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CIA長官とロシアのSVR長官が2回目の電話会談 トランプ、5月の中東訪問のあと、プーチンと会談の可能性(宮崎正弘国際情勢)

2025-04-26 | アメリカ情勢

ロシア対外情報局(SVR=元KGB)のセルゲイ・ナルイシュキン長官は、ジョン・ラトクリフCIA長官と「極めて建設的な電話会談」を行ない、「近く直接面談することになるだろう」と述べた。

米露の諜報機関トップ同士が語り合うというのは稀有であるばかりか、なにかの変化の予兆である。

厳にトランプ政権はウクライナに対して、クリミア放棄を示唆しており、すべての領土を取り返すまで停戦交渉に応じないと獅子吼するゼレンスキーを、ほぼ見限っている。

SVRとCIA長官は3月に初めての電話会談を行っており、ロシア側は「両国は関係の緊張緩和に向け、定期的な連絡を維持することで合意した」とした。「緊迫した政治情勢下においても対話を継続することの重要性」と常套句ながら追加した。

4月24日、ナルイシュキンSVR長官は「米国のカウンターパート(CIA長官)と再度会談した」と記者会見で明らかににし、「建設的な話し合いでした。近いうちに直接の面談が行われる可能性」を示唆した。

トランプ大統領は五月に中東訪問を予定しているが、その後、プーチン大統領と直接会談する観測があがっている。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、両首脳の会談が準備されていることを確認した。ペスコフ報道官は、トランプ大統領とプーチン大統領の双方が「成果を望んでいる」ことを踏まえ、会談が「生産的」なものとなることを期待していると述べた。トランプがクレムリンに飛ぶことは外交上考えにくいので、会談場所は恐らくドバイ、カタールあたりではないか。


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