kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

「贋作、kmitoh悪魔の辞典」考

2009-12-26 14:20:06 | kmitoh悪魔の辞典
Yuhi09122501
 
西部承水路からの夕陽
 
 
 このページは、「贋作、kmitoh悪魔の辞典」を、
知らない方には無意味なページである。
 
 また、論文であるから難解な部分が多々含まれている。
 読後、小難しかった云々の苦情は受け付けないことにしている。
  
 
 「贋作」3作品は、3人の女性の方が出筆されているもので、
リンクしなかったのは、さらに多くの人々の前で裸の姿を
みせる必要もないだろうと思ったからである。
 年齢は定かではないが、豊富な経験と実戦に
裏打ちされていることだけは確かだ。
 
 **********

 見抜かれた方もいるとおり、「悪魔の辞典」は
それを書いた人の心を露出させる魔力を持っている。
ホームページやブログの比ではない。

 原作者である私でさえ、意識することもなかった
自分の心の奥底に存在していたものを見て
驚いている。
 
 **********

 「贋作」を読ませていただいて、
山の端に陽が沈むころの歳になったいまごろ、
女心について、自分はなにも知らなかったことに
気がつき愕然といている。
 
 女心と安易に書いたが、定義としては
「入力、変換、出力」の一連の操作のことであるから、
女心と男心は同一数直線上に配置して説明できる。
 一般に考えられているのとは異なって、優しさなどは
女心特有のものではない。あくまでも、
「入力、変換、出力」の一連の操作の違いのことである。
 
 
Suutyoku09122601
 
 
 3人の贋作者名を、YKさん、PWさん、YSさんとして
数直線上に並べた図である。
 
 
 次は、私も入れた数直線である。
 
Suutyoku09122602
 
 
 女心を今回初めて覗き見した私で、
経験不足から資料の持ち合わせがないから、3名を
どの辺に配置してよいのか分からず、当て推量である。
 この図から、YSさんが一番私と近いから、
「入力、変換、出力」の操作法が3人の中で
もっとも似ていることになり、互いの「悪魔の辞書」
を理解するのに時間がかからない。
 
 もっとも、この3人の差がわかるように
離して描いているだけで、その差はわずかなものであり、
「男らしい」私との距離は大きい。
 
 
 「kmitoh悪魔の辞典」は、特別な知識を必要としなくとも
理解できるように考えて作成している。
 だから、「辞典」がむずかしいと感じたときは、
自分は数直線の左端の方に位置していると考えれば
よいのである。
 
 
 時代遅れの私にはわからない用語も「贋作」には
出てくるが、それはネットで調べている。
 しかし、用語に関してではなく、すぐにわからない
項目もあるし、想定しなかった解釈にも出会う。
 この部分こそ、女心を理解するために必要なの
だと精読を繰り返している。
 
 
 「3贋作」を読み、勉強し続けた効果が
表れたのか、妻はこのごろすこぶる機嫌がよい。
 
 ただ、私としては女心を理解したのではなく、
たんに女のだまし方が上手になっただけのような気も
しないではない。
 
 
 いずれにしろ勉強は大切だとわかった。
「1贋作」だけであれば、個人の心と判断したろうが、
「3贋作」を揃えれば、それを組み合わせることによって
臨機応変な対応ができる普遍性もつ男性必読のバイブルといえる。
 
*********
 
 勉強すれば、いまからでも効果があること
知ったので、エコポイントで貰った持ちつけない金額の
図書カードを携え、遠路、五城目町(ごじょうめまち)まで、
本を買いに行ってきた。
(男鹿市よりはるかに大きな本屋があるのだ)
 
  
Hon09122601
 
 
 帰ってきてから、高校生の参考書では、
「kmitoh悪魔の辞典」の読者には役に立たない
ことに気がついた。
 小学生の参考書も買うべきだったのかもしれない。
 
 なぜ受験するわけでもないのに参考書を
買ったかというと、皆さんがパソコンをやっている
だけで頭がよくなったと思う気持ちと同じである。
 生物と地学はすでに持っている。
 
