kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

同行三人(どうぎょうさんにん)

2021-06-25 10:52:49 | 霞んだ光景

 
 思い出の中に暮らす自分と、これからを頭の中に思い描いている自分を
同行しながら人間は生きていく。



使用フリー3Dソフト
   Blender 2.93.0
   makeHuman 1.2
   Realistic Grass Assistance


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2021-06-19 12:59:49 | 霞んだ光景


 日本史の教科書の脚注に、
味噌を肴(さかな)に酒を呑んでいた話が載っていたことを思い出した。

 誰だったかが気になり調べた。
鎌倉幕府五代執権、北条時頼(ときより)で、
その話は「徒然草(つれづれぐさ)」215段に載っていた。

 受験のときは憶えていたはずだが、忘却は歳をとったからか、それとも酒のせいだろうか。



徒然草215段要約
  夜もまだふけきらないころ、時頼は大仏宣時(おさらぎのぶとき)を
 普段着でよいからすぐに来るようにと呼び出した。
 銚子(ちょうし)と素焼きの杯(さかずき)を準備していた。
「ひとりで飲むのが寂しいからよんだのだ。
みんな寝てしまって、肴がないから、すこし探してみてくれ。」といった。
 台所の棚に、味噌がついた素焼きの皿を見つけて持っていくと、
それでよいと愉快に杯をかさねられた。


 「北条時頼 禁酒令」でネットで参照してください。
 「北条時頼 梅の木」でネットで参照してください。


使用3Dフリーソフト Blender 2.93.0
  月桂冠のホームページなどを参照にして「銚子」作成したが、
  徒然草に書かれているのはこれなんだろうな。


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