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戦闘機

2009-10-14 07:02:00 | Weblog
日本の次期主力戦闘機(FX)と目されF35の性能に関する情報提供料として、米政府が10億円を要求しているとのニュースがあった。

1機90億円のF35を何機買うかまだ不明だが、本体とは別に機密費が要求されるのである。共同開発の英豪などに開発費を配分する必要があるからという。

レーダーに補足されにくいステルス性能は購入後に提供される。日本は「足元を見られている」との声もあるが。逆に米の足元が見えないか。最新鋭機が米単独で開発できない現実が浮き彫りになる。

中国で軍事パレードがあった。過去に比べて戦車が減りミサイルが増えたと言う。旧ソ連と対立していた時代の主力は戦車だった。中ロ戦争の心配が消えて減ったと説明されている。

こうなると、21世紀世界の仮想敵は国ではなく「時代」のように思えてくる。兵器生産は今も「矛盾」の故事に似て、時代の変化に勝つための新型の「矛」(ほこ)や「盾」(たて)が自己増殖する。

不要不急の予算削減に悩む時代に億単位の請求書が届く。これほどの矛盾もなかろう。