認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

臨時掲載:  脳を活性化する生活習慣と「一芸を極める途」 (その2)

2014-02-20 | 脳を活性化する生活習慣の構築とその方法

前回の続きです。この方は、120前後のスコアだったのですが、昨年古希を迎えたところで一念発起して、自分なりに「一芸を極める」道を志したのです。 本を読みまくり、DVDでチェックして、練習場に通い、更には友達の「先達の意見」も取り入れて、時々仲間とラウンドする。練習場でチェックしたことはすぐに書き込んで、ラウンド後の反省の内容も書き込んで、そうした成果がこの「手引書」に集約されているのです。

その結果、わずか1年で、コンスタントに「100切り」できるようになったのです。

100切り」の目標を達成できてからというもの、ゴルフの楽しさや更には深さもわかってきたそうで、次の目標は、1年以内に「90切り」と周囲に高言して、練習に励んでいます。

  

初心者向け ゴルフスイングの手引き   By 脳活の目的で「一芸を極める」の巻き(その2)

7.テーク全般についての留意点(及びそのイメージ)

)テークを始動する動作とは、左肘部から左手小指部までの左前腕部位を身体の外方向に押し出していく動作が原動力となって「ノー・コック」の左手首部を押す作業自体が:右脇を閉じ/右肘部を身体から1G離れた位置に位置固定した右腕前腕部位を押していき:シャフトをシャフト平面に沿って、且つヘッドを目標ラインに沿って平行移行させていくことになる動作である。

( テーク始動開始後ヘッドのネック部が右方向に真っ直ぐに移行していく間に;右手首/シャフト形状の固定が崩れて右手首が効くと、シャフトが内側に入り左手甲がローリングを起こし易いので、この点に意識を向けること(右手首/シャフト形状の形状固定が重要)。

)テークの始動から序盤区間が完了するまでは:ゆったりとしたリズムで:中盤区間の開始以降は足早に;シャフトが立ち上がっていくこと(テークのリズム感)。但し、トップでの折り返しには一瞬の間を持たせる(「松山流」)のリズム感が:テークとD/Sが同一平面上で行われることを保障してくれる極めて重要な要素となる。

)右脇を閉じて;体内/下側方向に僅かに「くの字」に形状を固定した右肘部に力を保ち;且つ身体から1G離れた位置に右肘部を位置固定したままで;肘部から右脇部までの部位が

形状及び位置共に固定された状態をイメージと実体の両面で保ちつつ:(形状及び身体との関係位置をアドレス時のままに保つ意);左肘部から左手小指部までの左前腕部位を身体の外方向に押し出していく動作を「原動力」として左手首部のコックを足早に推進していき;そのコックの作用が右肘ヒンジに対し働いて;右手首/シャフト形状を形状固定したままの右腕前腕部位のみが右耳の後ろ方向に引かれ/畳まれることによって;右肘V字部が畳み込まれていくことにより;ヘッドが常に先行する形で;シャフトをシャフト平面に沿って立ち上げていく作業がテークバックの「中盤」での作業の要点となる。

))の作業からテークの中盤に入り:①左手首小指部を身体の外方向にできるだけ遠く押し出しつつ;同時随伴する左手首の足早なコックの動作と②右肘V字部の畳みこみ動作との協働作業により;③シャフトをヘッドが先行する形で急速に立ち上げて行くこと。

但し、中盤の動作中常に:①首の付け根部が位置固定されていて;②右脇が閉じた状態で;「右腕上半分の部位」が身体に僅かに接した状態をキープし;且つ;右肘V字の先端部位が身体からあまり離れていかない(右肘V字の先端が地面方向を指している)ことが要点。

(右肘はできるだけ体に近く、左肘はできるだけ体から遠くの「テコの原理」を活用する。

(①「右腕上半分の部位」が体に僅かに接している状態で右脇を閉じた「回転軸」に対し;②左手首の足早なコックと;③右手首/シャフト形状を固定したまま右肘V字を畳み込んでいく動作が重要となる(左手首のコックの形成が遅い/浅いと;シャフトが寝てしまう)。

