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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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囲碁の天才少女、10歳で最年少プロに

2019-01-11 21:00:00 | プロ棋士

今春、日本囲碁界で史上最年少の10歳のプロ棋士が誕生する。大阪市此花区の小学4年生、仲邑菫(なかむらすみれ)さん(9)で、囲碁先進国の韓国で修業を積み、「世界一になる逸材」として、日本棋院が新設した小学生までの採用制度「英才特別採用推薦棋士」の第1号として迎えられる。
日本棋院が5日に発表した。菫さんは、4月1日付、10歳0カ月で日本棋院関西総本部(大阪市)の所属棋士になる。9年前、11歳6カ月でプロ入りした藤沢里菜女流本因坊(20)を抜く最年少記録となる。
      (朝日新聞より抜粋)

     ○ ● ○

囲碁天才少女の話題でテレビ・新聞などマスコミは大きく取り上げていましたね。
日本棋院の「英才特別採用推薦棋士」の第1号ということですが、昨年は「女流特別採用推薦棋士採用者」で4名が採用されました。

日本では男性優遇が社会問題になっていますが、囲碁界では女性優遇の流れですね。
囲碁普及という面では女性の方が「親しみ感」があるということでしょうか。

日本棋院も棋士育成ということで制度を整えているようですが、「英才特別採用推薦棋士」も一人でなくチームで育成してはどうかと思いますね。
過去、千葉市幕張に「日本棋院・囲碁研修センター」があり、プロ棋士育成に成果を挙げてきました。このような環境が必要ではないかと・・・。

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1年前の記事(2018-01-11):羽生善治氏・井山裕太氏の国民栄誉賞を正式決定

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第2回群馬・埼玉少年少女囲碁交流対抗戦

2019-01-09 21:00:00 | こども囲碁

「埼玉、群馬に勝利」
熊谷で埼玉と群馬の小中生が囲碁交流戦全国的にも珍しい隣県同士での大規模大会

囲碁を打つ埼玉県と群馬県の小中学生95人(埼玉47人、群馬48人)が一堂に会した「第2回埼玉・群馬少年少女囲碁交流対抗戦」が1月6日、熊谷市中央公民館で行われ、埼玉が勝利した。

競技はノーハンデ戦(各12人)とハンデ戦(各35人)に分かれて行われた。前者は両チームが4人ずつ3組に分かれ、後者は棋力順に5人ずつ7組に分かれ、相手を変えて前者は4局、後者は5局打って組ごとに勝敗を決めた。合計10組の勝敗は埼玉の6勝4敗。
      (埼玉新聞より抜粋)

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対戦結果
■チーム成績(各10チーム) 群馬:4勝6敗
■個人成績
 ・ノーハンディ戦(各12名)群馬:14勝34敗
 ・ハンディ戦(各35名)  群馬:76勝98敗
 ・ 計 (各47名)    群馬:90勝132敗

群馬の成績はチーム戦で4勝6敗と接戦のようですが、個人の合計では90勝132敗とかなり差がありました。
ハンディ戦の段級位も埼玉の方が3~4ランク上で、埼玉の選手層の厚さを見せつけられた大会となりました。

昨年の第1回は群馬が153勝70敗と圧倒したのですが、埼玉は選手の選抜で苦労したようです。
群馬としては今回の敗戦にどう対応していくか、ムズなところで・・・。


ノーハンディ戦勝利チーム

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1年前の記事(2018-01-09):第1回群馬・埼玉少年少女囲碁交流対抗戦

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新春お好み囲碁対局2019/NHK・Eテレ

2019-01-07 21:00:00 | テレビ番組

「新春お好み囲碁対局/東西若手棋士・著名人/混合ペア碁対決」1月3日
出場者:
【棋士】:大西研也・三段、金子真季・初段、姜ミ侯・三段、稲葉かりん・初段
【著名人】:新井素子(作家)、森下大地(俳優)、豊川孝弘(将棋棋士)、みう(お笑い芸人)
・解説:小松英樹 九段 ・聞き手:戸島花
    (NHK、HPより抜粋)

