認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

アルツハイマー型認知症の真の正体と神経変性疾患と誤解した世界中の権威機関の誤り(H-10)

2023-07-27 | この先一週間-脳の活性化と私なりのテーマ
&1 14689例の発病患者の『精緻な脳機能データ』の集積と解析

1.廃用症候群に属する老化・廃用型の『生活習慣病』が本態(犯人)である『アルツハイマー型(AD型)認知症』は、発病者である場合には、『脳の機能が衰えていく厳密な順番が存在』するのです

(1)  様々な種類が数ある認知症の内の90%以上を占めていながら、『アルツハイマー型(AD型)認知症』については、世界中の研究者や医師達が殆ど無知なのです。
第二の人生」を生きる「高齢者」だけが、発病の対象となる「老年発症」を特徴としていて、早期発見(小ボケと中ボケまでの段階で発病を見つける)と及び早期治療(脳のリハビリの実践)により、症状の回復治すこと)も、症状の進行の抑制も可能である上に、「意識が覚醒した状態下での脳全体の司令塔の役割り」を担っている要の機能である『前頭葉』が活性化する生活習慣(脳の使い方としての意味で言う生活習慣であり、食生活や糖尿病の発病とは無関係であることに留意するへの改善と継続的な実践によって、『発病自体の予防も可能なのが、『アルツハイマー型認知症』の特徴なのです。
様々な種類が数ある認知症の内で、『アルツハイマー型認知症は、発病自体の予防ができる認知症の典型』なのです(アミロイドベータ仮説やらタウ蛋白仮説等の「器質的な原因病変」が存在するとの前提で構想されただけの根拠データも無い、権威だけを傘に着た出鱈目な主張が、世界中を誤らせているのです。誤っている代表例が、我が国の厚労省が23兆円もの血税を垂れ流しながら推進する「ボケても安心な社会作りの政策」なのです!)。

※1生まれつき特定の遺伝子「現在は、4つの遺伝子が特定されている」に、異常が確認される人達だけを対象として発病し、働き盛りの30~50歳代の若年で発病する(若年発症)が特徴の「アルツハイマー病」とは、全く異なる性質ものなので注意して下さい。
※2 わが国では、『アルツハイマー型認知症』(認知症全体の90%以上を占める) と「アルツハイマー病」(認知症全体の1%程度)とをまとめて、アルツハイマー病と【混同に因り】呼称する専門家(紛いの人たち)が、極めて多いのですが、彼らは『アルツハイマー型認知症』に無知な人達なのです。

(2) 世界中で、私たち二段階方式だけが、『アルツハイマー型認知症』の発病原因、症状の進行のメカニズムと機序を解明し、主張内容が正しいことを疫学的方法により実証しているのです(452の市町村での住民参加型の地域予防活動の実践展開の指導の顕著な成果により、実証済みなのです)。
私たち二段階方式だけが、『脳のリハビリ前頭葉が活性化する生活習慣への改善と継続的な実践)』の実施に因る回復及び症状の進行の抑制の可能性の有無及び程度により三段階に区分する「類型的症状」、「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルに応じた内容で、回復及び症状の進行を抑制する為の「脳のリハビリ」の実施方法、発病自体を予防する為の『前頭葉が活性化する生活習慣』の構築と改善指導とについて、考え方を確立し、手技を確立しているのです。

※ 私たち二段階方式は、独自の手技を確立して、実務化し、マニュアル化していて、『アミロイドβ仮説』の考えに立脚した「介護の予防措置」が厚労省の通達で全国展開される前迄の時期、北海道から九州に跨る全国的規模452の先駆的な市町村の活動であり、有償/有期の『使用許諾契約』を締結し、市町村での(保健師さんが活動を牽引する主体となる住民参加型の地域予防活動)の展開の成果により、主張内容が正しいことを、疫学的方法により、実証しているのです(論文を何処にも、発表していないので、無名なだけ)。

