kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

水:水車

2011-03-31 17:13:22 | 
Suisya14060801
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 水車はいろいろ利用されてきた。
 以前は、水車小屋で精米をしたり、川よりも
高い田に水を引くのにも利用されていた。
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 現在では重要な役目は発電である。
 いま福島の原子力発電所がどうなるのか
先が見えない状況になっている。
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 一方、水力発電は安全かといえば、その
基本設計に間違いがあれば、事故が発生する。
外国でダムが破壊して大事故になったこともある。
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 ダムが破壊しなくとも、問題は起きる。
 いわゆる「多目的ダム」では、相反する使い方が
含まれていることが原因となる。
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 治水を目的とするためには、平常ダムは
からになっているべきである。
しかし、発電・灌漑用水・上水道では、
満水になっていることがこのましい。
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 そのため、多量に雨が降ったとき治水効果を
発揮できずに放水し、下流で洪水になることもある。
反対に飲料水不足が起きることもある。
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 どのような使い方をするかの基本思想が重要であり、
政治的利権が先になってしまえば、ろくなことにならない。
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【蛇足】
・ダムには寿命がある。土砂が流れ込んでダムが
 埋まってしまうためで、当初計画した効用が劣ってくるのは
 100年くらいといわれている。
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