認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

臨時掲載: 脳を活性化する生活習慣と一芸を極める途  (その4)

2014-02-24 | 脳を活性化する生活習慣の構築とその方法

  

意識的に何かをしようとするとき、自分の置かれている状況を判断して、テーマを発想し、その内容を企画し、その実施結果をシミュレーションした上で、どのような内容の行為をどのようにどの程度実行するかを最終的に選択し、実行の意思決定をするのが脳の司令塔の役割を担う「前頭葉」の働きなのです。「前頭葉」という機能は、この地球上にこれまでに存在した及び今なお存在するあらゆる種類の動物の中で人間だけに与えられた特別の脳の機能なのです。

実は、この「前頭葉」こそが、「アルツハイマー型認知症」発病のカギを握っているのです。脳の司令塔の「前頭葉」の働きが廃用性の機能低下により異常なレベルに衰えてきたとき、左脳も右脳も運動の脳も未だ正常な機能レベルにあっても、その段階ですでに「アルツハイマー型認知症」は始まっているのです(ここを「クリック」してください)。

「前頭葉」は、脳の中の空白地帯とされて、つい最近までこれといった研究が為されてこなかったのです。脳科学を専門とする人達も、「前頭葉」の働きのメカニズムやその二重構造、正常老化の性質、或いはその機能が衰えていく原因やその特徴などについて、未だにデータを持ち合わせていないし、究明する有効な手技さえ持たないのが実情なのです。CTやMRIでは脳の形はとれても、「前頭葉」の働き具合(機能レベル)を計測することはできません。たとえ、極めて高額な費用がかかるf‐MRIやらPETやらを持ち出そうとも、血流の動態反応やら中枢神経系の代謝のレベルとやらをどのように精緻に計測しようとも、常に複雑な内容が重層的に絡まりあっている「テーマ」を同時に且つ並行して処理しつつ働いている「前頭葉」の重層的な機能とその機能レベルを精緻に計測することはできないのです。私たちの意識的な世界では、「前頭葉」の3本柱の機能である意欲、注意の集中力及び注意の分配力の機能が複雑に絡み合い、いろいろなレベルでの「前頭葉」の各種機能の発揮の程度や複雑な態様での相互の絡み合いがあるがために、どのような「テーマ」をどのように設定すれば「前頭葉」の各種の機能を、或いはそれらの機能の衰え方の進行状況を、精緻に精密に計測できるのか、その計測の仕方が分かっていないからです。

例えば、「記憶」という機能一つを取り挙げてみても、「記銘」する対象となる情報自体が複雑で重層的な内容から構成されているのです。はるかな昔、若い頃に体験した激しいショックや悲しみや恐怖や怒りを伴う体験の思い出が、何故60才を過ぎた今でも夢にまで出てくるのか、しかも一度ならず二度、三度までも繰り返して。

それは、その何度も思い出す「テーマ」を構成している種々様々な情報の記銘に関わる脳の機能の関与の程度が深く態様が幾重にも重なっているがために、そのテーマの「記銘度」自体が高いからなのです。「記銘」するときに、「前頭葉」の三本柱の機能である「意欲」も「注意の集中力」も「注意の分配力」の機能も最大限に働いているからなのです。互いのやり取りに関わる言葉の情報の記銘も(左脳の関与)、関わる情景や感情や声の響きなどの情報の記銘も(右脳の関与)、関わる互いの動作や仕草の情報の記銘も(運動の脳の関与)、並びにそれらの脳を支配しコントロールしている司令塔の「前頭葉」の機能自体も、常に三本柱の機能の最大限の支援を受けていて、「記銘度」自体が極めて高くなっていたのです。記銘度が極めて高かったので、よく保持され、よく想起されるのです。そのテーマの内容の理解、状況の判断、相手の言葉や態度や表情に対する洞察や推理などに、「前頭葉」の各種の機能がフルに働いていたはずなのです。だからこそ、今でも夢の中にまで出てくるのです。脳の専門家達が言っているような、「海馬」の働きにより、海馬が判断し選択して、今まで覚えさせているわけではないのです。そうした極めて高度で複雑なメカニズムの下で働いている人間の記憶の働き方やそれに関わる「前頭葉」の機能の衰え方などを、ホップのエキスを混ぜた水を「前頭葉」はおろか「左脳」さえもないマウスに飲ませて、箱の中の本能的な活動で得られた程度のデータの解析とかで、「アルツハイマー型認知症」の発病の予防や治療の研究に役立つデータが得られたなどと騒ぎ立てないで欲しいのです。そもそも、アミロイド・ベータの沈着が記憶の機能の異常な低下の原因だとする考え自体が誤りなのですから。

