井山裕太棋聖に山下敬吾九段が挑戦する第43期棋聖戦七番勝負が1月10、11日(木、金)に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われた。結果は、井山が172手まで白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は21、22日に鳥取県境港市「夢みなとタワー」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山好発進、開幕戦で山下降す」 「山下、盛り返すも・・・」
(週刊碁、見出しより)
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開幕戦を制した井山棋聖、苦しい展開ながらも相手のミスを誘っての勝利でした。
敗れた山下九段、形勢判断に悲観し自滅か・・・。
これまで井山-山下の7大タイトル挑戦手合は11回と最多、井山さんが10-1と圧倒。山下さんにとっては天敵ですね。
井山さんの先勝ということで、予想としては山下さん苦戦模様。それでも平成最後の棋聖戦、「平成四天王・山下」の意地を見せてほしいですね。
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今回の対局地は東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」。棋聖戦ではお馴染みです。
明治の元勲である山県有朋が明治11年に購入、自分の屋敷として「椿山荘」と命名したとのこと。
昨年のNHK大河ドラマ「西郷どん」、山県は西南戦争で政府軍の指揮をとっていましたね。
最期の西郷どん、胸中はいかに・・・。
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