船川、自宅そば
モノマネが上手な鳥らしい。
ウグイスを探しているのだが、見つけることができないでいる。
自宅周辺で鳴いているウグイスが、まさかカケスのモノマネではないだろうな。
撮影していると、魚をつかんだミサゴが上空を飛び過ぎていった。
飛びさる方向をみているうちに、ミサゴの飛行コースが頭の中にはっきり描かれた。
いつも海に飛び込んで魚を捕らえている男鹿マリンパーク、
自宅周辺、先日撮影した巣は一直線上にあるのだ。
その距離は、7km以上ある。
30年ほど前、1977年出版された「秋田の野鳥」には、
海岸の鳥に分類されていて次のように書かれていた。
「秋田県内の海岸や湖沼には比較的多いがその繁殖地は不明確である。
普通木の上や、岩の上などに巣を作ることで知られ、
男鹿半島で繁殖するらしいという話もあるし、
南秋田郡内の山麓でも繁殖するということも聞いたが、
いずれも確認はされていない。」
いまは鳥を観察する人が増えたから、
巣などのことは分かっているのだろう。
ただ、「比較的多い」だがは、行動半径が広いので、
同じ鳥を別の個体だ思いこんで見ていることもありそうだ。
とくに私のようなものは。
参考:「秋田の野鳥」 西出隆 んだんだ文庫3 無明舎