■ 千悔(せんかい) :
いくどとなく後悔すること。
【私事例】
清らかだったころの自分を思い出すために、歌を聴く。
なんと汚れてしまった私だろうと後悔し、酒を呑みすぎる。
次の日は酒を呑みすぎたことを後悔する。
清らかだったころを自分を取り戻すために、歌を聴く。
なんと汚れてしまった私だろうと後悔し、酒を呑みすぎる。
次の日は酒を呑みすぎたことを後悔する。
・・・・・
■ 物は言いよう(格言) :
同じ物事も話し方によってよくも悪くも聞えるものだ。
【解説】
S県の県民性について、次のように載っていた。
「伊×、駿×、遠×では、気質は相当異なる。
"人のよさ"では、伊×、駿×、遠×の順といわれている。」
論理的に正しくとも、これを言い換えて、
「"人の悪さ"では遠×、駿×、伊×の順といわれている。」
と、話してはならないということである。
■ 悪夢(あくむ) :
目が覚めてからの出来事。
■ 遷移(せんい) : 時間の経過に伴って不可逆的に変って行く現象。
【例】他人→恋人→夫→兄もどき→同居人→居候→下僕
記事掲載後、ユスラウメさんから、
これは可逆的だとの指摘を受けました。
そのとおりですので、鴨長明に「方丈記」の冒頭部分は
間違いなので、訂正するように言っておきました。
■ 先見の明(せんけんのめい) :
事が起る前にそれを見抜く見識のこと。
これは先が見えすぎて
生きる気力がなくなる副作用がある。
■ 同性愛(どうせいあい) :
異性は自分とは異なる生物だと悟った人の愛。
■ 最近(さいきん) :
過去を美化するための枕詞
【解説】
「最近、物忘れがひどくなってきた」
といったときは、
「以前は、頭脳明晰だったけれど、
あなたのように人並みになってしまった」
という意味である。
■ 主観と客観(しゅかんときゃっかん) :
【例】
電車で席をゆずられて、老人じゃないのにと憤慨し、
席をゆずって憤慨されること。
■ 不条理(ふじょうり) :
不合理なこと。
まわりのひとたちが逝ってしまったのに、
佳人の自分が生き残っていること。
■ 捨てる(すてる):
(1)不要のものとして手元から離す。
(2)大切なものを投げ出す。(命など)
「不要」「大切なもの」の区別なく
実行するのがむずかしい行為のひとつ。
【結果】
ゴミ屋敷。(形あるものに固執)
政界腐敗。(権力・地位に固執)