   

私たちが主張し、市町村での地域予防活動で実践し、成果を出し、「改善、維持、悪化」の3段階に区分され判定された「前頭葉」の機能レベルを含むそれらの「脳機能データ」で裏付けられているように、脳の使い方という視点から言えば廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」でしかない「アルツハイマー型認知症」は、世界中の認知症の学者(大学に勤務)や研究者(製薬会社に勤務)や医師(病院や医院に勤務)達から、「治すことも、発病を予防することもできない、原因不明の病気」、モンスターにされてしまっているのです。

「アルツハイマー型認知症」を発病し、ナイナイ尽くしの単調な生活が継続するだけの日々の暮らしの中で、症状が進行していき、私たちの区分で言う「重度認知症」(大ボケ)の症状が発現してきた上に、その期間が何年も続いた人の死後の脳を解剖して得られる「解剖所見」にみられる3つの特徴である「老人斑」とか、「神経原線維変化」とか、「脳の委縮」とかを追い掛け回していたのでは、或いは「前頭葉」はおろか左脳さえもない下等な動物である「マウス」とやらを追い掛け回していたのでは何時までたっても、「アルツハイマー型認知症」の発病の原因を解明することはできないのです。世の中でその道の権威者と呼ばれる人達が追及しているこれまで通りのやり方では、時間とコストと人材の無駄遣いなのです。「前頭葉」の働き方とその機能が衰えていくメカニズムとに、もっと目を向けるべきなのです。STAP細胞の開発のようにとまでは言いませんが、若い皆さん方に、コペルニクス的な発想の転換を期待しているのです。

「高齢者」と呼ばれる年齢のお年寄りであろうとも、自分なりに楽しめる「テーマ」を自分流のやり方で追及することにより、「前頭葉」の3本柱の機能である「意欲、注意の集中力及び注意の分配力」の機能の出番が十分にある生活習慣を実践してさえいれば、脳の神経細胞は、増殖することもできるし、新陳代謝することもできるのです。生き甲斐なく、趣味なく、交友なく、運動もせず、目標となるものもない、ナイナイ尽くしの単調な生活が日々継続するもとで「前頭葉」を含む脳全体が廃用性の機能低下を起こしてきて、異常な機能レベルに衰えてしまった状態が何年間も継続したことの「副産物」としてもたらされるものが、アミロイド・ベータ説が注目する「老人斑」であり、タウ蛋白説が注目する「神経原線維変化」であり、脳の委縮説が注目する「脳の委縮」だと私たちは考えているのです。

定年を迎えて、「仕事一筋」の第一の人生がやっと終わったばかりのあなた、「アルツハイマー型認知症」の発病を予防するためにも、今一度、あなたの日々の生活習慣を見直してみてください。

   

初心者向け ゴルフスイングの手引き  By 脳活の目的で「一芸を極める」の巻き(その4)

Ⅹ2.ゴルフスイングで最も重要な要素(プロ仕様)                                                                     