(3) 私たち二段階方式は、「意識的(目的的)」な世界である『意識が覚醒した状態』下での、「脳全体の司令塔の役割」を担っている複合機能体としての『前頭葉』の機能、就中、「前頭葉の三本柱」の機能(意欲、注意の集中力及び注意の分配力の機能を総称して、二段階方式が命名)の核心をなす機能であり、(異なる複数の意識」の構築と管理を同時に並行して処理)する為に不可欠の機能であり、(異なる複数のテーマ」を同時に並行して処理する為に不可欠の機能であり、(咄嗟の判断と処理)に不可欠の機能である『注意の分配力』の機能の働きと働き方に着目して、二段階方式独自の手技の活用による『前頭葉を含む脳全体の機能レベル』に、厳密にリンクした「三段階に区分する類型的症状」(小ボケ、中ボケ、大ボケの各10項目づつの改訂版30項目問診票)を客観的に、且つ、精緻に評価し、確認しているのが特徴なのです。
集積した14689例にも及ぶ発病患者の『精緻な脳機能データ』を解析し、実務化し、マニュアル化し、Gooブログ上でも無料で公開してきているのです。

※1『アルツハイマー型認知症』の発病患者だけに特徴的に確認される、様々なデータを集積し、解析してきているのです(神経変性疾患誤解し、極めて重度の物忘れの症状の発現が特徴的と誤解し、言葉の遊びに過ぎない中核症状と周辺症状の区分で満足している権威機関とは、レベルが異次元なのです)。

※2 世界的な影響力を今日もなお保持し続けている米国精神医学会が策定した『DSM-Ⅳ』の規定内容(「記憶障害」の確認を要求している第一要件も、失語、失認、失行(紛い)の症状の確認を要求している第二要件も、共に重大な誤解と誤りによる規定内容なのです。

※3『 DSM- Ⅳ』の規定内容が正しいことを前提とした上で、極めて重度の記憶障害に起因した症状らしき様相を呈する失語、失認、失行(紛い)の症状の外観的で主観的な観察結果により、憶測し、構想しただけの仮説、アミロイドベータ仮説の主張内容は、100%誤りなのです(本ブログ中で、誤りである根拠データについて説明してあります)。

※4 失語、失認、失行の症状は、(器質的な病変)の存在が原因で発現してくる症状なのであり、「アルツハイマー型認知症」の症状は、単なる(廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行が原因で発現してくるもの)に過ぎないのであり、正しくは、失語、失認、失行(紛い)の症状と規定すべき症状を、短絡的な観察に因る誤解に因り誤って失語、失認、失行と、規定しているのです。

※5 ついでのことに言うと、『DSM-Ⅳ』の第二要件が、(失語、失認、失行、又は実行機能の障害)の確認を要求していることについても、(規定の仕方自体が誤り)なのです。
何故なら、(失語、失認、失行紛いの症状)自体が、『実行機能の機能障害に起因して発現してくる症状であるからなのです。権威機関の主張内容(規定内容)が誤りだらけである上に、アミロイドβ仮説を筆頭とする3つの仮説の全てが、その誤りに気付かないで、そのまま踏襲しているのです。

(4)私たち二段階方式は、(前頭葉)を含む脳全体の機能レベル厳密にリンクした類型的な症状であり、複合機能体である「前頭葉が活性化」する『生活習慣』への改善と継続的な実践を内容とする「脳のリハビリ」に因る回復/症状の進行の抑制可能性の有無及び程度により三段階に区分(小ボケ、中ボケ、大ボケの三段階に区分するのが、私たち二段階方式の特徴)するのが、特徴なのです。

※1 他の研究機関は、極めて重度の物忘れの症状の確認と失語、失認、失行(紛い)の症状を確認して初めて、『アルツハイマー型認知症』の発病だと誤解しているのです(米国精神医学会が策定した「DSM-Ⅳ」の第一要件及び第二要件の規定内容、更には、世界的に通説とされているアミロイドβ仮説等、極めて重度の症状、私たち二段階方式の区分で言う大ボケの後期で初めて発現してくる症状しか知らないので、小ボケ、中ボケ及び大ボケの前期の症状を見落としているのです)。

