BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真  アート・ファッション写真展

2023-10-30 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」です。
昨日書けなかった事柄で、続きの写真になります。

「平和広場」(náměstí Míru) で開催された、写真学校生による「アート・ファッション写真展」です。



テーマは、メキシコの「死者の日」(Dia de muertos、Day of the Dead)にちなみ、その日を象徴する仮装姿の、骸骨の貴婦人である「カトリナス」(Catrinas) を撮ったものです。(名前はカトリーナとも。男性はカトリネス? Catrines)

メキシコの「死者の日」は、日本でいうなら「お盆」のようなもので、(10月31日~) 11月2日です。
この日に、死者を迎えるために、お墓や、街中では祭壇を作り、そこに食べ物 (頭蓋骨を模したパンやお菓子)、花、飾り物、ろうそくなどを盛大に飾りつけ、楽しくお祝いをするそうです。







写真のモデルは、チェコの女性が扮し、プラハ城の聖ヴィート大聖堂や、カレル橋の旧市街側の橋塔をバックに、撮影されています。

そして、メキシコの「死者の日」祝祭は、カトリックにおける「諸聖人の日 (万聖節)」と融合して、今では、仮装姿で街中をパレードをするなど、派手になってきているそうです。

一方、アイルランドやケルトの習慣では、万聖節の前の晩は「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」と呼ばれ、精霊たちを祭る夜であったことから、19世紀になって、アメリカ合衆国に移住した移民によって持ち込まれた習慣が、「ハロウィン(Halloween)」となりました。今年のハロウィンは、10月31日です。

日本でも、1990年代半ばからハロウィンの商業利用が盛んになったことで、一般にも良く知られるようなりました。ただ、このところ、仮装行列化、お祭り騒ぎ化しすぎている面があるため、今年は、東京都渋谷区が「ハロウィン目的で渋谷に来ないでほしい」と呼び掛ける事態にもなっています。

さて、この文章を書いていたら、数年前のAKB48の「ハロウィン・ナイト」の曲が思い出されました。
この曲を、中国のSNH48も「萬聖節之夜」として歌っているのですが、そのミュージックビデオの始めと終わりの部分に、プラハのカレル橋が出てきます。
途中の宮殿のような場所も、チェコだと思うのですが、どこで撮影されたのかわからず、ずっと気になっています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プラハの風景写真  紅葉の街... | トップ | モンゴルの声 Eベリカード »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。