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表現したいものを見つけ、カタチにする 出光アートアワード2023表彰式

2023-12-20 07:32:19 | 日記
Idemitsu Art Award 2023の表彰式が15日、国立新美術館で開催された。
同賞は、1956年にシェル美術賞として創設され、2022年からIdemitsu Art Awardに改称。グランプリの賞品額を300万円に増額(以前は100万円)し、1点目の出品料無料の対象を25歳に引き上げた(以前は高校生のみ対象)。
今回は、617名から831点の応募があり、グランプリには髙橋侑子さんの「室内のリズム」が選ばれた。
表彰式では冒頭、出光興産の木藤俊一社長が受賞者に祝意を示したうえで、「世界はようやくアフターコロナを迎えたが、受賞者の皆さんはここ数年、コロナ禍の影響を大きく受けたのではなかったと思うが、自身が表現したいものを見つけ、カタチにするというエネルギーを持ち続けていることに敬意を表したい。Idemitsu Art Awardは、若い作家の活動を継続的に支援するという、シェル美術賞のアイデンティティを継承し、若手作家の登竜門として評価され続けている。受賞をきっかけに活躍の場をさらに広げ、これからも美術界への貢献を期待したい。
グランプリを受賞した、髙橋さんは、「アトリエで製作する時間は孤独だが、大学の先生に作品を外に出す(応募する)ことを勧められ、作品はいろいろなところに連れて行ってもらい、いろんな人と引き合わせてくれることを知った。受賞はタイミングだと思う。そのタイミングを逃さない努力はしてきた。受賞をきっかけに良い環境で制作を続けられるようにしていきたい」と感想を述べた。
受賞・入選作品は、12月25日(19日休館)まで、国立新美術館で開催されるIdemitsu Art Award展2023で展示される。入場料400円(学生・70歳以上無料、障がい者手帳所持の場合は付添者1名まで無料)。会場では過去の受賞・入選作家の新作・近作を紹介する「Idemitsu Art Awardアーティストセレクション2023」も開催される。
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