 (①右肘が外方向に逃げていかないよう右脇腹前にその位置を留めたままで;左腕の全体(左脇/左肘/左手首)を身体の外方向に押し出していく動作により左肩の回し込み動作を始動し:②右手首が右膝前を通過するときから;③左手小指を外方向に突きだす動作による「左手首のコックの角度」を深める動作と④同時に随伴する「右肘V字部の畳み込み」動作を協働させることで;ヘッドが先行する形でシャフトを急速に立ち上げていくこと「中盤」。

※この時、シャフト平面に沿ってシャフトを立ち上げていくイメージを持つことが重要。

)右脇が閉じていて;右肘V字部が身体の近くの位置にキープされた「右肘部」をヒンジとして;左手首部の足早なコックを主たる原動力(8分)として;右肘V字の畳み込みを従(2分)として;シャフトを急速に立ち上げていくことがテーク中盤からの要点となる。但し、左手首部を主原動力とするとき:右肘部をヒンジとして機能させる動作(右手首/シャフト形状を形状固定して右肘のV字を畳む動作)が明確な意識のもとで作業されていることが必要となる。その意識が薄いと:右手首部で左手親指部を引っ張る動作が起きてきて;トップに至る過程で;左手甲側のローリングが起きてしまい;シャフトが寝てしまう!!

)テーク中及びD/S中常に「右脇の奥部」をキチンと閉じ;「右上腕の固定軸」の先端の部位が身体に触れた状態でいて;右肘部が身体から1G離した状態を維持しつつ;「左腕」は全体を一体化し且つ長く伸ばして使うのに対し;「右腕」は前腕部位のみの短い使い方が;スイングを安定させ/ヘッド・スピードを加速させるインパクトにつながる秘密の要点。

※誰でもが:右腕を全体的に使う(「長い右腕」)方が、前腕部位だけを使う(短い右腕)のよりもヘッドスピードを加速させると考えがちであるが、それは根本的な間違い。

)右腕上半分の部位に対して:①左手小指部を身体から出来るだけ遠くに突き出していきつつ「左手首部のコック」の角度を深めていく動作と同時に;②右手首/シャフト形状を固定したまま;「右肘V字部」を畳み込んでいきながら「右手首部」を甲側に折っていく動作との協働作業(この相互の手順の実施が「テコの原理」であり、テークでは極めて重要なポイント)により;③シャフトを足早に立ち上げて行くのがテークの中盤以降の作業となる。

)肘部を含む左腕を直線形状に伸ばしたまま且つ左腕前腕部と「凹状の形状」に形状固定した左手首甲部とを一体化したまま:右肘V字の畳み込み動作に左肩の回転が遅れずついていくことがテーク中盤での不可欠の条件となる。

( ①直線状に伸びた左肘部・左手首/左手小指部の突きだし動作を伴う左手首部のコックと② 同時随伴する右手首/シャフト形状部の形状を固定した右腕前腕部位による右肘V字の畳み込み動作とにより;③シャフトをシャフト平面に沿って;ヘッドが常に先行する形で;トップで収まるべきその位置に向けて;足早に立ち上げて行くこと(テークの「終盤」)。

※左肩(左脇)を押し込んで左肩を回していく時:左肩が右股関節前に来た時点がトップとなることが極めて重要。「左肩」が(右股関節部前)より深く廻り込みすぎると;トップでシャフトが寝たり;左手甲部がローリングする原因となるので不可(要注意)。

   

8.テークの「中盤」以降を制する「テコの原理」

)シャフトが目標方向に平行になる中盤の開始直後から、①「左肩」を十分に回し込んでいきつつ左手小指部を突き出す動作を伴う「左手首部」のコックの角度を深めていく動作と②右手首/シャフト形状を固定したまま「右肘V字部」を畳み込みつつ;右手首部を甲側に折る動作とが連携し協働することが要点(この間、「テコの原理」を使うイメージが重要)。

