ハラハラして観てしまいますねえ(笑)
(まあ一般乗客をパニックにさせないためというのもあるけど)
主人公は潜水士でもあるので水中シーンがもう少し観たかった。
炎の中からシルエットで浮かび上がる伊藤英明の姿は「バックドラフト」に似てました。

重厚な人間ドラマよりもエンターテイメントに徹してますね。
随所にクサイ台詞がちりばめられて、クスッと笑えるんだけど、
伊藤英明だから許してあげたくなる^^;
いい男にチェックイン(加藤あい風)

「LIMIT OF LOVE 海猿」公式サイト

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