1.ボールを置く位置

ボールを置く位置でスイングが左右されるので、常にボールの位置を確認すること。

(1 ドライバーは、左膝の膝頭の延長線上にボールを置くこと。

(2 Fw及びUtは、左股関節の右ボール1個分内側線上にボールを置くこと(これより内側だと、叩く形となり;振り切れなくてヘッドが詰まってしまうので、ボールが上がらないし/これより外側だと左に引っかかった低い弾道のボールが出てしまうので注意する)。

(3 7Iは、スタンスの中央線上にヘッドが/9Iはスタンスの中央線上にボールがくる。

2.テークでのポイント

)(ショートア・プローチを除き)テークで左肩を深く回し込んでいくときは、右脇奥を閉じた右上腕の固定軸を「回転軸」として:その回転軸に対し左手小指部を突き出していく感覚で左肩を回し込んでいくこと。

)①右脇を表層に近い部位で柔らかく閉じて:②各クラブのシャフトが形成する地面との角度を(「スイング平面」)として;③このスイング平面上に沿ってテーク中もD/S中も常に;④シャフトが立ち上がっていき/降りてくるようにスイングすること(スイング平面の安定)。

3.トップでの両手首部の形状

トップの折り返し時の左手首甲部は「板状(凸状)」の形状であること及び右手首部はソバ屋の出前持ちの形で;左手首の形状を「板状」に支えていること。

( テークの中盤で右手首が効くと(右手首/シャフト形状の形状が変化し);トップで:左手首部が凹状に折れて(中指と人差し指の谷間が見える!);シャフトが寝てフェースが開いたオープンフェースとなる結果;インパクトでフェース面が立って入ったり/逆に;開いて入ることとなってしまう!!(低い引掛け球やスライス珠が出る原因となる)。

4.D/S開始時の要点

D/Sを開始するに際しては:①右脇奥を閉めた右上腕部の肘部のV時の先端が、体内方向を示すよう「右肘のV字」の角度を固定維持したままで;②左手首部のコックの角度及び右手首部甲側への折れ角度を固定したまま;且つ③右手首/シャフト形状を形状固定したままで:④脇を閉めた「左肩の引き動作」から「両肩の回転」を始動させていくこと。

( 上記D/Sを開始する前提として:①左腰の回転;②左膝の回転に随伴する左膝の壁の構築(D/Sの回転及びインパクトの軸)が先行して行われることをイメージし、留意する。

   

5.インパクト時のスイングと両手首部の形状(総集編)

)トップでの形状を固定キープしたままで:左腰の回転/左膝の回転と回転軸の構築/左肩の回転の順番で順次始動していき:左膝の壁が構築した「回転軸」に対する左肩の回転が引っ張り(「両肩の回転」が両手首部の動きに先行する形で)、D/Sを開始していくこと:

①  手首甲部が「板状」の形状で/左手首の「コック」の角度を折り返し時の角度のままに固定維持したまま:②左肩を引きつつ回転させる動作が左手首小指部を返す動作に先行し;③ 右肘V字部を閉じた形状のまま:且つ④右手首/シャフト形状も形状固定したままで:⑤右手首甲側の折れ角度及び左手首のコックを一気に開放する動作が;ヘッド・スピードを加速させる原動力となることを理解すること。

(飛ばそうとする意識が少しでも働くと:①左肩を回転させつつ左脇を目標方向に引く意識が弱くなり;③逆に、「右手首」が効いて(左手首のコックの角度が消えてしまう結果);「叩くスイング」になってしまうので;方向性も距離もダメになってしまう!!!

