こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

ピロリの秋:第15回目ユーリズミックス「Love Is A Stranger・シティの夜」'83

2005-12-03 16:20:36 | 音楽帳
12月3日(土曜日)です。
紅葉と落ち葉の時期は大好きなので、クルマを走らせていると、その目に映る、草木の美しさと刹那さに目を奪われる。
しかし、今週を最後にどうやら、葉のほとんどは、散ってしまいそうな所まで来てしまった・・。

そろそろ冬へ季節は移ろってゆく。

***
昨日、ユーリズミックス「SweetDream」'83を聴いていた。
これも'83年秋にはよく聴いた。
といっても、ユーリズミックスのファンキーな面の曲は余り好きでは無いので、このアルバムでも聞く曲は決まっている。

●「Love Is A Stranger」
●「シティの夜」

やはり、この2曲だろう。

「シティの夜」は、実際のタイトルは「This City Never Sleeps」。
都市の夜の音がする。
夜の街を歩く音、人々の歩く・動くざわめき、エレベーターの音、地下鉄の走る音・・・・・。
様々な効果音をバックに入れながら、イギリスの憂鬱な、夜の錆びた都市の闇に潜んで、アニー・レノックスが低い・低い声で歌う。
最後、地下鉄の階段をコートを身にまとった人が革靴で駆け上がる音が遠ざかり、、デイヴ・スチュワートの鳴くようなギターと入り混じりながら、終わっていく。

錆びた街の陰鬱な夜の描写の断片。
そして、この音が終わっても、まだまだ、その夜は深い闇に向かって続いていくのだ。
コメント
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