BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

観光地名所めぐり HCJB  (1987年)

2014-09-16 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」から1987年にいただいたベリカードは、エクアドルの「観光地名所めぐり」を採り上げたシリーズです。

まずは、「赤道記念碑」です。

国名のエクアドル(Ecuador)は、スペイン語で「赤道」を意味しています。
首都キトーの北約23kmのところにある、緯度0度を示した赤道記念碑は、「ミッター・デル・ムンド」(世界の真ん中)と言われています。ただ、現在では、正確なGPS計測が可能になり、実際の赤道より250mほどずれていると言われています。

「ガラパゴス諸島」の写真です。

エクアドル本土から西へ約900kmの太平洋上にあり、大小123の島や岩礁などからなっています。
周りはずっと海。そのため、独自の進化を遂げた動植物の固有種が多く存在することから、この諸島を1835年、測量船ビーグル号に乗って訪れたチャールズ・ダーウィンが、進化論の着想を得ることになったことは、有名です。
最近では、地名ではなく、日本基準が世界基準と違う方向に進むことや取り残される現象を指して、「ガラパゴス化」という造語が使われるようになっています。

クエンカ郊外にある「インカビルカ遺跡」で、インカの壁という意味だそうです。

標高3150mのところにある遺跡は、太陽の神殿や大広場など、先住民のカニャリ族が宗教儀式に使っていたと思われる石造建築物が残っています。

アマゾン源流に浮かぶ「水上ホテル」です。

船というより、水の上に浮かぶ建物です。
エクアドルの東地方は、オリエンテと言われるアマゾン地域です。道路が整備されていないので、川を利用して移動する方が便利だし、ペルーとの国境沿いまで、さらにブラジルの河口流域までは何日もかかるので、こうした動く船ホテルが運航されているのでしょう。

雪をかぶった山「チンボラッソ」です。

標高は6,268mとも6,310mとも。赤道に近い場所にあるため、チンボラソの山頂は、地球の中心から測ると、一番離れているということになります。

エスメラルダス近郊の「アタカマ海岸」です。

エクアドルの太平洋の海岸地方は、寒流であるフンボルト海流の影響で、赤道直下であるにもかかわらず、過ごしやすいのだそうです。

ベリカードの中で、水上ホテルのと、この写真の2枚は、尾崎さんの次男・祐二さんが撮影したものです。
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