6.「左肩」の回し込みによる両肩の回転

全てのクラブの通常スイングのテークにおいては、「右股関節部」前までの「左肩」の十分な回り込みが:正しいトップの必須要件となる。

7.フェアウエー・ウッドのスイングの要点

)フェアウエーウッドは、左手首親指側のコックの深さを最後まで維持する意識の下で;ミドル・アイアンのように;ボールに対しフェース面をキチンと入れていく(但し、決して「打ち込むのではない」)ことが、ボールを正確に捉える最も重要な要点である。

)フェアウエーウッドは、(ティーアップされたドライバーのように払うのではなくて)右手首/シャフト形状を形状固定したままで:(アイアンのように、少し打ち込んでいくイメージのもとで)インパクト・スイングすることにより;ボールが上がることに留意する。

    

 8.正しいインパクトの為の「五大要件」

)左手小指/薬指の2本指部がグリップに柔らかくしっかりと巻き付いていること;

)トップでは:「左肩」が右股関節部の前まで十分に回り込んでいて;背中が目標方向を向いていること;

)左手首部のコックの角度及び畳み込まれた右肘V字部の畳み具合を維持したままで;左腰の回転/左膝の回転と左腰・左膝・左足の左外側ラインに力が張り膝部が弓状に反った回転軸の構築/左肩の移行と回転の順番で順次D/Sを始動していき;

)「左肩」が回転していき目標方向への空間が開けてくるまでは;上記)の形状固定が、維持されていること(このとき、右腕の前腕部位は動作を未だ開始していないこと);

)「左手首部」のコックの角度、「右肘」V字の畳み角度及び「右手首」/シャフト形状を形状固定したままでD/Sを開始し:更には、「右手首」/シャフト形状を形状固定したままで;インパクト・スイングに入ることがヘッドスピードを加速させるうえで極めて重要。

  

9.前下がり(つま先下がり)のライからのショット

)スタンス幅を通常よりも広く取り、重心を下げることで下半身を安定させる。

)ボールが右回転しやすいので、そのことを考慮して、少し左目に目標をとること。

)膝の前屈の角度を通常よりも大きめにセットし;左股関節部と左膝のラインに力を張り;左脚のインパクト軸を強く意識し;コンパクトなスイングを心がけること。

( ショート・アイアンでは影響が少ないが、7I以降番手が上がるほど影響が出てきて;スライスしやすくなることに注意すること。

  

10.前上がり(つま先上り)のライからのショット

)トウ側が上がってフェース面が左を向く前借りのライでは、ボールが左へ飛び易い。

)対策としては、やや長目のクラブを選択して;フェース面を少し開いて構えること。

( 少し開くぐらいで;フェースはターゲットに対しスクエアに近くなる。

 11.左足下がりのライからのショットの注意点

)スタンス幅を通常よりも広く取り、重心を下げて下半身を安定させる。

※  右足は必ず目標ラインにスクエアに構えて;フェースのリーディングエッジのラインと右足のラインとが平行で(但し、左足はオープン):ボールは必ず右足より内側にあること。

※  ボールが右足よりも外側にあると:インパクトでフェースの麺が開いた形で;ボールに当たるため、「シャンク・ボール」が出るので;両者のセット位置を確認すること。

)左足体重に構えて:ボールはスタンスの中央よりも右足寄りであること。

但し、グリップの位置は、左股関節の前とし、必ずハンド・ファーストに構えること。)左肩は、ヘソの前までの浅目の回り込みとし:テークは左手首のコックを足早に使って斜面に対しアップライト気味に上げていくこと。

)膝の前屈の角度を通常よりも大きめにセットし;左股関節部と左膝のラインに力を張り;左脚のインパクト軸を強く意識し;左足体重で;コンパクトなスイングを心がけること。

)クラブを通常よりも短くもち;ボールに対し近目に立つことが基本。

  