)テコの原理」の活用 

①右脇を閉じ;右腕上半分の部位(固定軸)を身体に僅かに接しさせた状態を維持しながら:② 右脇を後方に(身体に出来るだけ近く)回転させつつ/(左肘/手首)部を体の外方向に思い切り遠く押しだしていくことにより;③左肩の十分な回り込みを伴う両肩の回転を達成していくこと(①と②の方向差が両肩の距離の差を生み;その効果が「テコの原理」効果を発揮することになって;両肩が十分に回ることにより;インパクト時のヘッド・スピードを最大限に加速させることに繋がることを理解すること。

)シャフトを立ち上げていく時;両肩の回転により移動する重心を右足親指の腹に乗せていきつつ;右太腿と股関節部に力を張ることで右膝の前傾角度/形状を維持すること。

9.シャフトの「90度角」への早期立ち上げ(中盤最大のポイント)

)テークを始動後シャフトが地面に対し水平になった直後(ここ迄は、「右手首/シャフト形状」を必ず固定し;僅かなコックのみ)から;「右脇の奥部」をキチンと閉じて上半分の部位の内側が体に接した状態の「右上腕部位」(両肩の回転軸)に対し:右肩の引きと左肩の回し込みとを連動させ;左手小指を外方向に突き出す動作を伴う「左手首部のコック」の角度を深くする動作と右手首/シャフト形状を形状固定したまま「右肘V字の角度を畳み込んでいく動作との協働作業により;へッドが常に先行する形で;シャフトをシャフト平面に沿って急速に立ち上げていくことがテーク「中盤から終盤」での重要テーマとなる。

)首の付け根部から出来るだけ遠い軌跡を描いて動く左手小指部が左手首のコックの角度を深くしつつ;右脇を閉じた右手首を左回転させながら甲側に折る動作により「右肘V字」を畳み込み;シャフトを早期に「90度角」に立ち上げることが;この段階での重要な要素。

(この時左手甲部のローリングが起きやすいので;右手親指の左回転と同時に左手親指も左回転させるイメージの下;左手首部を板状(凸形状)に保ちつつ;左手首のコックの角度を深くさせて行くこと(シャフトが90度に立った時;左肩は未だヘソの前に来ているだけ)。

)「右脇部」を閉じた右肘「くの字」が両肩の回転に一体化した動きをしつつ:テークでシャフトが立ち上がっていく間は;常に;「右上腕の固定軸」が身体の近くに在る(脇の奥が閉じていて;右肘「くの字」が体内方向を保ちつつ身体の外方向に逃げない)こと。

※  テークの始動からトップに至るまで常に「右脇奥」が閉まり、「右上腕部」がきちんと左肩回転の軸として位置固定されており;左腕は腕全体が、右腕は前腕部のみがシャフトを立ち上げていく動作に参加することが極めて重要な要素であることを理解すること。

)トップでは、①「左肩」が右股関節部の前まで十分に回り込んでいて;② 左手首部が板状(僅かに凸状)の形状で、且つ「左手首部のコック」が十分に深く形成されていること及び ③ 右脇が閉まっていて;④右肘のV字が畳まれていることが極めて重要な条件(コックが浅いと、D/Sの折り返しから手首が効いて;手打ちスイングになってしまう)。

)トップでは右脇が閉じていて;右肘V字の先端が地面方向を指していて;右手首部位が右肩よりも上の(高い)位置に収まっていること並びに左手の各指の付け根部を結ぶラインが目標ラインと平行な状態にあることが不可欠の要件となる(左手甲が目標方向と正対しているのは、手首部が開いた状態にあることを意味し;フェース面も同時に開いた状態にあることを意味する:この状態にある限り;D/Sは必ずアウトサイド・インの軌道となる)。

  

