BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

Eベリ KTWRフレンドシップラジオ

2015-12-05 | 海外局ベリカード
毎週日曜日夜9時15分から、グアム島より短波放送されている「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」からいただいた、Eベリです。

11月29日のベリは、リスナー提供の「BCLラジオがあるシャック(受信部屋)」の写真です。



一見すると、BCLラジオは、ソニーICF-5800(スカイセンサー5800)とICF-SW11を使われているようです。また、天体観測をされているようで、双眼鏡とフィールドスコープが置かれています。

BCLをされている方で、ちゃんとした専用シャックでラジオを聴かれている方は、少ないのではないでしょうか。ちなみに、私は学習机の上に1台だけ置いて、受信しています。

ところで、話は飛びますが、もう何十年も前、天体観測をしていた頃がありました。

高橋製6.5cm屈折望遠鏡を買い、初めて、土星の輪を見た時、その美しさと神秘的な姿にとても感動しました。月のクレーターも美しく見えて、いつまでも見飽きないほどでした。

しかし、1年あまりすると、観測に限界を感じてきました。とくに、頭にM(メシエ)が付いた番号の星雲や星団を見ようとすると、むずかしいです。都会では、街灯やネオン照明がじゃまをして真っ暗にはなりません。それでも、月の光が影響しない新月の前後に、そして、どんよりとした星空の日に狙っていました。

星がキラキラ瞬いている夜は、たいへんロマンチックで美しく感じますが、瞬きは上空に吹いている風によるゆらぎが原因です。ですので、晴天の夜であっても、観察に適する日は年間を通して意外と少ないものです。

また、天体望遠鏡を使うよりは、双眼鏡で観測する方が良いのかもと思い、購入もしました。しかし、やはり周囲が真っ暗で、夜空が広く見渡せる場所で観測するのが一番ですね。そんな場所なら、長いアンテナを張って、BCLをするのにも適しているのかもしれません。
結局、その後、双眼鏡は星を見るより、大会場でのコンサートやミュージカルなどの観劇に役立っていますが。

BCLにとっても、身近な問題として、短波など電波の伝搬状態は、太陽の黒点数や上空の電離層の状態に左右されることがありますので、宇宙の不思議さを感じることにもつながります。

長々とした思い出話になりましたが、天体観測は、宇宙と人とのかかわりを考えることができて、ためになりました。


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