     ○ ● ○

今年の「新春お好み囲碁対局」は4ペアによるトーナメント戦でした。
1回戦・第1局:(黒)姜 ミ侯三段・みう VS (白)金子真季初段・豊川孝弘
・1回戦・第2局:(黒)大西研也三段・新井素子 VS (白)稲葉かりん初段・森下大地
・決勝戦:(黒)金子真季初段・豊川孝弘 VS (白)稲葉かりん初段・森下大地

結果は稲葉かりん初段・森下大地ペアが、金子真季初段・豊川孝弘ペアを破って優勝でした。
昨年の「新春お好み囲碁対局」はゲーム感覚で囲碁ファンとしてはドーモ感があったのですが、今年は普通のペア碁で「よかった感」でした。

著名人では新井素子さんは囲碁の随筆で知っていましたが、あと3人は初めて聞く名前でした。
豊川孝弘さんは将棋棋士、森下大地さんの父は将棋棋士の森下卓九段と、将棋関係の出場者が2名・・・。

観戦していて、自分と同じような間違いをした場面では何故かホッとした気分になります。誰でも間違いはあるんだと・・・。
ただ、それを笑って済ませていては進歩はありませんね。

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1年前の記事(2018-01-07):囲碁書籍/碁が強い人はどのように上達してきたか?

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芝野虎丸七段が最多勝、対局数1位!

2019-01-05 21:00:00 | プロ棋戦

2018年の日本棋院公式棋戦は12月27日で終了し、年間最多勝ち星、対局数、勝率、連勝ランキングが確定しました。
・最多勝利 芝野虎丸七段 46勝 2年連続2回目
・最多対局 芝野虎丸七段 69局 2年連続2回目
・勝率1位  富士田明彦六段 .837 初
・連勝記録 小池芳弘三段 19連勝 初
      (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

芝野七段の2年連続の最多勝、最多対局は快進撃ですね。
ただ前年に比べると勝率が低くなっています。上位棋士との対局が多く、やむなしか・・・。

一力八段は最多勝、最多対局で2位。藤沢里菜さんも同2部門で3位につけており、安定した活躍ぶりです。

井山7冠の一角を崩した許家元碁聖、2017年は勝率1位、最多勝2位だったのですが、2018年は各部門ベスト5のに入っていません。上位の選手層が厚くなったのでしょうか・・・。

圧倒的な強さを誇った井山さんに続く第一集団で抜け出すの誰か・・・。

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1年前の記事(2018-01-05):新春お好み囲碁対局2018/NHK・Eテレ

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新年打ち初め/2019

2019-01-03 21:00:00 | ルネサス/囲碁部

今日はO氏宅で恒例の「打ち初め」を楽しみました。
メンバーは7名、元勤務先の囲碁仲間とO氏の知人です。

私の成績は2勝3敗、棋力上位者に勝てないのは実力不足ですね。
棋力アップは「限界」と思いたくないのですが、ムズなところで・・・。

昨年のネット碁の成績は何とか5割をクリア、課題は「粘り」が足りなくなっていることでしょうか。
粘り強くなるにはどうすべきか? 納豆やトロロを食べてもダメでしょうね。
ただ、粘着質の人はドーモという人もいます。この辺りがムズなところで・・・。

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1年前の記事(2018-01-03):新年打ち初め/2018

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2019年/元旦

2019-01-01 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

明けましておめでとうございます。

今年、こども囲碁教室生徒への年賀状メッセージは「勇気を出して打ち込もう」。
これは囲碁だけでなく、いろいろな分野への姿勢とも言えますね。

ただ、このメッセージも「たそがれ世代」にはチト苦しい。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られないよう地道に・・・。

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 歌謡曲「三百六十五歩のマーチ」

 一日一歩 三日で三歩 
 三歩進んで 二歩さがる
  ・
  ・
 あなたのつけた 足あとにゃ
 きれいな花が 咲くでしょう

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1年前の記事(2018-01-01):2018年/元旦

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