酔いざめの水千両と値が決まりーとはよく言ったもので、お酒を飲み過ぎた時に、ぐっと飲む水のうまいこと。まさに値千金だが、国際宇宙ステーション(ISS)で飲む水は、コップ1杯3,40万円にも値するらしい。
それはそうだろう。地上から運ぶには、数十億円以上ものロケットが必要だ。尿を蒸留・浄化して飲料水に変える装置が備わり、水の現地調達ができるようになったらしいが、その開発に150億円ほどかかったというから、やはり宇宙の水は値千金である。
当然ながら、ISSではとてつもなく高い費用をかけ、酸素を供給し、二酸化炭素を処理し、汚れた水を浄化している。地球では森林などが当然のようにやっているそんな営みが、どれがけ貴重なものか、そのありがたさが、宇宙から地球を眺めればほんとうによく分かると、先日4回目の宇宙の旅に出発した若田光一さん(50)だ。
それはそうだろう。地上から運ぶには、数十億円以上ものロケットが必要だ。尿を蒸留・浄化して飲料水に変える装置が備わり、水の現地調達ができるようになったらしいが、その開発に150億円ほどかかったというから、やはり宇宙の水は値千金である。
当然ながら、ISSではとてつもなく高い費用をかけ、酸素を供給し、二酸化炭素を処理し、汚れた水を浄化している。地球では森林などが当然のようにやっているそんな営みが、どれがけ貴重なものか、そのありがたさが、宇宙から地球を眺めればほんとうによく分かると、先日4回目の宇宙の旅に出発した若田光一さん(50)だ。