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8020運動

2008-05-02 07:11:38 | Weblog
歯科技術が発達しているのか、最近は男性でも、そこまで光り輝かさなくともと思うぐらい歯の白い人がいる。

ほかのあらゆる人体の部位と同じく、歯は「美しさ」のために存在しているのではない。言わずもがな、ものを食べられるようにするのが本業。

その味を楽しむのにも欠かせない。これを健康に保ちたいと思うのはいにしえの人も同じで、たとえば、古代ローマ人はつま楊枝を使い、なんと尿で歯磨きをするという涙ぐましい努力をしていたという。

歯が少なくとも20本あれば、しっかりと食物をかみ砕きおいしく食べられる。80歳でそれ以上を維持しよう。

これが、厚労省や日本歯科医師会が展開している「8020運動」だ。ちょうど、今年で20年になる。

食べることは、すなわち生きることだが、この運動の発祥地・愛知県が実施した追跡調査の結果は、もっと具体的だ。

2001,02年に8020を達成した3百余人を昨年調べたら、84%が存命で、このうち介護支援などを受けていない人も81%に上ったのだという。

歯は、日ごろの手入れを怠らないようにしたいものだ。