Gimpで水彩画を描こうとしているのだけれど、進歩せず停滞している。
とりあえず抽象画の「冬の日本海」である。こんな絵でも発表できるのはネットのおかげである。
冬の日本海側は暗く重苦しい。
学校で習ったのは、たしか日本海側でなく、 「裏日本」だったはずなのを思い出して調べてみた。
1966年発行の平凡社百科事典には「裏日本」と載っていて説明がついている。
ネットで調べると、差別用語であり、放送禁止用語に指定されていると書かれていた。
もともとは別に差別用語でもなく、経済格差が大きくなってきたために差別用語とみなされるようになったのだ。
そうすると、 「日本海側」も、年月がたつと差別用語になるののかもしれない。
ついでにほかの差別用語を眺めてみると、私がいつも使用している言葉が並んでいる。
床屋、八百屋、田舎、潜水夫・・・・。
エチゼンクラゲも地元の水産課から使用しないでくれと要望が出ているという。
動物園や水族館でも生物名を変えつつある。
差別意識がなくならないかぎらり、どんな言葉を使用しようが、それたがたちまち差別用語になってしまうだけである。
そういえば、天気予報の雪だるまが大雪と誤解を与えると抗議した自治体もあったっけ。