犬猫と日向ぼっこ

ミックス犬と二匹の猫と一緒に送る毎日の記録と庭の草花の栽培日記。また、旅行先での記録などを綴る。

子供の頃の家族写真

2006-10-26 15:15:03 | 思い出
子供の頃に家族で写った写真が出てきたので、姉が写真屋で修正して

もらったのをくれた。

二枚あったが、一枚は丹前を着た父、サザエさんのような頭の母の前に

姉、兄 私が手に人形を持って並んで座っている。

後ろのくだけた両親の服装に比べ兄はなぜか学生服のようなものを着て

きまっている。私はスモックにズボン、姉は毛糸の半そでにジャンバースカート。

写真を見て姉に「この半そでの毛糸のセーター、嫌いじゃったよね。

なんか、ちくちくして。」と私。あの頃はサマーヤーンと言うものがないので

冬の毛糸で半そでを編んでいるのでチクチクした。


もう一枚の写真、ちょっと姉と話が盛り上がったのが着物姿で移っていること。

それも、お祭りのような着物じゃなくて、ネルのいわゆる“寝巻き”。

お雛様の前に子供だけで並んで写っている。

ネルの寝巻きの上にちゃんちゃんこを着て。

私が「この寝巻きの柄と色、覚えとるよ」と言うと、姉も覚えていると

言っていた。前述の写真の私が来ていたスモックも色や形を覚えている。


あの頃 パジャマと言うものはなく、夜寝るときは夏は浴衣、冬は

ネルの寝巻きだった。夏はともかく、冬は布団に入るとき寝巻きのすそを

足ではさんで入らないと上にたくれあがって(意味 分かりますでしょうか)

足が寒くなる。なかなかコツが要った。もちろん雪が降る頃には

この寝巻きの下に厚いズボン下をはいていた。

コタツは 時代劇に出るようなもので、少しあとに品川アンカという豆炭一個を

入れたあんかが出回った。

毛布も今のようなあったかいものではなかったので、厚着をしていた。

この写真の私は姉が言うには3才くらい、昭和30年頃の話です。

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