2013プロ野球観戦記録NO.33
×埼玉西武 3 ー 4 東北楽天○
チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
東北楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 |
埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
【球場】
西武ドーム3塁側ベンチサイド
【責任投手】
○ハウザー2勝1敗
S田中22勝1S
●野上8勝7敗
【投手-捕手】
(楽)美馬、ハウザー、斎藤、田中- 嶋
(西)増田、高橋、野上、涌井 - 炭谷、上本
【本塁打】
鬼崎2号(西)、秋山12号(西)
【埼玉西武】スタメン
5ヘルマン
4片岡
7栗山
3浅村
8秋山
D中村
9金子
2炭谷
6鬼崎
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1増田
【観戦評】
楽天の優勝マジック2で始まったこの試合、ロッテと西武が共に敗れると楽天の優勝決定となる。従って、試合途中であってもハム-ロッテ戦の途中経過は気になる展開。先発は増田と美馬。今日の試合はローテの谷間で野上だと中4日なので、昨日同様中継ぎ待機で展開次第で2番手として打者1巡位の登板が想定される。
ドラ1増田は初先発で、今月に一度先発の機会があったが中止で飛んでいた。ロングの中継ぎ登板もこなしているので、試合を壊さない程度に5回まで何とか持ちこたえてもらえれば良いかな?そんな淡い期待を持って試合はスタート。
初回に不安定な立ち上がりを責められて1点を失うものの、その後は持ちこたえて4四球は頂けないが3安打1失点は良くやった部類で、5回1アウトでこちらもルーキー高橋へ交代して降板した。高橋は制球に苦しんだが銀次、ジョーンズを打ち取った。打線は3回に鬼、4回に秋山のソロ本塁打で逆転、5回に浅村のタイムリーで3-1と2点リード。
ただし、3回は先頭の鬼の本塁打に続いてチャンスが到来したが浅村の併殺打で逸機、4回も同様に先頭の秋山の本塁打後の出塁を活かせず。こういう時に確実に得点を重ねないと、今日の様な特殊な試合は後で苦しみが襲って来なければ良いのですが...。
さて、ロッテ戦の方ですが、途中までロッテがリードを広げていたようですが、中盤以降ハムが逆転して雲行きが怪しく。そして、試合開始時にはビジター1塁側内野席に空席が目立っていたのが、何時の間にかびっしりと埋まって来て、楽天の社員が駆け付けてきたのかな?
6回から野上が登板し7回にピンチを招き2死満塁でジョーンズに走者一掃の2塁打を浴びて3-4と逆転されヤバい展開に。楽天も美馬から2番手に昨日の先発ハウザーが西武ドームの西武ファンからの大ブーイング(昨日、クリCへの頭部死球で退場)を浴びて登板。7回にチャンスを得るも秋山が凡退。この頃からハムがリードしロッテ劣勢がスタンド内に知れ渡り始めたのか、楽天ブルペンにはエース田中が準備する姿が確認出来た。
そして遂に4-3と楽天1点リードのまま9回裏に突入、マウンドには1塁側だけからの声援を背に田中が今季初救援登板(WBCは除く)。西武は先頭の鬼が必死の形相で1塁を駈けこむ内野安打で出塁、1番のヘルマンはバントを2度失敗も田中の制球不安に乗じて四球を選ぶ。片岡のバント成功で1死2、3塁で打者はクリCと浅村。絶好の場面で田中の22連勝ストップへの期待もかかったが、クリが2球目をハーフスイングで空振りしたのをみて「これはダメだ」と呟いたが案の定3球3振で2死。浅村は150キロ超の直球を必死に振りに行くが追い込まれ、西武ファンの願いも虚しく連続三振で終わった。この結果、楽天のリーグ1位が決定した。
【2013プロ野球観戦履歴】
NO. | 日 付 | 球 場 | 本拠地チーム |
対戦チーム |
スコア | 先発投手 | 先発投手 | 勝利投手 | メモ |
1 | 3/08 | 東京ドーム | 日本 | 台湾 | ○ 4-3 × | 能見 | 王建民 | 牧田 |
WBC第2ラウンド |
2 | 3/10 | 東京ドーム | 日本 | オランダ | ○16-4 × | 前田 | コルデマンス | 前田 | WBC第2ラウンド |
3 | 3/12 | 東京ドーム | 日本 | オランダ | ○10-6 × | 大隣 | ベルクマン | 大隣 | WBC第2ラウンド |
4 | 3/17 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 阪神 | ○ 3-2 × | 石井 | 藤浪 | 石井 | オープン戦 |
5 | 3/23 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 横浜DeNA | × 3-4 ○ | 菊池 | 鄭凱文 | 鄭凱文 |
オープン戦 |
6 | 3/30 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 北海道日本ハム | ○ 4-2 × | 菊池 | ウルフ | 菊池 | 開幕カード |