10.テーク中盤以降の両手首/腕の使い方の正しいイメージ

)タオルが脇から落ちない程度に「右脇」がキチンと閉じられていて;「右上腕の固定軸」が右上腕の上半分の部位で身体に触れていて:且つ「右肘の先端部」が身体から1G以内に保たれた位置にあり;右肘V字の先端が右腰(~地面)の方向を指し続けていること(「右上腕部位」がテークでの左肩回転の軸となる役割を担う=右脇が閉じていることにより、「左肩」の右股関節部前までの十分な回り込みが達成できることになるそのカギとなる);(テークの終盤で左肩の回り込みが浅いと「左肩が右股関節前まで回り込んでこないこと」左腕が身体に近寄ってきて手で上げるだけのシャフトが寝た浅いテークとなり;D/Sでグリップを身体の前方に突き出す為;右肩が落ちてきて;「右足体重」の手打ちスイングとなる。

)テークの開始からトップに収まるまでの間常に、「右上腕の固定軸」は、「右脇奥部」が閉じられたままで;且つ「右肘V字の先端部」は常に地面/右腰方向を志向していること。(トップで「左手首甲部」が手首部で凹形状に折れると、左肩の回り込みが阻害され;D/Sが右足体重となり;インパクトでフェースが開いてボールを捉えるので;スライスボールの原因となり、絶対に不可なのです「「100切り」が達成できない最大の要因」。

(左手首の親指側はコックにより角度が変化していくが、甲側は板状(僅かに凹)の形状に形状固定されていることが、インパクトでボールを「スクエア」に捉えるための必須条件。

)テーク中右脇の閉めが緩んで右肘「くの字」部が身体の外方向に逃げると:左肩の回り込みが浅くなり;両腕の共同ではなくて「右腕ライン中心」のテークとなるので、シャフトが寝て;D/Sが両肩の回転を伴わない腕だけのスイングとなる結果;叩くだけのインパクトスイングとなってしまう(フェース面が開いて当たり、スライス球となる)。

※1ドライバーの方向性が安定しないのは、D/Sでのクラブの入り方に原因が有り:アウトサイド・インの軌道で外からカット気味に入ったり、シャフトが寝ていてフェースの面がインパクトでスクエアに戻らないことがスライス球やフック球の原因。

※2バックスイングで左肩の回り込みが浅いために;D/Sで腕を振り下ろすスペースがないため、右肩が落ちた右足体重の下での手首部を前方に突き出す形での「手打ちスイング」となる結果、フェース面が開いてボールを捉えるので、スライス球が出る。

11.テーク中の下半身(右膝頭)の「向き」と上半身の「回転軸」

両膝/両股関節の向きを含む下半身全体がアドレス時の形状と向きを固定キープし:上体は前傾角度をキープしたまま:且つ右肘V字の延長ラインが右股関節部に突き刺さったまま:テークの進行につれて背骨の中心軸が右股関節に乗っていき:右股関節の上で回転しつつ:右上腕の固定軸をヒンジにして;左肩の回り込みにより両肩が回転していくことが絶対条件。

(右膝の前傾角度が伸びて大きくなると、右腰が後方に引けて内股部が右斜めを指すことになり;テークにつれて上体が立っていく結果;D/S)では逆に右肩が落ちて;所謂ギッコン・バッタンのスイングとなってしまい;右足体重のインパクトになってしまう。

(形状及び方向がアドレス時のままに固定された下半身に対する上半身のねじれ現象がD/Sのエネルギーを蓄えさせることになることを理解すること(手だけのD/Sを防止する!)。

※  インパクトを左足体重で行うことが必要条件であり;それを可能にするのは、D/Sでの入り方( 左腰を切る⇒ 左膝の湾曲⇒ 左肩の回転⇒ 左手首小指部の引き下ろし)が重要。

( D/Sを開始後インパクトに向かう過程で:右腕前腕部が地面に対し水平となるまでは;トップで形成された右肘V字の角度は不変に畳んだままキープしてくることが絶対的要件。