12.左足上がりのライからのショットの注意点

)スタンス幅を通常よりも広く取り、下半身を安定させ:右足の上に右肩が乗る形に構え:両肩のラインが地面に平行になる構えを作ることが必須の要件。

)右足体重に構えて:ボールはスタンスの中央よりも左足寄りであること。但し、グリップの位置は、右股関節の前とし、ハンド・レイトに構えること。

)左肩は、右股関節前までの深目の回り込みとし:テークは左手首のコックを通常よりもゆったりと浅い角度とし;斜面に対し沿う形で上げていくこと。

)膝の前屈の角度を通常よりも大きめにセットし;右股関節部と右膝のラインに力を張り;右脚のインパクト軸を強く意識し;コンパクトなスイングを心がけること。

)地面の傾斜の角度がクラブのロフトに重なるため:ボールが通常よりも高く上がり距離がその分でないので:クラブの選択時にそのことを考慮すること。

)ボールは、左に行きやすいので;スタンスをとる時体の向きを考慮すること。

12.左手3本指部のグリップの重要性

①アドレス時;②トップの折り返し時;③インパクト時に:左手3本指部のグリップが弱い(緩んでいる)と:インパクトで左手首部がヘッドの運動エネルギーを支えきれずに負ける結果、左手首部がハンド・アップ(凸形状)となるため;クラブのロフトが立って入る(被って入いる)ことになる。

   

Ⅹ3.バンカー・ショットの要点

1.     スタンスの取り方と準備態勢

)バンカーの外で、フェースを明確に開いた状態で:左手首を必ず「ウイーク」グリップとすること(左手甲が目標方向に「スクエア」)。

※ ボールを高く上げるためにサンド・ウェッジのロフト角を増やすのであり;その方法がフェース面を開くこと、フェースの面を上方に向ける作業なのである。従って、バンカーに入る前に;フェース面を上方に向けてからグリップすることが「フェースを開く」こと。

※ フェースの面を開いて構えるのは:フルショットしても「飛ばない」ようにするためなので;フル・スイング(高い位置でのトップの折り返しと「ゆったり」としたリズムのD/Sとスイングスピードを緩めずにきちんと打ち込み振り切るフィニッシュがが秘訣)すること。

(フェース面の開き具合は、バンカーの深さとピンまでの距離を考慮して;①時計の2時(基本)から②3時(顎がとても高いバンカーの場合)までの間にセットすること。

(フェースを開いてセットした上で;グリップし;3本指でしっかりとグリップすること。

)ピンの方向に対し両足がオープンになるオープンスタンスに構えて(但し、フェースの面はピン方向を指していることに注意);砂の中に靴を埋め込み;「ダフル態勢」を作る。

  2.バンカー・ショットのスイング

)靴がわずかに砂の中に入る程度に埋めて:ダフる体制を作ること。

)左足体重に構えて:両腕だけでスイングし;スイングは腰を使わない(手打ち)こと。

)右脇を軽く柔らかめに閉じて:左手小指を含む3本指でしっかりグリップした状態で:左手首のコックにより;ゆったりとしたリズムで;且つシャフトを足早に立ち上げていく。

)テークの始動直後からアウト・サイドに立ち上げていき;D/Sは必ずアウトサイドから打ち込んでいく。この時、スイングは、両足のラインに平行にスイングすることが重要。

※1打ち込む時、思い切り打ち込むこと(小手先の手加減は絶対に不可)

※2バンカーの顎が近く深い時は:思い切り打ち込むだけで;振り抜かないこと。

)顎の高さとピンまでの距離によって、58度(基本)/52度を使い分けること。

3.フェアウエー・バンカー(上記1.2.は、ガード・バンカーの場合の注意点)

)ボールがフェアウエーに在る場合と同じく通常のスイングをすること(テークバックもD/Sもインパクトも通常のスイングをして:ダフらないスイングをすること:ただし;靴をほんの僅かに砂にうずめる)。

)フェースは;ほんのわずかにしか開かない(距離があるときは、開かない)

   

Ⅹ4.パットの要点

1.     グリーンの傾斜及びパット・スイング

)グリーンに上る前に:グリーン全体の傾斜(一番高い場所と一番低い場所との関係)及びボールとカップとの位置関係の確認(全体の傾斜を考慮し両者の傾斜の関係を確認)。

)パッティングのラインは、必ず低い側から見てラインを読むこと。

※ボールとカップとを結ぶ線を底辺とした三角形の頂点であって;その底辺よりも低い側に行って;できるだけ低い姿勢で;目線を低くして;高低とその程度とを読むこと。

 2.アドレスの準備と姿勢

)膝から下は地面に対し垂直に立ち:背中と腰の間の背腰部位を凹上に反らせ;尻を浅目に突き出してフトコロを深くして構え;上体を前傾させ;頭が低い位置で地面に対し平行となること.

