粗利レギュラー10円、軽油14円 石油協会、ＳＳ経営実態赤字51・４％

全国石油協会は17日、石油製品販売業経営実態調査（22年度調査=21年４月～22年３月期決算）をまとめた。営業利益ベースの赤字企業は51・４％（前年度45・８％）と５割を上回り、更に黒字でも利益の低い「０円以上５００万円未満」の企業26・１％を含めると構成比は77・５％となり、経営状況は悪化している。

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◎　粗利レギュラー10円、軽油14円　　　　　　　　石油協会、ＳＳ経営実態赤字51・４％
◎　サウジへの波及で石油供給懸念も　　　　　　反政府デモの影響、見解分かれる
◎　新任執行役員に吉岡、村田、森下氏　　　　　昭シェル、専務取締役に亀田繁明氏
◎　中東積83～97ドル台に値上り　　　　　　　　　１月積原油価格、６ヵ月連続上昇
◎　深海や導管からの油濁事故への対策も　　　石連、３月２日油流出ワークショップ
◎　ハイオクレシオ13％に１ポイント減少　　　　　エネ統計10年のガソリン、ナフサ販売
◎　ガソリンエンジン油、１％増４万kl　　　　　　　資源エネ統計、12月潤滑油用途別販売

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＥＭ産燃向け、軽油２・６円値上げ
    ○　出光などベトナム海上鉱区で試掘に成功
    ○　コスモ、アース製薬にＡＬＡ肥料供給
    ○　22日、出光創業百周年合同ミーティング
    ○　ＥＭ、川崎国際環境技術展に出展
    ○　エネ庁、供給源の多角化で対応
    ○　ブレント、１０２ドルと前日比反発
    ○　長中東研主幹、サウジへのデモ波及低い
    ○　ＪＸエネ水島で定期検査未実施判明
    ○　産総研などＮＧＨ相似鉱物千葉石と命名
    ○　韓国でも排出量取引制導入は困難視

石油通信社