 
 あと1年間は金がないから本を買うこともないだろうし、
できるだけ本は図書館から借りて、部屋を整理したいのである。
 YKさん、物理と化学読んだ後、感想文送ればいいですか。
 
 
 【補足】数直線の上に、草食系男性と肉食系女性を
配置すれば、相性がよいのかわかるはずである。
  
 


コメント

kmitoh悪魔の辞典(12)

2009-12-23 16:25:35 | kmitoh悪魔の辞典
Akuma09122301
.
.
■ 皆(みな) : すべての人・もの。
      【例外的使用法】
        「皆があなたのこと美人だと言っているわよ」と
      ほめられた場合は、話した本人も自分の方が美しいと
      安心しいるからお世辞を言えるのであって、
      この場合は、そんなことを言っている人は
      皆無だという意味になる。
       英語に訳すときは、当然 Nobody。
. 
. 
■ 振り向く(ふりむく) : 空間的、時間的に後ろを見ること。
      【解説】
       ソドムとゴモラの町からせっかく逃げ出したのに、
      振り向いたためにロトの妻は塩の柱になってしまった。
      これを教訓として、男は美人と擦れちがっても
       振り向いたりしてはならない。どこから妻の目が光って
      いるかも分からないのである。
       時間的に振り向いても、後悔と懺悔(ざんげ)で眠れぬ夜を
      過ごすことになる。
.       つまり、振り向くということは禍をよぶ行為なのである。
.
■ 名物にうまい物なし ( めいぶつにうまいものなし ) :
       各地に名物があるが、他所の人にとってはまずいだけのもの。
      【例】ハタハタのブリコ(卵)
. 
..
■ 牙(きば) : 結婚後、女性のみに生えてくる永久歯。
      【補足】角(つの)は結婚以前にすでにもっている。
.
.
■ 誓い(ちかい) : 破ることを前提にかわされる約束。
.
. 
■ 贋作者(がんさくしゃ) : 偽物を作る人。
      【贋作者の心得】
       元作品より贋作の方が優れていると、元作者の
      自尊心をいたく傷つけることが多いので。
      元作品より少しレベルを下にすることが
      最低限のマナーである。
.
.
■ 名犬(めいけん) : 夫婦喧嘩を食べる特技がある犬。
.
.
■ 会話(かいわ) : 誤解の上にはじめて成立するつもの。
.
.
■ 他人の空(たにんのそらに) : 血縁関係がないのに似ていること
      【例】テレビで主演男優をみたとき、私が感じる気持ち。
.
.
■ 初恋(はつこい) :
      雪のようなもの。
      たんに通り過ぎたときは、白く、やわらかく、
      美しい思い出が残る。
      その中に留まると、やがて灰色で、堅く、
      やっかいなものになる。美しい思い出も消え去ってしまう。
.
.
■ 極意(ごくい) : 奥の手。奥深い肝要な事柄。
      【使用例】
       リンク先の女性の方が夫婦喧嘩の
      「極意」について述べられていた。
      "とりあえず、あやまる。相手が終わったと安心し
      無防備になったときにパンチをくらわす。"
      この方はたび重なる経験から「極意」を
      会得されているのである。
.
.       
■ 理解(りかい) : わかること。
      【使用例】
       リンク先の女性の方が、「理解」に
      ついて述べられていた。
       "大体我が家は一年の
      うち半分は険悪ムードだから慣れっこだが
      そのうちの半分は爺の機嫌が悪くなる原因が
      理解できない。"
.        
       「爺と合わない」という全体像を「理解」し
      ているのに、さらに、その部分を理解しようと
      努力している気持ちが伝わってくる。
.       
. 
■ 結婚詐欺師(けっこんさぎし) :
       「あなたと結婚したい」と相手を騙し
      金銭などを巻き上げる人間。
.       
      【ある夫婦の会話】
      A「俺は結婚詐欺師だけはなれないな。」
      B「なぜ」
      A「"梅の花の美しさが分かるあなたに
       見せたくて一枝おってきたんだ。
       しかし、すごくきれいだと思ったのに、あなたの
       そばに置くと、色あせて見えてしまうよ。"
       なんていって、幸せ薄い女性を騙すことは
       俺にはできないよ。」
      B「そういう言葉がスラスラ出てくるのだから
       結婚詐欺師の適性があるわ。
       それに、結婚詐欺師って美男美女では
       ダメみたいだから、容貌の点でも
       適しているはずよ。」
      A「・・・・・」
.       
.       
■ 迷路(めいろ) : 迷いやすい道。
      【解説】
       小椋佳「想い出して下さい」に
      あるように、若いときはチョウチョや
      女を追いかけて道に迷うことが多い。
      人生は迷路なのだから当然である。
.      
       高齢になると道に迷わなくなるのは
      豊富な経験と知識によるというのは
      誤解にすぎない。
       単に、終盤の迷路が、分岐点(ぶんきてん)
      のない、つまり可能性のない1本道になるから
      迷いようがないのである。
. 
       空間的脚力は衰えても、一筋道だから、
      迷路から抜け出すのに時間はかからないのだ。
. 
.
 

