半泊で発見したフジバカマ?
こちらは秋の七草のひとつ、フジバカマ(藤袴)。…と思いきや、詳しく調べていくうちにそっくりさんの可能性が出てきました
キク科のフジバカマは関東以西、四国、九州および朝鮮半島と中国に分布し、川岸に生える多年草で、河川環境の変化などでその数は激減していると言われています。フジバカマの特徴はその葉に付き方にあって、一箇所に3枚の葉がつくことと、茎と葉の間に葉柄(ようへい)があることがあげられます。
しかし、私がカメラに納めてきたこれらの花は、どうやら葉が茎に直接付いているようなのです。そのことから、フジバカマではなく、同じキク科のヒヨドリバナの可能性が出てきたのです
さらに、こちらの赤みを帯びた花はサワヒヨドリの可能性が出てきました。本当のところはよく分かりません。ただ、フジバカマもヒヨドリバナもサワヒヨドリも同じキク科ヒヨドリバナ属であることは間違いないので、フジバカマもこのような花の形をしていると思って下さい
山野草の分類って本当に難しいですねー でもこうしてブログに写真を載せるようになって、今まで気付かなかった植物たちをたくさん発見することができるようになりました。意識して歩いてみると、日頃歩き慣れた道にもステキな花を見つけることができるものです。
クズ・ナデシコ・ハギ・フジバカマ・オバナ(ススキ)・オミナエシ・キキョウ。
皆さんは秋の七草をいくつ見つけられましたか?