kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

B25爆撃機

2020-05-29 15:09:55 | 霞んだ光景


 3Dで空を作ったので、
飛行機でも加えようと、ネットで飛行機の写真を眺めていた。

 ある画像を見たとき、子どもの時に上空わずか100mを
飛んだ爆撃機だと思い出した。

 家から100mのところに薔薇線(ばらせん・有刺鉄線)で囲われた
進駐軍の基地があった。飛行機でも物資輸送をすることもあり、
落下傘(らっかさん・パラシュート)で落としていた。
機首に描かれたサメあるいはコウモリ(?)は記憶に残っている。

 映画「東京上空30秒」のB25は機首全面が窓になっていたが、
機種によっては窓がなく、絵が描かれていたことを知った。


使用3Dフリーソフト
  trueSpace
    入っていたB25を改変した。
    他人が作ったものをいじるのはかなりの労力がいる。
  Blender 2.82a

使用ペイントフリーソフト
  Gimp 2.10.16
  いつも使用している。

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被写界深度合成

2020-05-23 18:09:09 | 接写と拡大撮影




 被写界深度合成とは、被写体すべてに焦点が合っている写真を作ることである。
 いまはオリンパスカメラなどに組み込まれているし、
レンズも主点が移動しないようになっているのだろう。
 しかし、時代遅れの私は自分で工夫して撮影して楽しんでいる。



 数10年前の55mmマクロレンズの前面に、
 ほかのレンズから取り出した凹レンズをつけて、
バックフォーカスを長くしてベローズで無限遠も撮影できるようにした。

 やはり数10年前のベローズ用100mmレンズをもっているが、
深度合成用では移動させる範囲が大きく、やりずらいのでレンズを作った。
 レンズは固定させて、ボディーを動かす。

 本来深度合成は接写や拡大撮影で使用するものだろう。
時計は撮影枚数が16枚と少なかったせいで時計輪郭に
ボケの影響が出ている。
枚数を増やせば少しは減るかもしれないが、
倍率範囲が広いから避けられない。

 機器があれば簡単にできそうに思えるが、
自然界ではすべてが動き続けていて、
静止することなどないと知ることになる。

 仕事をしていたころ、深度合成ができたらといまでも思い
こだわって、夢にも見る。
 画像を見て、腕時計が止まっているのに気づいた。
私の時間も進んでいないのかもしれない。


使用フリー被写界深度合成ソフト
 Combine ZP


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風呂

2020-05-16 11:08:31 | 境界


 我が家に風呂が最初にできたときは、屋外だった。
 隣家はすぐそばだから、まる見えであるが、
なにもなくとも境界をへだてるものがあるように、
お互いに過ごしていた時代だった。

 庭が荒れ野になったため、ふだんしない労働をし続けている。
疲れたせいか、作っていくうちに目的とは違うものになってしまった。


使用3Dフリーソフト
  Blender 2.82a


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異なる時間

2020-05-06 10:50:21 | 霞んだ光景


 ピラミッドの内部構造をX線でみるように、透過力がはるかに強い
ミューオン素粒子を使用して解明するテレビ番組を見たことを思い出した。
 
 ミューオンは、陽子などの宇宙線が地球大気に衝突したときに発生し、
地球に降り注いでいる。適当な位置に記録装置を置き貫通度合いから内部構造がわかる。

 素粒子の勉強(?)を始めた私は、ミューオンの寿命を調べた。
寿命というのはミューオンが別の素粒子に変わってしまうまでの時間であるが、
それがわずか2マイクロ秒(0.000002秒)しかないことを知って、頭が混乱した。

300000km/sec × 0.000002 = 0.6 km = 600 m
光は1秒間に30万km

 光の速度でも600mしか進めないのだから、「地球に降り注ぐ」というのは奇妙だ。

 悩んだ末に、
 寿命というのは半減期のことだから、当然地表まで届くのはかなりあるはずだ、と考えた。
 でも、やはり変だと思い調べると、
 アインシュタインの相対論で示される、高速で移動するとき時間は
ゆっくり流れるが、ミューオン素粒子にも適応されて「寿命がのび」、地上まで到達できるだった。

 GPS衛星も高速で地球を周回しているから、地上での時間の流れとは異なっていて、
常に補正が行われ続けている。

参考
 素粒子の寿命の不思議
 https://xseek-qm.net/life_time.html

使用3Dフリーソフト
  Blender 2.82a


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