    

 Ⅴ.テークを制する者は、インパクトを制する

1.右腕ラインの使い方の要点

) 右腕ラインは:右脇を閉じて「右上腕上半分の部位」(「テーク」での回転軸)が身体に僅かに接する状態で形状および位置を固定し:及び右肘を体内/下側方向に僅かに「くの字」の形状に曲げ;且つ僅かに力を張って右腕のライン全体を「一体化」させて;右膝部が前屈したアドレス時の形状を形状及び方向固定したままの状態で:右股関節部から膝を経由して右足親指の腹に至る「右内股ライン」に前傾した上半身の重心を載せていき;テークでの回転軸であり;右脇が閉じられたままの「右上腕上半分の部位」に対して:左腕全体を直線状に形状固定した「左脇部」を押し出し;それに同時随伴する左手首の足早な「コック」と右肘V字部の「畳み込み」とにより;「ゆったりとしたリズム」を保ちながら;ヘッドが先行する形でシャフトを急速に90度角に立ち上げていき;両手首を右肩と右耳との中間の位置に収めていくことが中盤から終盤にかけてのテーマ。

(このとき、右肘部先端部が身体の外方向に逃げると、全てが台無しになってしまう!!

2.左腕ラインの形状と使い方の要点

) アドレス時に意識して:左手首甲側(手首と甲との角度)を手首部で凹状の形状に及び左手首親指ラインを僅かに凹状(ハンド・アップとなる凸状は絶対に不可)に形状固定し;薬指をfirmにグリップしたまま; 左手首が中盤の開始前までは飛球線と平行に移行する。

) 左腕ラインは;左手首甲側部が地面に対し垂直の傾き(僅かにフックグリップの状態)からスタートしトップでの傾きが「目標ライン」に対し平行となるよう;蕎麦屋の出前持ちの形状をした右手首部が左手首を下支えする状態/形状でトップ位置に収まることが理想のトップ形状(この時、両手グリップがと右肩と右耳との中間に在ることが絶対の条件)。

(トップで、右手グリップの位置が右肩よりも低いと、シャフトが寝ていることになる。

(トップでの左手首甲の傾きは、45度が理想であり、これよりシャフトが立っていると

手打ちのD/Sとなり;アウトサイド・インの軌道になりやすい。

)「 左手小指/左肘」が身体から出来るだけ遠い弧となる軌道を描くように小指付け根を身体の外方向/遠くに突き出すイメージで左腕全体を押し出し突き出していくと同時に;左手首のコックの角度を足早に深く形成していき;左肩を右方向に押し出し回し込みつつ;右脇閉じたままで身体の後方に引く感じで右肩を回転させていくこと。

)「テークを制する者は、ゴルフを制する(テークをマスターすることが先決)」。

(1①「右脇奥」を軽く閉じ:②右肘を「くの字」形状に形状固定し;③右上腕固定部位の上半分を身体に僅かに接触させた状態で;右脇を起点にして、且つその右脇に対して左肩を回転させてきつつ④左手首部の足早なコックと⑤同時随伴する右肘V字を畳み込んでいく作業動作により⑥ ヘッドが先行する形で⑦シャフトをシャフト平面上に沿って⑧急速に立ち上げていくこと(テークの「中盤」のイメージ)。

※シャフトを立ち上げていく時:①短い右腕(右腕は前腕部位のみを使用する)と②長い左腕(左腕は腕全体を使用する)の使用:これを言い換えると、右腕は右肘が身体の近くに在って、左腕は左肘が身体から遠い軌跡を描く両腕の使い方(「テコの原理」の活用)が正しいテークの根本をなすことを体感し体得することが;正しいD/Sに直結することを(ひいては、ヘッドスピードを加速するインパクトスイングにつながることを)理解する。

