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鍋料理

2009-11-17 08:12:10 | Weblog
おでんや鍋料理は「エコライフ」になるという。鍋ものは体を温め暖房費が減る。家族が集まると無駄な電気代が要らない。

そこで二酸化炭素が減るというわけだ、だが、母屋でおかゆをすすっているのに、離れですき焼きを食べていると言われたこともあった。

国家の台所事情からみると、鍋の代表であるすき焼きが、エコライフどころか無駄遣いの象徴になる。

視点を変えれば、善人と悪役が入れ替わる一例だ。こんなエコの勧めもあった。「ペットポトル飲料を買わずに水筒を持って出かける」。

エコにはなるだろうが飲料水業界はやせ細る。「コンクリートから人へ」と、コンクリーを悪者にする政治の掛け声と似ている。

これでは、セメント産業や土木建設業界は飢えて倒れる。どんな環境下にもそこに生きる人々がいる。何でも減らせばいいのではない。地球に優しくする心があるなら、人にも優しくして欲しい。

分り易いPR文句は、妙薬にもなるが、劇薬にもなる。ひとりを善人にするために、だれかを悪役にする二者択一論は、エゴが過ぎてとても食えたものではない。