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東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

金価格は1オンス3500ドルを突破した、もし金兌換ドルを換算すれば 1ドル=110円、1人民元=11円、1ユーロ=95円が適正レート(宮崎正弘国際情勢)

2025-04-26 | 世界の潮流

株が乱高下している。朝令暮改のトランプ発言で振動するのだ。

金価格はずっと暴騰しつづけ、ついに4月21日、史上空前の1オンス=3500ドルを突破した。ビットコインは下落したまま10万8千ドルから7万5000ドルを行ったり来たり。

これらは何を意味するか。投資家はドル暴落を予測しているのではないのか?

なぜドル建て債券から逃避し、ゴールドに飛びつき、同時に中国の富豪や世界の犯罪組織は暗号通貨ビットコインで資金を移動しているのか。そういえば暗黒街からも偽ドルの話はきかなくなった。

暗号通貨のほうが資金移動の利便性が高いというわけだ。

もし、金がドルの新札とリンクするという仮説をたてて、我流の計算で、ドル相場をおしはかってみると、アメリカが保有する金は8200トン弱、邦貨換算で123兆円ほどになる。伝統的な「信用創造を四倍」という仮の数式を用いると、500兆円弱が流通の限度となる。

同時にアメリカの赤字国債が36兆ドル(604兆円)。金担保でも借り入れが上回っているから、金を1万噸に積み増しする必要がある。

したがって理論値を金兌換ベースで求めると、1ドル=110円、1人民元は=11円、、1ユーロは95円となる。あくまでも仮説上の計算である。ちなみに世界の金保有ランキングは米国が8134噸、ECBが507噸、中国は2330噸、そして日本は846噸。


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