(2左腕ラインが目標ラインに並行で且つヘッドが頭の高さに来た直後から;「左肩口部の回し込み」と同時に付随して起きる[右肩口部の引き」との共同作業による「両肩の回転」作業により;トップの位置に両手首部を一直線に収めていくこと。

(3トップでは左手首部のコック(「小指部を遠くに突きだす」動作により達成される)が十分に深く形成されていること及び左手首部甲側が板状(僅かに凸状)の形状であること。

)シャフトが「90度角」に立った以降のテークの終盤では:①「右腋奥」を閉めて右上腕の固定部位内側を身体に接触させた状態で;②右手首/シャフト形状を形状固定したまま;③「左肩」の十分な回し込みの動作と④右肘V字部を畳み込んでいく動作との連動が重要。

3.テークでの「テコの原理」の活用(インパクト時のヘッド・スピードの加速)

)下半身がアドレス方向(形状)を維持した右股関節部(ライン)の回転軸に対し;

)左肘(手首/小指部)を身体の外方向に押し出していき;左手首のコックを形成して(※);

)同時に随伴する左肩の回り込みに付随する形で/右肘V次を畳み込んで右手首部を右肩上のトップの位置に持ち上げていく(右腕前腕部位を蕎麦屋の出前持ちの形状に持ち上げていく)複合作業を「テコの原理」の意識の下で行うことがインパクト時のヘッド・スピードを加速させる源泉となる。                                                  

( 右脇を閉じた状態で;① 右肘部はできるだけ身体の近くに在って;②左肘部は出来る

だけ身体から遠くに在る形態下で;両肩が回転されることを「テコの原理の活用」と言う。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

Ⅵ.トップでの「折り返し」時の要点及びD/Sの開始

1.    折り返しの時の必要条件                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

)トップでの折返しの時:左手首部甲側は(板状/凸状)であることが絶対条件であり;左手首部が甲側に折れている(手首部が凹形状で、甲部が目に見える)のは、インパクトでフェースが開いた形でボールに当たることになり;スライス玉の原因となるので絶対に不可。

※折り返しの瞬間/時が止まる【0.1秒休止する】感覚の折り返し直後から;左肩の回転を始動していくこと(この休止があると、腕が先行する打ち急ぎを防止できる!!)

)トップに於ける①左手甲部の板状形状及び②「左手首部の深いコック」並びに③右手首部甲側の折れ角度及び右肘V字の畳み具合い並びに「蕎麦屋の出前持ち」の形状を固定維持したまま:「ゆったりとした」リズムの下に折り返しを行い;左腰の回転/左膝の壁の構築/左肩の移行と回転の順に順次D/Sを始動したその最後に「右前腕部位」を使用すること。

※左の回転軸が構築されるのと同時に:左肩を目標方向に引く動作(トップで右内股の前に在った左肩を;両腕及び手首部の形状並びに左肘部が直線上に伸びた左腕の形状を固定維持したままで;折り返し直後から一気に左膝の前まで持っていく動作)を意識的に実行した時:右腕前腕部位が地面に対し水平になっていること。この状態から;左手首部のコックの角度及び右手首甲側の折れ角度を一気に解放していく動作により;ヘッドが走り、加速される。

(①左手甲部の板状形状及び②「左手首部の深いコック」及び③右手首部甲側の折れ角度と右肘V字の畳み具合いを固定維持しつつ:右手首/シャフト形状も形状固定したままでトップを折り返してからD/Sを開始し;右腕の前腕部位が地面と水平になるところまで降りてくる迄は:右手首部を含む「前腕部位」を絶対に使わないことが:インパクト時のヘッド・スピードを加速させる絶対/最大の条件となる               。                                                                                                                                       

※トップの折り返し時における「3大要件」

①トップでは、右肘V字の先端が「地面の方向」を指している(右脇が閉じている);

②上体が「右足股関節部」に乗っている(股関節部に重心が乗っている);

