コキア(ホウキグサ)
コキア花
コキア花
タツナミソウ
タツナミソウ
タツナミソウ葉。表面。
タツナミソウ葉。裏面。
タツナミソウ、茎
タツナミソウ正面。奥に5本の白い管が見える。
タツナミソウ断面
コキアはごく小さな2mmほどの花が咲くとは知らずに撮影時期を逃してしまった。残っているのから花らしいものをいくつかみつけて撮影した。多分、メシベとオシベはずれて成熟するのだろう。
この実を男鹿ではトンブリとよび、納豆などに入れて食べる。我家ではこの草を干して箒を作る。
毎年、タツナミソウは春咲くのに、今年はいまごろ咲き出したと、妻がいった。私はいままで庭をよく見たことがないので知らないが・・・。
タツナミソウは、正面というのかどうかわからないが、花の咲いている方から見ると8の字になって、上部と下部に分かれているように見える。実際は8の字の交差している部分は接着していない。
下の穴から蜜を吸うために虫が入ると、交差部分が拡がり、上部にあるオシベやメシベが下がって、虫の背中につくのではないだろうかと、推理してみた。花の奥には多量の蜜と思われる液体があった。
先端が上部にある5本のうち2本には花粉がついているようで管に毛がはえていた。あとの3本は先端部に特別な構造はなく管に毛もなかった。
タツナミソウの仲間は、葉や茎の毛などで分類されているらしいから、葉と茎の写真を再度撮影した。そのような部位を比較して調べたわけではないから、このページでは、とりあえず「タツナミソウ」としている。
しかし、このような部位の違いで、種が異なるといえるのだろうか。