kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『貞子3D2』を観て

2013-09-14 21:01:32 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

13-71.貞子3D 2
■配給:角川書店
■製作年、国:2013年、日本
■上映時間:96分
■料金:2,200円
■観賞日:9月14日、角川シネマ新宿(新宿三丁目)



□監督:英勉
◆瀧本美織
◆瀬戸康史
◆石原さとみ
◆大沢逸美
◆平沢宏々路
◆田山涼成
◆山本裕典
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
大ヒットを記録したJホラー『貞子3D』の第2弾。原作者の鈴木光司書き下ろしで、新たな貞子の子にまつわる呪いの連鎖の恐怖を3Dで映し出す。
娘の凪を生んだ後、鮎川茜は死亡し、安藤孝則は妹の楓子に娘を託して身を潜める。世間では謎の死亡事件が頻発し、捜査が進むうちにそれが5年前の「呪いの動画」事件に関係することが明らかに。やがて楓子はそれらの死が凪の周辺で起きていることに気付き、過去の事件を調べ始めるのだが……。

貞子がシリーズ化されての2作目で、前作は後半で貞子がクモ女と化してホラーなのかコメディーなのか分からなくなった様な展開で、2作目の本作は橋本愛から瀧本美織へヒロインが交代した。
本作は前作の続編で前作から5年後という設定。凪の母親の茜は出産時に亡くなったと聞かされています。楓子は楓子なりに凪を愛そうとしますが、凪はなつかず困惑の日々は続く。凪が描いている絵も不気味です。ところで、孝則は病院の警備員として働いています。凪については楓子にまかせっきり。楓子は大学で臨床心理学を専攻していました。悩んだ楓子は、研究室の教授に相談しますが教授は軽く考えていました。

孝則は、自分が勤める病院の一室に楓子を連れて行きます。茜が、植物状態で眠っていました。髪が2メール以上伸びています。凪に会わせたいという楓子に孝則は答えます。「凪を母親に会わせれば、"貞子"が覚醒する」。 こういう状況の中、凪が保育園から失踪したのです。楓子は凪を懸命に探します。
前作で貞子を体内に取り込み死んだと思われていた茜は実は生存していて、人が近づけないような地下で半端なく長い髪の茜が横たわっていた。だが茜は駆け付けた垣内刑事に撃たれて即死。その後いきなり井戸が出現。傍らには楓子の姪、凪がおり、井戸から大量の赤い液体と共に貞子が現れ凪を引きずり込もうとするが、茜が貞子から取り戻しそこでハッピーエンド的な終わり方に。

その後、女の子達がスマートフォンをいじっている画が大量投下され、その中には髪の長い女性も・・・・。凪も。再生した"貞子"として。

「貞子」がシリーズ化の道を辿りそうだが、早くもマンネリ気味でストーリー的にみても「怖さ度」の低いホラー映画になっているので、これを挽回するのは難しそうだ。ヒロインが橋本愛から瀧本美織へ交代したのはある意味で良かったが、1作目よりは辛うじて良かった程度だ。


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