コメント

水 : 波

2009-12-07 15:39:13 | 
Nami09120701


Nami09120702


 波は前にも載せているが、少し芸術的に撮ってみた。
 
 風が強く、波もあったが、私の感覚からすれば
ごく普通の時化(しけ)である。
 ただ、ときどき烈風が吹き、車が浮き上がるような気がした。
数百メートルの崖下に落下してもつまらないので、
簡単に撮影して終わりにした。
 
 時化(しけ)の写真撮影は、カメラを瞬間的に出し、
シャッターを押した後、すぐにカメラをしまわなければならない。
 長くとも全操作を2秒以内に収めなくてはならない。

 ファインダーを覗いて、アングルを決め、シャッターチャンスを
待っているなどという写し方をしていれば、レンズは潮風で
たちまち曇るし、カメラは塩辛になり、使用できなくなる。
 
 


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kmitoh悪魔の辞典(11)

2009-12-06 19:54:40 | kmitoh悪魔の辞典
■ 同属嫌悪(どうぞくけんお) :
       あまりにも自分にそっくりなものには嫌悪感を
       抱くこと。

       【私事例】
        鏡に映った自分の姿をみると
       蕁麻疹(じんましん)が発症する。
        自分に似た「あまりにも美しい」ものに嫌悪感
       が起きるからだ。

       【一般例】
        「似たもの夫婦」といわれるように
       結婚生活が長くなると、影響しあい互いに似てくる。
        自分とそっくりなものが、傍(そば)に
       存在することに気づき、同属嫌悪でイライラが始まる。
 
 
■ 見解の相違(けんかいのそうい) :
       人によって物事に対する見方が違うこと。

      【例】
       「たとえ」で説明すればわかりやすいだろう。
       私は小さなアリだとする。
       この可憐なアリは、あるブログの方と知り合った。
       その方は「"類は友を呼ぶ"とはよくいったもので、
       スケ××同士が自然に出会うものですね」と
       ブログに親近感を込めて書きこんであり、困惑した。
        
        私はその方をアリの「類」ではなく
       ウスバカゲロウに違いないと思っているので、
       その方とは見解の相違がある。
       
       【蛇足】
        ウスバカゲロウの幼虫は、通称、蟻地獄(ありじごく)
       とよばれている。
        ウスバカゲロウは、区切りに注意し、薄羽蜉蝣であり、
       薄馬鹿下郎の意味で使用しているのでない。
       
       
■ 女護島(にょごのしま)補遺と訂正 :
 
       いま、日本各地で女護島が出現し始めているらしい。
       同じ年代の人たちが、同じ場所に家を建てた結果、
       男性は女性に較べて短命なため、女性だけの集落が
       増えているという。
       「ウイドーズ・タウン(夫を亡くした女性ばかりの街)」と
       いう呼び名もできてきている。
 
        以上のことをつけ加えるために
       この項目を、再度つけ加えたのではない。
        教育テレビで見たのは嘘ではないが、
       私が中学1年生のとき最初に見たのが「好色一代男」
       だったのを思い出したからである。
        「見た」と書いたのは、文章を読んでも
       わからず、絵を主に「なんども」理解するために眺めていたからである。
 