※2  大ボケの段階(期と期に区分)にまで症状の重症化が進行してきてしまうと(廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行に因って、「前頭葉」を含む脳全体の機能がそこまで衰えてきてしまうと、症状の更なる進行の抑制さえも、最早困難となってしまうのです。身体が保つ限り、(大ボケの範囲内で)更なる重症化が進行して行くだけなのです(介護する側の世話の負担を軽減するための目的となるものであり、症状の発現の仕方昂進させ、或いは、抑制するだけの効能でしかない対症療法薬(興奮型のアリセプトが代表)」を処方して対応するしか道が残されていないのです(4種類の対症療法薬は、治療の効能は有していないことに注意して下さい)。

※3 その結果、認知症全体に占める割合も70%等と、いい加減な数値の公表が常態化されているのです。

(5) 我が国では、厚労省が予測する『アルツハイマー型認知症』の発病者数は、600~700万人とされているのですが、権威機関が予測しただけの数値である、その数値は、大ボケの後期(MMSEの得点が一桁となる極めて重度の発病者)の数だけという「重大な誤りを犯している」(小ボケ、中ボケ、大ボケの前期の発病者数が含まれていない=見落としている)のです。

(6) 神経変性疾患とは無関係の病気であり、 廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病(但し、脳の使い方としての生活習慣を言い、食生活は無関係であることに留意する)であるに過ぎない『アルツハイマー型認知症』の発病者は、必ず、前頭葉、左脳、右脳、運動の脳の順番に、廃用性の加速度的で異常な機能低下が進行していくのが特徴なのです。
※上記特徴(事象の事実データ)について、アミロイドベータ仮説では、説明が不可能なのです。

2.早期の段階では、「標準的な滞留期間」が存在する:
(1) 『アルツハイマー型認知症』の発病者の場合には、日々に展開され、継続されるナイナイ尽くしの単調な「生活習慣」の継続という要因が、直接的に前頭葉」を含む脳全体の廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行に影響することとなり、徐々に、段階的に、症状の重症化が進行して行くのです。

(2) 本当の意味での早期の段階である「小ボケ」及び「中ボケ」の段階については、『標準的な滞留期間』の存在が確認できるのです。

※1 日々繰り広げられる『具体的な生活習慣』の要因が、症状の回復/進行の抑制/更なる進行に、直接的に影響することが確認出来るのです(『脳のリハビリ』の実践の効果が、未だ期待できる小ボケ」及び「中ボケ」の段階では、ナイナイ尽くしの単調な生活習慣が単に継続されているケースでは、標準的な滞留期間に合致していることが必ず確認されるのです。

※2 他方で、回復/症状の進行の抑制/進行に影響が出る程の何等かの他の具体的な質と量での(脳の使い方としての)生活習慣変化が入り込んできた場合には、(プラス要因とマイナス要因の影響により)、標準的な滞留期間が前後にずれることが確認できることに注意が不可欠となるのです(=二段階方式の手技では、脳の使い方としての「生活歴」の聞き取りを必須事項として『手順化」しているのです)。

(3) 「小ボケ」には3年間の、「中ボケ」には、2~3年間の『標準的な滞留期間』が確認されるのが、『アルツハイマー型認知症』の特徴なのです。
猶、「大ボケ」の段階になると、前期でさえも、『脳のリハビリ』の効果は、期待できなくなってしまうのです。
※上記特徴(事象の事実データ)について、アミロイドベータ仮説では、説明が不可能なのです。

3.MMSE下位項目の項目困難度の指標が存在する:
(1) 左脳と右脳の機能レベルを判定出来る手技である 『MMSE』のテスト結果について、極めて厳密な項目の低下順前頭葉を含む脳全体の機能レベルの面から、項目が出来なくなっていく厳密な順番)が存在しているのです。

(2)  30点が満点で11の下位項目から構成されている『MMSEの下位項目』について、早い方から順番に、以下の低下順(機能が衰えていく順番)が存在しているのです。
想起、注意と計算、時の見当識、所の見当識、三段階口頭命令、図形の模写、文を書く、記銘、書字命令、復唱、命名

