kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

コキア(ホウキグサ)、タツナミソウ

2006-10-27 20:34:14 | 植物
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コキア(ホウキグサ)

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コキア花

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コキア花

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タツナミソウ

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タツナミソウ

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タツナミソウ葉。表面。

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タツナミソウ葉。裏面。

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タツナミソウ、茎

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タツナミソウ正面。奥に5本の白い管が見える。

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タツナミソウ断面

 コキアはごく小さな2mmほどの花が咲くとは知らずに撮影時期を逃してしまった。残っているのから花らしいものをいくつかみつけて撮影した。多分、メシベとオシベはずれて成熟するのだろう。

 この実を男鹿ではトンブリとよび、納豆などに入れて食べる。我家ではこの草を干して箒を作る。

 毎年、タツナミソウは春咲くのに、今年はいまごろ咲き出したと、妻がいった。私はいままで庭をよく見たことがないので知らないが・・・。

 タツナミソウは、正面というのかどうかわからないが、花の咲いている方から見ると8の字になって、上部と下部に分かれているように見える。実際は8の字の交差している部分は接着していない。

 下の穴から蜜を吸うために虫が入ると、交差部分が拡がり、上部にあるオシベやメシベが下がって、虫の背中につくのではないだろうかと、推理してみた。花の奥には多量の蜜と思われる液体があった。

 先端が上部にある5本のうち2本には花粉がついているようで管に毛がはえていた。あとの3本は先端部に特別な構造はなく管に毛もなかった。

 タツナミソウの仲間は、葉や茎の毛などで分類されているらしいから、葉と茎の写真を再度撮影した。そのような部位を比較して調べたわけではないから、このページでは、とりあえず「タツナミソウ」としている。

 しかし、このような部位の違いで、種が異なるといえるのだろうか。





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モッテノホカ(キク)2

2006-10-25 20:18:07 | 植物
Motutenohoka5_2
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 「大藪苑」さんから、「こちらの方では、モッテノホカといえば、赤みがかったキクのことをいうのですが、地方によって違うものですね」と、メールをいただいた。
 間違っているのかもしれない。
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モッテノホカ(キクの品種名)

2006-10-23 20:30:42 | 植物
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我が家の食料、モッテノホカ。

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花びらは筒状になっている。(穴があいている)

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花びらを割ってみると、多分メシベがあった。

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さらに下の部分には子房らしきものがある。

Motutenohoka5
花びらをむしっていくと、別の形のものが出てきた。

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それを拡大した。これが管状花なのだろうか。

 キクと同じ仲間にヒマワリがある。ヒマワリの花の黄色い花びらを舌状花(ぜつじょうか)とよび、オシベがなくメシベも不完全で実をつくらない。花の中央にあるやがて実になる部分の花を管状花(かんじょうか)という。

 数か月前に知った上に述べたささやかな知識をたよりに、モッテノホカを観察してみた。

 黄色い花びらは筒状をしているが、管状花ではなく、舌状花のようである。
 花びらを取り去り見えてきたのが、管状花なのだろう。キクが種をつくるのかどうか、今日の段階では、実は私は知らないのである。

 
 外は氷雨のような雨が降っている。コタツにあたりながら、花びらを一枚、また一枚取り去っていく幸せな時間は、瞬く間にすぎていく。



 

 

 

 



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ヤマトリカブト、オオウバユリ実、ナナカマド

2006-10-22 20:06:39 | 植物
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ヤマトリカブト

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ヤマトリカブト

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オオウバユリの実

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オオウバユリの実。縦3つに割れたもののひとつ。

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オオウバユリの実。上の写真で並んでいる種を取り出した。

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ナナカマド

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 もう、なにも撮るものがないかと思ったが、出歩けばなにかはあるものだ。





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ツクシ(スギナ)、アケビ

2006-10-13 14:09:43 | 植物
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土の中にあった来年用のツクシ

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ツクシ。大きさ1cm。

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上のものの皮をむいた。

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アケビ

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アケビ縦断面

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アケビ横断面

 なんとなく、土の中にある来年用のツクシを見たくなり、掘って取り出し、皮をむいてみた。もう少したてばツクシの頭になるのだろう。

 近所の人が、写真を撮るようにとアケビを持ってきてくれた。せっかくだから、切断面を撮影した。いつでも撮れるような気がする写真でも、撮れるときに撮影しておかなければ、あとで後悔することが多い。
 紫色のはミツバアケビであった。


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