kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『マン・オブ・スティール3D』を観て

2013-09-21 22:11:10 | 映画・ドラマ、アクション

13-74.マン・オブ・スティール3D
■原題:Man Of Steel
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:143分
■料金:2,100円
■観賞日:9月21日、新宿ピカデリー(新宿)

□監督:ザック・スナイダー
◆ヘンリー・カヴィル
◆エイミー・アダムス
◆マイケル・シャノン
◆ケヴィン・コスナー
◆ダイアン・レイン
◆ウォーレンス・フィッシュバーン
◆ラッセル・クロウ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダーが監督を務めたスーパーマン誕生までの物語を紡ぐアクション大作。過酷な運命を受け入れ、ヒーローとして生きることを決意する主人公の苦難の日々を驚異のアクションと共に描き出す。
マーサとジョナサンの夫婦に育てられたクラーク・ケント。クラークは地球から遠く離れた惑星・クリプトン星で生まれた。クリプトン星では機械によってあらかじめ目的を刷り込まれた状態で生み出されるこの惑星にて数百年ぶりに自然出産による男の子が産まれた。クリプトン星の住民は高い文明を持つ社会であったが、星は長年に渡る採掘行為のために、内部崩壊の危機にあった。星の滅亡を予測したジョー=エルが地球に送った彼の息子だった。軍事担当でジョーの友でもあったゾッド将軍がクーデターを起こしジョーにも協力を仰ぐが、結局クーデターは不成功に終わる。
そんなあるとき、地球上の南極でクラークが地球に訪れる遥か昔に地球に漂着したクリプトン星の探査船が発見される。自分の正体を知り、自分の力を地球の人々のために使うと決め、旅を終えて母マーサの元へと戻るクラークであったが直後に地球の衛星軌道に謎の宇宙船が飛来する。その正体はクリプトン星より追放されていたゾット将軍とその一味であった。帰る星を失ったゾットらはかつてクリプトン星の人間が入植のために調査していた惑星群を放浪しながら装備を整え、クリプトン人の再興を行うためにコデックスを所持しているクラークを追っていたのであった。
クラークはゾッド将軍との激しい戦闘を制し何とか撃退、自らはロイスが勤める「デイリー・プラネット新聞社」に記者として入社することになった。これがスーパーマン誕生前日譚の真相だった。

前日譚物語としては最近では「猿の惑星」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズが挙げられるが、「スーパーマン」誕生の前日譚である本作はクラーク・ケントが「カル=エル」としてクリプトン星で産声を上げる直前からを描いているので分かり易かったし、物語のテンポも良く充分楽しめた。
俳優陣も豪華でクラークの地球での両親がケヴィン・コスナーとダイアン・レインとは凄いし、クリプトン星での実父はラッセル・クロウだがこちらは冒頭だけにしか登場しない。ゾッド将軍役のマイケル・シャノンは最近出演作が多い俳優だ。


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