        私が現在住んでいるところも、もう少し経てば
       当然私もいなくなり、女護島になるのだろう。
        世之介が女護島に向かったときは、たしか産着(うぶぎ)も
       積み込んでいったはずだが、そんなものも必要ない
       女護島に・・・・。
       
 
■ 音痴(おんち) : 音楽の才能がないこと。

      【私事例】
        家族に言わせると、酷(ひど)い音痴で聞くに堪えない歌で、
       恥ずかしくなるという。
        ところが、突然、音痴でなくなるときがあり、
       そのときの姿を見るとさらに恥ずかしいという。
        それは、交差点で流れる「おててつないで」に
       手を大きく振り、足を高く上げ、体を揺すり音楽に
       合わせ団体行進しているような姿である。
        自覚しているのだが、音楽に同調しないように
       することができないのである。
        ほんとうは、音楽の才能があるのかも知れない。
 
 
■ 迎合(げいごう) : 他人に合わせること。
 
       【例】この「kmitoh悪魔の辞典」を書くとき、
       読んでいただいてくれている方の知能程度を
       考慮し、小学5年生でも理解できるような内容にと、
       漢字を使用することに心がけている。
        読者に迎合しているのである。
        
        以上のように書くと、高慢と受けとられるにちがいない。
       ほんとうは、ブログを見ていて、ひらがな・カタカナで
       書かれているのに理解できず、時代遅れになっているのを
       感じ、少し分かりやすく書いて欲しい
       という私の悲鳴に過ぎないのである。
 
 
■ 秘すれば花(ひすればはな) : 世阿弥「風姿花伝」の言葉、
       「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」から
       きている。
       すべてを見せずに相手の幻想を羽ばたかせてやるのが
       よいということ。
       
      【考察】
       イスラム教の黒いベール、
       秋田県西馬音内(にしもない)盆踊りのひこさ頭巾(ずきん)
       キリスト教の髪を覆った修道女服などは、
       「秘すれば花」効果で、本来の目的とは逆に男心を
       魅惑している。
       
        そういえば、カバンで顔を隠した近影を載せている
       女性のブログがあったけれど、いま考えると
       「秘すれば花」を悟った方だったのかも知れない。
       (ただで、盗作させていただきました。)
 
  
■ 大同小異(だいどうしょうい) : 大半は同じだが少しだけ違っていること。

       【考察】
         人間の顔など大部分は同じようなものだけれど、
        異なっている小さな部分が、「美の差」なのである。
 
 
■ 再会(さいかい) : 地獄にいて、配偶者が落ちてきたとき。
 
 
■ 靴(くつ) : 1)飛び道具の一種。
          避(よ)けられることが多く、あまり効果はない。
         2)細菌培養器。


■ 心当たり : 思いあたること。
        【私事】
        「心当たりがあるだろう」と配偶者に訊かれると
        何かあったかも知れないと不安に
        なってくる不思議な用語。
 
 
■ 神語り(かみがたり) :
        1)神が人にのりうつって語ること。
        2)午後7時15分以降の私の姿。
 
 
【編集後記】 
 「kmitoh悪魔の辞典」は、登場する「私」も含めて、
実在の人物とは関係しない、架空の内容である。
 
 


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ハタハタ漁

2009-12-04 17:35:59 | 男鹿半島幻想
Hatahata09120401

 相川
 
 
Hatahata09120402
 
 相川
 
 
Hatahata09120403
 
 北浦漁港
 
 
Hatahata09120404
 
 北浦漁港
 
 
 前日から沿岸でハタハタが獲れ始まった。
 湾の中は波が無く、鰰を釣る人たちがたくさんいたけれど、
湾から出ると波がけっこうあり網をあげるのに難儀していた。
 
 ハタハタは獲れ始めると、価格が安くなっていくので、
なるべくはやく漁獲しようと波があっても出漁していく。
 
 
 数年前までは、寒い夜の吹雪の中で撮影していたけれど、
そんなことができなくなってきている自分を感じる。
 今日の撮影でもけっこう体にこたえた。
 老人になってきているのだ。
 
 でも、舟に乗っている人は私より年上の人も多いはずである。
 
 


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