)僅かに腰を落とした低目の姿勢で上体を前傾させ:左肘は深く/右肘はやや浅めに曲げる変形の台形形状とし:両脇を柔らかく閉じて;両手首部がヘソと同じ高さにくる位置で;手首部をセットした上で;両手の親指がグリップ上で一直線上に在るようにセットすること。

)ボールをスタンスの中央線上で両目を結ぶラインよりボール1個分外側に置き:上体を深く前傾させて:効き目の右目でボールの右半分を捉え;「左手グリップ」が喉仏の真下に

(アゴより手前に)くるようにセットし;明確にオープンに構えること(ストロークのラインが)右目で見え易く構えるためにオープンスタンスに構えるが:両肩を結ぶそのラインはストロークのラインに対し平行であること。

)重心を右足に乗せて右足体重に構え:右足体重の姿勢でストロークすること。

2.     ストローク前の準備

)腕と手の余分な力を抜き、リラックスした状態で:左手小指部の2本指部でしっかりとグリップした上で;左首部の形状を固定し;右手人差し指の第一関節部で下支えすること。

)上体を深目に前傾させて構え:両脇を柔らかく緩く閉じて;左手首部を固定し;左肘の曲げ角度を一定の角度に固定し;左手首部がアゴの真下になるよう其の位置をセットする。

)①左手親指の腹側をグリップ部と密着させ:②左手の甲とフェースの面とが同じ向きになるようセットし:③右手の3本指(小指・薬指・中指)の各第3関節部がグリップの真下に来るようセットし、きちんとグリップして:④最後に、右手親指の腹と人差し指の第一関節部の腹とでしっかりとグリップして;その感覚をストロークに活かすこと。

)左手首甲部が方向性を支配し;右手親指の腹部が距離感を支配する(この時、フェースの面の向きと両手首の甲の向きとを同じに一致させ;固定子玉案でストロークすること)。

3.ストロークの開始前の準備作業とストローク

)ストロークを開始する前に必ず、カップの位置を目でみながら;ストロークしつつ距離感をイメージする(カップを正面にみながら;距離感をイメージした素振りを2~3回する)。

( 下りと順目はやや近くに;登りと逆目はやや遠目にカップの位置を想定すること。

)通常程度に息を吸い、僅かに吐いたところで:息を止めて;ストロークに入ること。

)テークは「ゆったり」としたリズムで;振り幅を小さくし;

)右手人差し指の第二関節部と親指の腹とでグリップした人差し指の第三関節の腹が

きちんとストロークする原動力となり:意識的に右手首甲側の角度/形状を固定したままで;

ストロークに入ること。

  

5.距離感の目安

)ロング・パットはスタンス幅を広めに;ショートパットはスタンス幅を狭めにとること。

)スタンスに対する足幅分の追加或いは減少で距離の(5歩、10歩)基準を作ること。

6.ボールを打ち出すライン

)スライスラインであれ、フックラインであれ、ボールが最初に曲がりだす地点に対し:ボールを打ち出していくこと(打ち出したボールが直進した後に;その地点で;最初に曲がりだすこと)。

)ボールがカップに入るためには;上り又は下り(及び逆目又は順目)に対するボールの転がりを加味したライン及び距離感のイメージの構築(ストロークの力加減)が必要。

)ボールがカップに入るラインは複数あることを念頭に、カップの周辺の傾斜と芝目とを入念に読むこと。

)カップ周りの曲り幅を大きく読むプロラインの方が、返しのパットが容易であること。

            謝 謝   最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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