「大陸の騎馬(きば)民族が4世紀ころ、日本国内を征服統一して大和朝廷になった」と
いう説である。
気になったことを2つだけ。
騎馬民族は動物を殺して食料や衣服としていたはずだが、
現在の日本人にまで続く死穢(しえ=死のケガレ)を
極端に嫌う「宗教」に変わることがはたしてできたのだろうか。
3世紀の邪馬台国(やまたいこく)のことが、
「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」に記載され、
そのなかに、「牛と馬はいない」と載っている。
邪馬台国の女王卑弥呼(ひみこ)は天照大神(あまてらすおおみかみ)と
考えられているが、古事記にはスサノオが馬の皮を剥(は)いで
機(はた)織り場に投げ込んだと書かれている。
馬がいるということは、天照はもっと後の時代で、皮を剥ぐ行為は騎馬民族だろうか。
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