宮崎正弘の孫子講座(1時間48分) https://in.topgunreport.jp/myss_vsl_2407
2023年8月7日、米ワシントンポストから衝撃的なニュースが報道され、日本政府の失態が世界中に拡散された。
或る元米軍高官は、「今回の情報漏洩は、衝撃的なほどに酷いものだ。呆れ果てるほどだ」 「近代史上、最も有害なハッキング事件」と呼ばれた、この事件の正体とは、日本の最高機密網に対する中国軍のハッキングだった。
なんと、中国人ハッカーが、防衛省のネットワークに侵入していたのだ。
このサイバー攻撃によって、日本の国家機密情報が筒抜けになった。彼らが狙っていたのは、防衛計画、防衛能力、自衛隊の弱点など、「日本防衛の生命線」とも言える、トップシークレットの情報ばかりだった。
これらの機密情報が中国に抜き取られるということは、日本が丸裸にされたに等しい。
このような状態で台湾有事が発生し、中国の魔の手が日本にまで迫ってきたら、私たちは為す術もなく侵略されるかもしれない。 まるで第二次大戦で日本の南進戦略がソ連にバレていた時のように。
しかし、ここでどうしても腑に落ちない点がある。
「日本の機密情報が中国に盗まれていたのを、なぜアメリカは知っていたのか?」
たとえ同盟国であっても、日本政府は国家機密のデータベースをアメリカと共有することはないだろう。中国がわざわざ、このハッキングをアメリカ政府にリークすることもない。
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