こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

友人MZ師の憂鬱 : 夢日記 ①「夢玉」

2005-12-27 00:23:44 | 雑記帳
かたちんばの少ない友人「MZ師」は、やはり変わったヒトで、記憶力が良く、見た夢を覚えているという狂人である。
私はよく「それは、寝ていないか、もしくは白昼夢を見ているんだ。一緒に病院に行こう!」というのだが、うなずいてくれない。

せっせと毎朝、忘れないうちに、と夢日記を書くことをかかさない。
まさにキチガイである。

昨夜、またそんな狂人「MZ師」から「こんな夢をみたよ~」とその夢日記が送られてきた。それを紹介しよう。

***

夢日記 ①「夢玉」

部屋の中でくつろいでいると突然激しい地震が襲う。揺れは中々収まらない。

子供の頃、学研のジュニア全書か何かで、

関東大震災や新潟地震の凄まじい被害の記事を目にしてから俺は地震に対する恐怖心が強い。

地震が起きると手を合わせて(収まれ収まれ・・)と震えている事が多い。

揺れは収まらないばかりかどんどん激しさを増していく。

うろたえた俺は部屋を飛び出す。

廊下には見知らぬ おかっぱ頭の小柄な少女?が立っている。

右手が異様に大きく。顔の目の部分は窓になっている

(顔の窓は半分開いているが、暗くて中は見えない)



「けけけ・・怖いか?」少女は俺の恐怖心を見透かしたように言う。

「こ・怖いさ!こんなに揺れてるんだから。君は怖くないのか?!」

「ひひひ、怖かったら夢玉(ゆめだま)を出しな!」

姿形は少女(少し異常<右手、顔の窓>だが・・)だが、

口調には威圧感と妙な迫力がある。

「な・・ゆめだま??」

「夢玉(ゆめだま)を出したら地震を止めてやるよ」

少女は口元に不適な笑みを浮かべている。

俺は一体夢玉(ゆめだま)とは何だろう?と地震の恐怖の中思いをめぐらすのだった。

***

今夜も、またMZ師は寝ているのか寝ていないのか、夢を見続けているはずだ。

コメント (4)
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