「モスクワ放送」のベリカード(その5) で、1989年のです。
(1989年) 空に向かって銀色に光る、巨大な像です。
宇宙に旅立った「ガガーリンの像」で、建つのはガガーリン広場です。その足元に少し見える球体は、地球に還ってくるのに使ったカプセルのモニュメントのようです。
人類初の宇宙飛行士といえば、ユーリイ・ガガーリン。米ソどちらが一番早く宇宙に人間を送り込むことが出来るかの競争していた1961年、ボストーク1号で地球を一周することに成功しました。その後、ガガーリンは訓練飛行中の事故により、1968年に34歳で亡くなりましたが、長い間、公にはされませんでした。
次は、赤の広場にある「レーニン廟」です。
1924年に亡くなったレーニンの遺体を保存処理して公開するために建てられたものです。建てられてから80年がたち、老朽化が目立ってきたため補修工事がなされ、2013年5月に再び公開されるようになったようです。
3枚目、「モスクワ国立総合大学」です。
スターリン様式の建築物で、中央正面の中庭には、創立者ロモノーソフの像が立っています。
4枚目、「モスクワ川」に架かるホロジンスキー橋などです。
2番目に見える橋は、モスクワ地下鉄の鉄橋のようで、フィリョーフスカヤ線? の車両が走っているようです。
真正面に見える白い巨大な建物は、「ベールイ・ドーム」で、その名のとおりホワイト・ハウスです。ロシア最高会議ビルとして知られていて、エリツィン大統領と保守派との間の対立によるモスクワ騒乱事件で、1993年10月4日、砲撃を受けました。現在は、改修されて政府行政庁舎となっているようです。
5枚目、「(旧) コメコン本部」の建物です。モスクワ川近くの、ノーヴィ・アルバート通りにあります。
この高い建物は何なのか、写真説明がないので、なかなかわかりませんでした。各階にある窓のような開口部に、特徴があります。ヒントは、意外なところにありました。前に掲載したのモスクワ川のベリカードをじっくり見ていたら、良く似た建物が右の方に写っていました。
6枚目、「ボリショイ劇場」で、ロシアを代表するバレエ・オペラの劇場です。
噴水のある大宮殿といった建物で、正面のファサード最上部に、鎌とハンマー、麦の穂で囲んだソ連邦国章が刻まれていましたが、ロシアになった今は、双頭の鷲に変えられているようです。
最後は、英語放送を聴いて、いただいたカードです。
アメリカの10歳の少女が描いた、米国とソ連の人々が握手などをしている友情の絵で、両国の友好をも表現したものになっています。長く続いた、東西対立の冷戦が終わりつつあるのかなと、強く感じた1枚でした。
(1989年) 空に向かって銀色に光る、巨大な像です。
宇宙に旅立った「ガガーリンの像」で、建つのはガガーリン広場です。その足元に少し見える球体は、地球に還ってくるのに使ったカプセルのモニュメントのようです。
人類初の宇宙飛行士といえば、ユーリイ・ガガーリン。米ソどちらが一番早く宇宙に人間を送り込むことが出来るかの競争していた1961年、ボストーク1号で地球を一周することに成功しました。その後、ガガーリンは訓練飛行中の事故により、1968年に34歳で亡くなりましたが、長い間、公にはされませんでした。
次は、赤の広場にある「レーニン廟」です。
1924年に亡くなったレーニンの遺体を保存処理して公開するために建てられたものです。建てられてから80年がたち、老朽化が目立ってきたため補修工事がなされ、2013年5月に再び公開されるようになったようです。
3枚目、「モスクワ国立総合大学」です。
スターリン様式の建築物で、中央正面の中庭には、創立者ロモノーソフの像が立っています。
4枚目、「モスクワ川」に架かるホロジンスキー橋などです。
2番目に見える橋は、モスクワ地下鉄の鉄橋のようで、フィリョーフスカヤ線? の車両が走っているようです。
真正面に見える白い巨大な建物は、「ベールイ・ドーム」で、その名のとおりホワイト・ハウスです。ロシア最高会議ビルとして知られていて、エリツィン大統領と保守派との間の対立によるモスクワ騒乱事件で、1993年10月4日、砲撃を受けました。現在は、改修されて政府行政庁舎となっているようです。
5枚目、「(旧) コメコン本部」の建物です。モスクワ川近くの、ノーヴィ・アルバート通りにあります。
この高い建物は何なのか、写真説明がないので、なかなかわかりませんでした。各階にある窓のような開口部に、特徴があります。ヒントは、意外なところにありました。前に掲載したのモスクワ川のベリカードをじっくり見ていたら、良く似た建物が右の方に写っていました。
6枚目、「ボリショイ劇場」で、ロシアを代表するバレエ・オペラの劇場です。
噴水のある大宮殿といった建物で、正面のファサード最上部に、鎌とハンマー、麦の穂で囲んだソ連邦国章が刻まれていましたが、ロシアになった今は、双頭の鷲に変えられているようです。
最後は、英語放送を聴いて、いただいたカードです。
アメリカの10歳の少女が描いた、米国とソ連の人々が握手などをしている友情の絵で、両国の友好をも表現したものになっています。長く続いた、東西対立の冷戦が終わりつつあるのかなと、強く感じた1枚でした。