7 | 4/27 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 東北楽天 | × 2-9 ○ | 岸 | 則本 | 則本 | |
8 | 4/28 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 東北楽天 | ○ 15-1 × | 菊池 | ダックワース | 菊池 | |
9 | 5/04 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 北海道日本ハム | ○ 9-7 × | 岸 | ウルフ | サファテ | |
10 | 5/05 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 北海道日本ハム | ○ 2-0 × | 菊池 | 武田勝 | 菊池 | 菊池、完封勝利 |
11 | 5/06 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 北海道日本ハム | ○ 1-0 × | 十亀 | 鍵谷 | 十亀 | 十亀、完封勝利 |
12 | 5/14 | 明治神宮野球場 | 東京ヤクルト | 埼玉西武 | × 3-4 ○ | 村中 | 十亀 | 岩尾 | 岩尾プロ初勝利 |
13 | 5/18 | 東京ドーム | 読売 | 埼玉西武 | ○2x-1 × | 菅野 | 岸 | 西村 | サヨナラ負け |
14 | 6/01 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 東京ヤクルト | ○ 3x-2 × | 岸 | 小川 | サファテ | サヨナラ勝利 |
15 | 6/02 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 讀賣 | ○ 5-1 × | 十亀 | 内海 | 十亀 | 交流戦 |
16 | 6/16 |
西武ドーム |
埼玉西武 | 横浜DeNA | ○ 7-1 × | 岸 | 藤井 | 岸 | 交流戦 |
17 | 6/22 | 西武ドーム | 埼玉西武 | オリックス | × 3-4 ○ | 十亀 | 井川 | 井川 | |
18 | 7/07 | 西武ドーム |
埼玉西武 |
千葉ロッテ | ○ 11-2 × | 岸 | 大嶺 | 岸 | ロッテを3タテ |
19 | 7/12 | Kスタ宮城 |
東北楽天 |
埼玉西武 | × 3-4 ○ | 戸村 | 菊池 | 岡本洋 | 延長12回を制す |
20 |
7/13 | Kスタ宮城 |
東北楽天 |
埼玉西武 | ○ 3-1 × | 則本 | 十亀 | 則本 | |
21 | 7/27 | 西武ドーム | 埼玉西武 | オリックス | × 2-7 ○ | 涌井 | 井川 | 森本 | |
22 | 7/28 | 西武ドーム | 埼玉西武 | オリックス | ○ 7-0 × | 岸 | ディクソン | 岸 | |
23 | 8/17 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 東北楽天 | ○3x-2 × | 牧田 | 辛島 | サファテ | 大崎サヨナラ安打 |
24 | 8/18 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 東北楽天 | ○ 12x-11 × | 岸 | ダックワース | 増田 | 連日のサヨナラ勝利 |
25 | 8/24 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 福岡ソフトバンク | × 3-7 ○ | 牧田 | 攝津 | 攝津 | |
26 | 8/25 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 福岡ソフトバンク |
× 2-5 ○ |
野上 | バリオス | バリオス | |
27 | 8/31 | 西武ドーム | 埼玉西武 | オリックス | ○ 2-1 × | 野上 | ディクソン | ウィリアムス | |
28 | 9/01 | 西武ドーム | 埼玉西武 | オリックス | × 1-7 ○ | 西口 | 八木 | 海田 | 西口初回KO |
29 | 9/07 | QVCマリン | 千葉ロッテ | 埼玉西武 | ○ 1-0 × | 松永 | 野上 | 服部 | |
30 | 9/09 | QVCマリン | 千葉ロッテ | 埼玉西武 | ○ 4-3 × | 古谷 | 岡本洋 | 古谷 | 9/8雨天中止振替 |
31 | 9/15 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 千葉ロッテ | ○ 3x-2 × | 岡本洋 | 古谷 | 増田 | サヨナラ勝利 |
32 | 9/24 | 西武ドーム | 埼玉西武 | 東北楽天 | ○ 4x-3 × | 十亀 | 則本 | サファテ | サヨナラ勝利 |
※注意=「スコア」は本拠地チームから見た結果。赤色は西武の勝利。「先発投手」はホーム - ビジターの順番