③左肩が「右足股関節部」の前に在る(左肩の十分な回り込みの確保)こと。

2.D/Sの「開始」以降及びインパクト時の留意点

)折り返し時の両手首/右肘V字の形状を固定したままで:①左腰の回転、②左膝部による                                                                               壁の構築:次いで;③目標方向へと左肩の移行/引き/回転の順にD/Sを開始していきながら;(左肩の回転により目標方向への空間が開けた直後から)④ 左手首のコックと右手首甲側の折れ角度を固定したままで:⑤畳まれた右肘V字の角度を一気に拡大していき;強力に;⑥インパクト・スイングを始動していくこと(但し、トップで形成された両手首部の形状及び右手首/シャフト形状を形状固定したままインパクト・ゾーンに入り、ボールを捉える直前になって初めて;左手首部のコックと右手首甲側の折れ角度とを一気に開放すること)。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

(1トップの折り返しとD/Sの開始との間には、必ず「一瞬の間を置く」こと(松山流)。

(2トップの折り返し時:左手甲部の面が目標ラインに必ず平行であること(正対は不可)。

トップの折り返し時:左手甲部の一部を自分の目で捉えることができるとき(目標ラインに正対);インパクトで必ずフェースの面が開いてボールを捉えるので;スライス球となる!

 (3①左腰を切り②左膝の壁を作り③左肩の引きをスタートするまで、両手首及び右肘V字の畳み具合はトップでの形状と全体の位置関係を保つことがD/S開始直後での重要な要件。

※  叩くのでなくて、振り抜くインパクトが:方向及び距離を可能にしてくれる(核心)

)トップの折り返し後;①左腰を切り②左膝の壁を作り③左肩の回転の順にD/Sを開始し:次いで:左手首のコックの角度/形状を固定したまま(左手首3本指部が左膝頭の真上/真前を振り抜いていく)意識の下で;左手小指部を引き下ろしていくこと(この時、右手首部は絶対に使わないこと:ヘッドが手首の動きに遅れて降りてくる結果、振り抜くインパクトが達成されることになる:ダウン・スイングで最も重要な要点)。

)左膝に力が張り:インパクト・スイングの「回転軸」となる左の壁が構築されてから初めて;右腕の上腕部位をスイングに参加させる動作を開始すること(打ち急ぐ気持ちが少しでもあると;右脇が開き;右腕上腕部嫌右手首部が効いて;右足に体重が残って;腕が身体の前に出るため;手打ちスイングとなり;フェース面がオープンフェースとなる結果;スライス球が出ることになる。その上、振り抜くのでなく、叩くだけのインパクトとなる!

(4インパクトゾーンでは、フェース面がボールを叩くのではなくて振り抜いていくことが正しいインパクトである絶対不可欠の条件であることを理解し、叩く条件を排除すること。それを可能にする方法は:トップで折り返した時の左手首部のコックの深い角度を固定維持したまま(左手首のコックが解けないで)/インパクトスイングに入ることが絶対の条件。

   

Ⅶ.テークでの上体の回転軸

1.テークバックでは(テークの始動からトップの折り返し時迄の間):頭部を支えている首の付け根の部位の中心骨のラインが、アドレス時の前傾角度とその位置とを共に不変に固定し維持し続けることが:正しいテークバック・スイングの全ての基礎となる。

2.右脇を閉じた右腕上半分部位に対して左肩が回転しつつ;中心骨のラインが両肩回転の回転軸となることが極めて重要となる。

3.テーク中に首の付け根の部位の中心骨のラインが右後ろ方向に僅かでも動くと;その分上体の重心が外側に振れるので;D/Sで右肩が落ちてくることになることを理解すること。

4.ノド・ボトケがテーク中常にボールと正対していて:且つ、ボールとノド・ボトケとが弾力はあるが強力な、ゴム・バンドで連結されているイメージを持つこと。その前提条件の下で:「テコの原理」を目一杯活用した形での「両肘の動き」を伴うテークであること。

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