こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年12月29日 土曜日 循環しながらスライドしていく日常

2012-12-29 14:53:27 | 音楽帳

昨夜の、しとしと雨。仕事は一時休戦に入る。

帰った部屋は7℃。即、サラシをはずし、服を5枚着込み、ハロゲンヒーターを付けて、服に火が燃え移りそうなほど近づける。
タバコをつまみに缶ビールをやりながら、お風呂が沸くのを待つ。
末端冷え性なので、足指が凍っており、もみほぐす。

お風呂が沸き、浸かるヨロコビ。
温度差のせいで、ガスったお風呂場の視界不明瞭な世界は、より遠くに気持ちを持っていってくれる。

思えば、雨風しのげる場所で、暖房とお風呂にお酒をあおげるしあわせ。
上を見ればキリが無く、下を見るとそれは此の世で生きながらも死まで続く世界がある。
こんな日に間違っても、テレビを付けたり・「人工につくり出された世間」の今のありさまニュースなどを脳に入れてはいけない。全てをシャットアウトする。

湯上り後、白菜・ニンニクを刻み、ご飯と炒めて塩コショー。チャーハンを作って食べる。2合もご飯を炊いて、その1.5合程度をあてがったので、とてつもない量が出来てしまったが、無理してでも平らげる。満腹以上。

食後、鎮痛剤・漢方薬を服用。早々23時前には、ハロゲンヒーター以外の灯りを消し、横になる。
ニコニコ動画さんにアップされた、過去のJ-WAVEの「TR2」(みうらじゅん先生&安斎肇さん)を聴きながら眠りに堕ちる。



深夜3時半、長い長い寝言を言っている本人が気付いて起きてしまう。
「ずいぶんと長ぜりふだったな。」何かを誰かに訴えているのだが、起きると恐ろしく激しい徒労感が襲ってくる。
下手に荷を降ろすと、溜まった疲労が出てくる。

これではいけないと、暗闇の中、睡眠導入剤を服用して寝る。

再度起きると昼。外は快晴の青空でほとんど雲も無い。
窓を開けて手をかざすと、あったかい。
とはいえ、外には出ず、音楽とラジオ生活。ボーリンゲンの塔にこもる。


***

テープループという手法は、ラジカセをやっと買えた中学生の始まり以降、実験活動を試行錯誤の中、じぶんもやっていた。
その時点では、そういう試行錯誤の中から、「ディスクリート・ミュージック」以降「アンビエント」の概念と、それに値する別世界を創り得たブライアン・イーノの音楽は知らなかった。

1999年の作品「ザ・ループ・オーケストラ」のCD「ジ・アナログ・イヤーズ」を御茶ノ水で発見したのは発表後数年後のこと。
ジャケット買いをしてしまったが、中身はそれほど期待したものではなかった。
手法としては、イーノが用いていた数台のオープンリールのテープを用いたもの。



ユーチューブを覗くと、この「ジ・アナログ・イヤーズ」の曲は発見できなかったが、その替わりに「イン・ア・ロンリー・プレイス(In A Lonely Place)」というアルバムが、今年発表になったらしいことを知る。
「In A Lonely Place」といえば、ニューオーダーの恐ろしく暗くてかっこよいジョイ・ディヴィジョン解散後の曲名と同じことを思い出す。

・・・と思ったら「ザ・ループ・オーケストラ」ではなくて「テープ・ループ・オーケストラ」という別物だったエラーに気付く。
こちらの方は、エレクトロニカ以降の流れに沿った、なかなか良いもの。
その中から1曲。

■Tape Loop Orchestra 「I Was Born When She Kissed Me」2012■


コメント (6)
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