アマゾンジャパン主催によるAmazon Academy「持続可能なラストワンマイル配送に向けての共創」が7日、都内で開催され、ラストワンマイルに関する課題と取り組みをテーマとしたパネルディスカッションにおいて、ENEOSの小池泰弘執行理事プラットフォーマー事業部長が登壇した。
小池部長は、「全国のENEOSステーションでドライバーへの安心感や快適さを感じてもらう施策に取り組んでいる」と説明。さらにドライバー向けのシャワー施設などが設置されているトラックステーションの特長を紹介しながら、「ラストワンマイル配送については、SSを最終配送拠点として、配送パートナーが荷役する仕組みを構築するため、三菱商事と合弁で実証を行っている。これにより物流効率化とドライバーの負担軽減につながる」との認識を示し、「関東で実証を行っているが、名古屋、大阪、福岡など需要地を中心とした展開や、これに派生する形でSSをドライバーの休憩拠点やEVトラック専用のステーションを展開することも考えられる」と述べた。