kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

魚の卵:(I)ホッケ:岩の隙間に産みつける。

2014-09-22 16:23:30 | 魚の卵


 発眼卵




 卵塊。卵粒間の結びつきは弱い。




 手前が雌で、うしろが婚姻色の雄。




 産卵直前。


 産卵期になると、雄のホッケは体色が白っぽくなり、
頭の先と尾鰭の両先端のみが黒い婚姻班ができる。

 そして、岩の裂け目や窪みなどになわばりをつくり、雌を呼び込んで産卵放精する。
 雄は、その卵塊を岩の裂け目などに押し込み、孵化するまで新鮮な水を送り、
ゴミを取り除いて世話し続ける。

 水温が10℃で、約1か月で全長11mmの仔魚が産まれてくる。


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2 コメント

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私の好きな (風信子)
2014-09-23 11:31:43
ホッケの成り立ち、興味深かった!です。
知る機会がなかったので平気でパクついてたの。
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風信子さん (kmitoh)
2014-09-23 15:10:11
 人間はほかの生物の命を糧(かて)にしなければ生きていけないのですね。
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