(3) アルツハイマー型認知症の発病者は、且つ、その場合に限り必ずこの低下順の通りに、機能が衰えていくことになるのです。
※上記特徴(事象の事実データ)について、アミロイドベータ仮説では、説明が不可能なのです。

&2 アミロイドベータ仮説は、100%誤り:
(1) 『アルツハイマー型認知症』の発病患者14689人の『脳機能データ」であり、私たち二段階方式が例示する上記「三種類の脳機能データ」は、その精緻な質と量とにより、「事象の事実を示す客観的な脳機能データ』であると言えるものなのです。

(2) 上記三種類の『事象の事実』を示す各脳機能データの存在については、(『アミロイドβ仮説』の主張内容が正しいものと仮定)すると、説明が不可能となるのであり、(アミロイドβ仮説の主張内容は、事象の事実に合致していないこととなる)、即ち、(『アミロイドβ仮説』の主張内容が、100%誤りである)ことの『実証データ』となるのです(論理的な帰結)。

(3) 従って、「CDRの転用という重大な欠陥」がある『評価数値27%』の問題は脇に置いといても、(エーザイのレカネマブは、アルツハイマー型認知症の治療、症状の進行を抑制する効能がある薬ではない)こと、無関係の薬となるのであり、厚労省は、当該薬の使用申請を棄却すべきものなのです(アミロイドβの蓄積を阻害/除去できる効能を有するとしても、『アルツハイマー型認知症』の症状の進行を抑制する効能は有していないこととなるのです)。

&3 アルツハイマー型認知症について権威が語る内容は誤りダラケ:
(1) 私たち二段階方式は、極く早期の段階に注目し、『注意の分配力』の機能の働きと働き方の特性に気付いて、前頭葉の機能及び注意の分配力の機能を精緻に判定できる独自の手技、二段階方式の手技を開発したのです。

(2)  14689例に上るアルツハイマー型認知症の発病者の前頭葉を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした類型的な症状に関わる脳機能データを集積し、解析した結果、本態が(廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病に過ぎない)ことを、世界で初めて解明したのです。

(3) 『アルツハイマー型認知症』の正体が、廃用症候群に属する老化・廃用型の『生活習慣病』であることを解明した後に、二段階方式の手技を実務化し、マニュアル化して、有償/有期の使用許諾契約を締結した上で、『アルツハイマー型認知症』の発病自体の予防に特化した活動、北海道から九州に跨る全国的規模452の市町村で『住民参加型の地域予防活動』を指導し、主張内容が正しいことを、疫学的方法により実証したのです。

(4)  2010年に『アミロイドベータ仮説』が登場してきて、世界的な通説となる中で、我が国は、発病の予防という最も効果的で安価な「川上対策」である『アルツハイマー型認知症の発病の予防』の国策化による全国展開の政策を棚上げし真逆の政策である「ボケても安心な社会作り」という「川下対策」を優先して国策化し、末期段階での発病の診断(発病のレッテル貼りをするだけの診断及びエーザイの興奮型のアリセプトに代表される治療の効能がない、効きもしない「対症療法薬」の処方を含む)並びに本当の意味での早期の段階である(小ボケと中ボケが見落とされた儘で)、症状の進行が放置された結果としての、発病の末期の段階である「大ボケ」の後期にまで症状の重症化が進んでしまった結果としての『介護』に投入される「血税の総額が23兆円越え』となり、この先も更に増大していくとの予測の中で、『介護保険制度が、財政面から破綻の危機的状況にある』という状況にあるのです。

(5) 『アルツハイマー型認知症』は、人類最大の難問とされる『意識』が関わる認知症なのです。意識の世界が存在せず、前頭葉も注意の分配力の機能も備わっていないマウス(やら、マーモセット)が研究対象で、権威だけは絶大ながら実力は皆無、科学的で客観的な根拠データの集積さえも無く、『100%誤りの内容のアミロイドベータ仮説が、世の中を惑わせている』不条理な状況が是認された儘なのです。

本著作物「H-10」に掲載され、記載され、表現された内容に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。このブログ中の内容の一部を引用する際は、必ず、著作権法の規定に則って引用してくださるようお願いします(特に、医学会に身を置く人達に、お願いします)。






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