kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

トチの実

2020-08-18 11:41:53 | 男鹿半島幻想


 庭に覆いかぶさっているトチの木に実がなっている。
この実を見るともうすぐ「冬」だと感じる。

 今年は雨ばかり降り続き、地面は湿ったままで、
庭の草は取っても次から次に生えてきて、
あきらめてそのままにしている。

 熱中症で死んでいれば、子どもたちに迷惑がかかると思い、
エアコンを設置し、富裕層の仲間入りした。
しかし、あまり使用していない。

 窓を全開にして、いまこの記事を書いている。
今日の予想最高気温は26度。(秋田県内陸よりもかなり低い。)

 セミの鳴き声が聞こえる。
男鹿は、なぜかアブラゼミはほとんどいず、ヒグラシが鳴いている。
物悲しいヒグラシの鳴き声は秋を知らせている。
そして、冬が近いことを。

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男鹿、森林鉄道跡(4)椿

2020-08-11 15:16:35 | 男鹿半島幻想


 椿森林鉄道の終点。
 椿漁港の点線が、インクライン。その下に貯木場があった。
 インクラインとは勾配の急な坂をトロッコを下す装置。

 「思い出のアルバム 男鹿」(1980)に椿のインクラインの写真が
載っているが、やっとその場所が分かった。
 椿森林鉄道は、1962(昭和37)年6月16日に全線廃道になったから、
知らない人の方が多くなってきて、知っている人に出会えずにいた。

 地図で軌道を辿(たど)るのは、かなり大変そうだが、
いつか調べてみるつもりでいる。

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男鹿、森林鉄道跡(3)

2020-08-11 11:17:48 | 男鹿半島幻想

 


 地図のA。ナマハゲラインの最初の坂を上ったところから
左に曲がり、林の中を開(ひらき)地区へ。





 地図のB。
 左の小さな看板が「クマ注意」。
そういえば、男鹿半島に迷い込んだクマがまだ見つかっていない。



 防衛省専用道路の両側は林で、人が歩いて調査するなど困難である。
私は歩いて調査するのが目的ではないから、ここまででよしとする。

 ●自衛隊基地は、昭和33年の地図では米軍キャンプとなっている。
 ●米軍キャンプの元は貯木場ではないだろうか。
 ●米軍の管轄で正確な測量ができなかったのか、かなり今の国土地理院地図と異なる部分があり、
  鉄道経路は私の推測が入っている。
 ●鉄道経路は羽立まで、全区間が下り坂になっていたようだ。
 ●聞いた話
   木材をトロッコで終点まで運ぶと、そのトロッコは女性が押して帰ったという。
   かなりの距離だが? その後、男は?
   歯医者に行くとき、乗せてもらった人もいた。
 ●普通の鉄道とちがって、森林鉄道は経路など常に変えていたのではないか。
 ●真山では珪藻土がとれた。
  それを鉄道で運んで七輪を作っていたと書かれたものを読んだ記憶がある。
 ●学生の時、大滝根レーダー基地に何日も泊まり込み、測量の棒もちをしていた。
  雪交じりの寒風吹きつけるなかで、なぜ天候の良い季節にしないのだろうと思っていたが、
  いまはわかる。
  草が繁茂し、マムシ・スズメバチ・ヒルなどを避けるためだったのだ。
  考古学の発掘も、場所によっては同じだろう。
 ●グーグルアースで自衛隊基地をみると戦闘機が置かれていた。


参考
 男鹿、森林鉄道(1)に載せている。

 使用ソフト
 地図ソフト カシミール 9.3.6
 国土地理院地図





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男鹿、森林鉄道跡(2)

2020-08-08 15:34:06 | 男鹿半島幻想




 2004年に廃校になった男鹿市立船川第二小学校。
 市内のかなりの数(15?)が廃校になっている。
 戸賀(とが)小学校と加茂青砂(かもあおさ)小学校の閉校式に出席したが、
なんともいえない寂しさを感じた。



 交差点は、かっては地図のように直交していたが、いまは「ナマハゲライン」が優先。
 JR男鹿線もナマハゲラインという名称。

 読み方 : 入道崎(にゅうどうさき)、馬生目(ばしょうめ)、寒風山(かんぷうざん)、羽立(はだち)
 「船川・我が家」と書いている道は細い山道。



 手前からの道路が森林鉄道跡。



 以前、この道は幅の狭い道路だった。
 その道が一直線に伸びているのを見て、不思議に感じたことを思い出す。

参考
 男鹿、森林鉄道(1)に載せている。

 使用ソフト
 地図ソフト カシミール 9.3.6
 国土地理院地図

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男鹿、森林鉄道跡(1)

2020-08-07 19:41:54 | 男鹿半島幻想
 免許返納もそう先のことではない。
 地図ソフトとグーグルアースで、みんなのブログに載せられている場所を
訪ね歩くのを趣味にしようと思った。

 練習に、男鹿にむかしあった森林鉄道跡を訪ねることにした。
むろん、山の中を歩くことなどいまの私には無理であるから、
地図上でのことで、遠く眺めてイメージ化するにすぎない。



 地図



 羽立(はだち)と後方は船川(ふながわ)。



 上の写真の部分。
 森林鉄道の開始点は現在のスーパー「いとく」のところ。
 男鹿駅は鉄道林で見えない。
 S33年の地図では、男鹿線を横断はしていないが、以前は横切っていた。



 いまは人家の中を通って、総合運動公園の傍を走っていた。


 参考
 国有林森林鉄道 東北編 秋田魁新報社 2012.6.26
 男鹿市地図 1/10000   S33.12
 実際に歩いた方たちのページ
 古地図片手に林用手押軌道をトレース
 羽立の林鉄国鉄平面交差ポイント
 男鹿森林軌道


 使用ソフト
 地図ソフト カシミール 9.3.6
 国土地理院地図


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