プラハの風景写真 市内の風景 (2)

プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」で、市内で撮った、いろいろな写真の続き (その2) です。

ロシアのウクライナ侵攻は、ヨーロッパで戦争が起こっているという進行形として、チェコの人々にも深刻に受け止められています。武力だけでなく、多くのニュースウェブサイトが閉鎖され、言論の自由が再び打撃を受けています。

今や、新型コロナの新規感染者数が毎日約1万人であっても、もう、その話をすることを止めたようだ、そうです。チェコ政府は、公共交通機関でのマスク使用や、コロナ制限をすべて解除する予定、とのことです。

さて、昔に建てられた、各階ごとに通路がある、「古い家屋」 (集合住宅) です。



市内にあった、これらのほとんどは、20世紀後半までに取り壊されたり、今は廃墟となっています。

市内を走る路面電車、「T3形トラム」の車内です。



運賃をカードで支払うための、オレンジ色の精算機が設置されています。しかし、それは若い世代向けで、多くの年配の人は、紙のチケットを購入するか、年間チケットを持っているそうです。そして、年金受給者は無料です。



街角にある「ATM機」では、24時間、現金が引き出せます。



「タイ式マッサージ店」や、黒い帽子をかぶった白い奇妙な男性像が店先に置かれた、「雑貨店」です。



街中の広告看板です。アメリカ発祥のカジュアル・レストラン&スポーツ・バーの、「フーターズ」(Hooters) です。(日本にも進出してきましたが、今は銀座店1店だけになったようです)



「テイクアウトの寿司店」(Yuniku Charcoal BBQ) の広告で、韓国焼肉料理のお店がやっているようです。Geisha Roll、Samurai Roll、Kamikaze Roll、Gojira Rollといった、日本的な名前のメニューがあるようです。



「フィールマン」(Fielmann) という、眼鏡店の広告です。



「ヴィタナ」(Vitana) は、スープや調味料、調理済み食品のメーカーです。



建物の壁を占領している、ファッション・ブランドの、「エルメス」（Hermès）の巨大広告です。



他に、西暦867年、チェコにキリスト教 (スラブ語布教) をもたらした、ビザンティン帝国 (ギリシャ) 生まれの兄弟である、「聖キリル (キユリロス) とメトディウス」の姿が描かれたポスターです。



彼らが活動した時代から長い年月が経ちましたが、混とんとした現在を、彼らはどのように見つめ、何を思っているのかを問いたい、と、ポスターを見た彼は、そう思ったそうです。